パーソナルデータ

年齢：174歳　誕生日：聖暦838年9月21日　性別：女
身長：170cm　体重：56kg　瞳：緑　髪：銀　肌：真珠色
出身地：スピアルゾン　習得言語：スピアール語、パリス語、古ドゥアン語

キャラクター概要

　外見年齢は10代後半から～20代前半くらいのスピアールの女性。服装だけはやけに砂漠になじんだ格好をしているが、その分日に焼けていない白い肌と、熱い地域ではあまり見かけない色彩の髪や瞳が目立つ。1年ほど前から“憩いの街”コンディートに滞在し、伝統派のドゥアンたちに話を聞きに行っては煙たがられ追い返されている。
　性格は極めて明るく、その上で自覚的に周囲を振り回すタイプ。外見や口調、所作などが上品なだけに初見の印象でだまされて後から痛い目を見た知り合いが多くいる。また、本人も自身のそういった第一印象をわざと利用している節があり、彼女をよく知る人物からは「毒のあるきれいな花のよう」と称される。一方で、困っている人間を放っておけないなど、正義感が強い一面もある。また、長く世界中を旅しているためかなり旅慣れており、テントが無くても毛布さえあれば眠ることが出来る、野営地になっていない場所でも安全な寝床を確保できる、通常の家庭料理よりもキャンプ飯の類の方が得意、などサバイバル能力に優れる。ただし、それはそれとして、お気に入りの枕はなるべく手放したくないらしい。
　記憶力はかなりいいはずなのだが、基本的に興味の向いたこと以外は意図的に頭の片隅に追いやってしまうという悪癖があるため、物忘れ関連のうっかりがかなり多い。ただし、これについては本人はうっかりだとは欠片も思っておらず、周囲の人間から指摘されて気が付くもの。その上、これらの「忘れてしまった」事柄についても本当に忘れてしまったわけではない、という本人の談の通り、実際に関連する事柄について言及されればかなり詳細に思い出すこともできる。しかし、そのせいでわざとしらばっくれようとしたと思われて人間関係のトラブルに発展することもしばしば。
　ベルヴェの護人であるアルサラスとは幼馴染であり、スピアルゾンを出てからも行く先々何度か顔を合わせている。マーガレットの側は彼のことを弟分のように思っているが、向こうからは完全に嫌われてはいないものの若干煙たがられている様子。上記のマーガレットへの他者評も多くはアルサラスから彼女に向けてのものである。マーガレットの方からも、アルサラスへは遠慮のない物言いが目立つため、ある意味では本当の姉弟のような関係なのかもしれない。

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