概要

種族

ヴァーナ（猫）　:性別|オス　:年齢|27

髪色

茶髪　:瞳色|黄色　:肌色|薄い小麦色　:出身地|無限の砂漠のどこか

「ニシシ！そんなにカリカリしてるから、孤立するんだぜぃ」

マイペースな皮肉屋で常に笑みを浮かべている青年。
軽口が多くのらりくらりとして各地を転々としている流浪の民。
地方の僻地に家があり、そこに骨董品や魔道具などを溜め込んでいる。
浪費癖と収集癖があり、気に入ったモノがあると売り物でなくても買い取れないか交渉しがち。

本名は「チサ＝グリナット・マルタビー」
茶虎の｜猫族《アウリク》。

嗅覚に優れており、罠の匂い（犠牲者の血）を判別する事もできる。
しかし強烈な死臭や腐臭の漂うダンジョンでは無自覚だが調子が悪くなり罠判別の勘も鈍るようだ。

「うちに何の用だぜぃ」
「お前さんがた、その様子じゃ先が思いやられるぜぃ」

戦歴

魔導銃を武器として戦う｜銃術士《ガンスリンガー》であり、
戦場を踊るように駆け巡り、仲間の手を引く｜舞踏家《ダンサー》であり、
誰よりも早く戦場を支配し、屍の山を築く｜斥候兵《スカウト》である。

元々はただ乱れ撃つだけだったが、仲間の助言を基に考えながら戦うようになり、
現在は、身軽な動きと鋭い勘を活用し、敵の陣形をかき乱すトリックスターとなった。

愛銃のキャリバーは、幼少の頃のキャラバンの商品だったもの。
｜遺跡《ダンジョン》から発掘された2丁1組の双子の銃であり、拡張パーツも分解して売り捌いてしまった。

ギルド爪折として活動して得た報酬や、仲間の目を盗んで得た臨時収入を使って片割れの銃を買い戻した。
「神経を研ぎ澄ませて……視野を広く……めんどくさいけど、やってやるぜぃ」

格上のモンスターとの連戦で命の危機を本能で理解した。
火力でごり押しする戦法から、攻撃を見切り華麗な身のこなしで回避するスキルを磨いた。

ネクロマンサー戦にて、敵の足止めをしている間に倒れていく仲間に対して無力感を味わう。
もっと力があればと生まれて初めて神に祈り、＜武神グランアイン＞の加護を得た。

縄張り争いに負けたゴブリンの群れを助けた見返りとして、サンドワームの竜石を愛銃に組み込んでもらった。
強烈な反動を逆噴射で相殺することで、竜の爪すら破壊する爆発力を秘めた｜竜石装甲式魔導銃《ネイル・ブレイカー》と
身体の一部と思えるほど手に馴染んだ愛銃の｜発掘魔導銃《ルミナス・キャリバー》を扱う。

ディアスロンド防衛線後に、旧知の仲のキルドに魔導銃の件について相談した。
キルディア建国当時5歳だったチサは、売り物である「｜自らの意思で動く《ホムンクルス》錬金銃」を使い、狩りの手伝いをしていた。
キルドが組織的共同社会を無限の砂漠に立ち上げる際にこの錬金銃を購入し、駄々をこねる幼きチサに対して「大人になったら君に返そう」と約束をしていたらしい。
そんな理由もあり、ミースに戻った際に錬金銃由来の拡張パーツ「｜自動照準器《ホムンクルス》」と「｜拡張マガジン《アルケミスト》」を入手した。

エルクレストカレッジにて、人生初の授業を受けることとなった。
退屈すぎて居眠りばかりだったが、実技においては天賦の才を発揮する。
極東の国出身の優等生、サヲリ・カタリナのお節介から友人となる。
彼女と共に模擬戦トーナメントでを経て、彼女の扱う示現流の極意の一部を習得した。
また、シーフ学基礎・応用シーフ学・射撃実習の単位を取得したことで、独学だったシーフとしてのスキルが成長した。

チサにとって、同じ旅路を歩む仲間は家族。
最初は失った家族のために独りで歩んできた旅路だった。
今では新しい家族と共に、手を取り合って旅路を歩む。
今度は笑ってお別れができるように。

家族と積み重ねた日々が、やがて抱えきれない程の宝物に変わった。
過去を拾い集める冒険は、未来を掴んだ冒険譚となった。
家族に守られた日々、新しい家族と歩んだ日々、
そして今度は、キャラバン隊が悲しい思いをしない世界を作るため
世界を巡る大商会を作る夢を抱いて、新たな行路を開拓していく。

だって、今まで訪れた商人たちとは酒を飲み交わした仲で
巨大な船には沢山の財宝を詰め込めるんだぜぃ！

パーツ一覧

｜発掘魔導銃《ルミナス・キャリバー》：単発式の古びた魔導銃。
＋｜螺旋式銃身《ライフリング・バレル》：弾道のブレを抑える機構。中距離における超精密射撃を補助する。
＋｜反動式銃床《バンプファイア・ストック》：連続射撃を可能にする機構。刹那の範囲攻撃を可能にする。
＋｜拡張弾倉[錬金]《アルケミー・マガジン》：錬金術由来のパーツ。弾丸に属性を付与する。
＋ストラップホルダー：装飾具を装備するための機構。

｜短機関式魔導銃《マシン・キャリバー》：高威力の連続射撃が可能な機関部を持つ魔導銃。その反動で銃が自壊する。
↳｜竜石装甲式魔導銃《ネイル・ブレイカー》：ゴブリンの鍛冶師によって追加された反動抑制機構を持つ魔導銃。
＋｜拡張弾倉[炸裂]《インパクト・マガジン》：弾丸に魔力を込める機構。魔力が臨界した弾丸は、着弾と同時に爆発する。
＋｜自動照準器《ホムンクルス・サイト》：錬金術由来の人工生命が宿っている照準器。｜偏差射撃補助《オートエイム》機能を持ち、使用者のフェイトを喰らって魔力を充填する。
＋ストラップホルダー：装飾具を装備するための機構。

｜降霊装具[光]《マライカ・クリスタル》：光の精霊が好む装飾具。煌めく宝石があしらわれている。
｜降霊装具[闇]《ディアボロス・タグ》：闇の精霊が好む装飾具。喪った家族の名前が綴られている。
｜降霊装具[水]《マリッド・チャーム》：水の精霊が好む装飾具。絹が編み込まれた飾り紐。

戦闘の心得

狩猟の心得[｜一箭双雕《いっせんそうちょう》]（ワイドアタック/ピアンシングストライク）
両親から教わった獲物の少ない砂漠で狙った獲物を逃がさないためのスキル。
複数の獲物を貫通して射抜く弾道制御や銃声が重なるほどの早撃ち技術の総称。

探索の心得[｜猫の道《ハイドアンドシーク》]（ファインドトラップ/トラッキング/アンチトラップ/トラップ探知・解除）
幼少の頃から現在に至るまで遺跡攻略に関わることで培ってきたスキル。
ダンジョン攻略に関する身を潜め、罠を見破り、お宝を発見する技術の総称。

奇襲の心得[｜猫騙し《フェイクアウト》]（インタラプト）
人間や知性のある相手と戦う中で習得した、相手を驚かすためのスキル。
猫族特有の動体視力で獲物を観察し、集中を乱したり攻撃の予備動作を止めるために空砲や威嚇射撃を行う。

回避の心得[｜ねこっとび《キャットウォーク》]（バタフライダンス）
生まれ持った身体能力の高さが、戦場で生き延びるための身のこなしへと昇華したスキル。
猫族由来の脚力で立体的に動き回ったり跳ねたりすることで相手の攻撃が避けやすくなる。

戦術の心得[｜先の先《イニシアチブ》]（エンカレッジ/カリキュレイト/アデンダム）
他の種族よりも短い時間単位で生きる猫族の特徴を極めることで獲得したスキル。
誰よりも早く状況を理解し行動を起こすことで、一足早く、一手多くアクションを行うことができる。

舞踏の心得[｜祓舞《ダンスマカブル》]（各種ステップ）
仲間たちの信仰する舞や祈祷の動きを応用することで編み出した、独特な歩法のスキル。
部族に伝わる舞を取り入れることで邪念を祓い、精霊の加護を得ることができる。

殺人の心得[｜死を謳え《アルスモリエンディ》]（インターフィアレンス/ストレイトショット/ダブルショット）
長く続いた戦闘の中で、より効率的に、より確実に相手を殺すために研ぎ澄まされたスキル。
敵の攻撃を打ち落とし、受けきれない程の連撃を急所に打ち込むことで何もさせずに命を奪う。

一撃の心得[｜示現流《チェスト！》]（ブレイクスラッシュ）
カヲリ・サタリナとタッグを組み、日々訓練に励む中で、彼女から教わったスキル。
圧倒的な破壊力によって盾も鎧も粉砕する示現流の絶技。

学園の称号[｜学園一の実力者《バンガード》]（称号スキル）
エルクレストカレッジで認可された熟練の冒険者の称号。
遺跡攻略・イリーガル退治・都市防衛戦などの冒険で培った実力が評価された。

不屈の心得[｜死なずの九生《ナインライブス》]（ハードラック/ダンシングヒーロー）
絶望的な状況にも立ち向かい続ける不退転の覚悟を示すスキル。
殺しても死なず、攻撃を避ける事さえできないという強敵を前にしても、仲間がいるから立ち上がる。

チサの心得[｜爪折《フォールドネイル》]（時の支配者/ドッジスラッシュ）
今までの冒険の集大成。チサの積み重ねた日々がスキルとして完成した。
強大な敵を前にしても、敵のペースに呑まれずに戦い方を貫く姿勢は、後世に語り継がれる。

成長予定

関係

レニ
①協会で半ば強引にクエストに誘われて以来、俗っぽいところに好感を持っている。
「軍資金が手に入ったらよぅ、また遊びに行こうぜぃ」
②戦闘中にめっちゃ圧をかけてくることに気が付いた。
「なんか、レニと一緒に戦ってると倍くらい疲れるぜぃ」
③カジノで無謀な賭け方を見て呆れたが、気の合う悪友といった印象。戦闘中も助かってる。
「負けたら倍額を掛ければ絶対に負けないんだぜぃ」
④パーティの潤滑油として器用に立ち回る姿を見て、自身の器用貧乏さを自覚する。
「それはそれとして、日ごろの行いを良くしないと神に見放されちまうぜぃ」
⑤酒場や賭場に何度も通った悪友。そして、誰よりも心を許した仲間である。
「なぁ、レニ。次の町でどっちが先に良い酒場を見つけるか賭けないか？」


マーガレット
①堅物その１。聡明な知識人って感じでイケすかない。嫌いではないけど苦手。
「うへぇ、真っ当すぎて眩暈がするぜぃ」
②戦闘中にごちゃごちゃ言ってきて鬱陶しかったけど、その成果を実感しつつある。
「こいつ戦ってる時にごちゃごちゃうるさいんだぜぃ」
③交渉の際に頼られたりして、悪い気持じゃなかった。悪巧みに相乗りしてくれない事に目を瞑ればいい仲間。
「そんな目で見ないで欲しいぜぃ、誰にだって運が悪い時はあるからな～」
④罠感知に失敗した際に助けられた。何かと気に掛けてくれているようで、かなり助かっている様子。
「いつもお世話になってるぜぃ。次はウチが守ってやるからな～」
⑤この冒険を先導し続けたお転婆エルフ。未熟で無学なチサにとっては彼女の知性は輝かしいものだった。
「なぁ、マーガレット。次はどこに向かうんだ？今度はどんなお宝にであえるのかなぁ」


アイク
①堅物その２。マーガレットの付き人。自己主張少な目でよく分からん。
「もっと肩の力を抜いた方がいいぜぃ」
②戦闘中の動きが遅くて、ノロマだなと思っている。彼のパーティでの役割を理解していない。
「もっと頑張った方がいいと思うぜぃ」
③強大な敵に勇敢に突き進む姿を見て、自分にはない強みを嫌でも理解する。
「お前、意外とやるやつなんだなぁ、見直したぜぃ」
④ジャイアントキリングを続けるアイクに対して、自身の火力の足りなさを痛感する。
「アイクがいれば百人力だな～。ウチも負けないように頑張るぜぃ」
⑤戦場で技を磨き合い、競い合ったライバルであり、その力強さに憧れていた。
「かっこいい所はアイクに譲ってやるぜぃ。だから、とっておきをお見舞いしてくれよなぁ」


物部
①物珍しいアーシアン。自分が囲ってしまえば恩恵を独り占めできる。
「先立つものが必要なら、うちが面倒みてやるぜぃ」
②すごそうなポーションを大量に使っているので気が気じゃない。彼の器用さでも一儲けできそう。
「そんな凄そうなポーションを軽率に使わないで欲しいぜぃ」
③肉壁となり守る姿を見て、ただのアーシアンから仲間として認識し始める。
「ウチは先陣を切るから、後ろにいるアイツらのことは頼んだぜぃ」
④何度も死にかけながら身を挺して仲間を守る根性を高く評価している。
「助けて貰ってばかりだからな～。今度の戦いでは楽をさせてやるぜぃ」
⑤無茶な戦い方を続けてきた理由は、縁の下の力持ちとして、物部がいてくれたからだ。
「いつも助けて貰ってばっかりだなぁ、物部も欲しいものがあったら遠慮しないで言ってくれよなぁ」

過去

属していたキャラバン隊が全滅した際に1人生き延びたが、骨を拾う事もできなかった。
かつて自分たちが取り扱っていた商品しかキャラバン隊での思い出の品が残っておらず、
それらを買い戻すために冒険者として各地を転々としている。

キルディア共和国のキルドさん（キルディア共和国主席の人格者）と知り合い。
所属していたキャラバン隊の時のお得意さんの一人。
"新しき街"ミース（キルディア共和国の首都）設立の際に、物資の販売や運搬などで貢献したこともあり
彼とは親しい仲である。
チサ的にはキャラバン隊の頃の常連さんで仲のいいお客さんくらいの認識であったため、他のパーティメンバーからは驚かれた。

セッション履歴

収支履歴