タウィル・アト＝ウムル

Tawil At'Umr（アラビア語で「生命長き者」を意味する名前）と名乗る、神様っぽいやつ。ヨグ=ソトースの配下。ヨグ様の居場所へと通じる「窮極の門」の守護者にして番人。
人型っぽい姿で、人間の半分ほどの大きさ。その顔はヴェールに隠されよく見えない。口がないので常にテレパシーで会話する。
過去・現在・未来の様々な情報を知っていて、夢の中でお告げをくれたりする。

ヨグ=ソトース

「全にして一、一にして全なる者」とか言われてる邪神。無数の玉虫色の球体に触手が絡まったみたいな姿をしている。
窮極の門をくぐった先、「あらゆる時空を超越した場所」にいる。時間と空間に関することなら大抵なんでもできる神様。

アフォーゴモン

ヨグ様がブチギレた姿。ブチギレさせた罪人の前にのみ現れ、罪人を鎖で捕らえて異空間に転送する。異空間内で罪人は永劫の拷問と苦痛を受ける。罪人の存在は現実世界から消失し、罪人に関する知識・記憶・記録の全てが消えて、最初からいなかったことになる。
ウィリーはコイツのことが大嫌い。だって怖いから。

怖→妖魔化

信仰対象が邪神だという自覚がある。だからこのまま信仰を続けていたら自分は「SAN０ゴブリン」になってしまうのでは、と恐れている（フィルボルは妖魔化するとゴブリンになる）。
とはいえ自分の意思で邪神との繋がりを断ち切れるわけでもない。どうしようね。怖いね。

怒→夢と現実の混同

夢で見たことを現実のように語るウィリーくんだが、実は誰よりも夢と現実の境界線をしっかり認識している。「タウィル・アト＝ウムルなんて神は（現実に）存在しないでしょ」と言われても、「夢と現実をしっかり線引できていて良いことじゃ、ふぉっふぉっふぉ」と思うくらいのメンタル。
「永遠に夢の世界で暮らそうね」とか「荒唐無稽な夢を現実にしようね」みたいなタイプの敵が出てくると、普段のゆるふわ～っとした感じが嘘のようにぶっコロスイッチが入る。絶許。

困→過剰な女性扱い

見た目がこうなので女性と間違われることには慣れているが、眼の前で女の子が着替え始めたり、一緒にお風呂入ろうとか言われたりすると露骨に狼狽えて逃げる。ボクは男だよ！

オキ・ラヴァーディアン

危なっかしいネヴァーフの子。だって他人の隠し事を暴きたがるんだもの。
隠すからには、それなりの理由があるはずでしょう。
物理的なモノなら、ヤバイと思ったら壊せば済む。だけど情報って、そう簡単には壊せない、忘れられない。
だからオキを見ていると不安になるの。いつか、取り返しがつかなくなってしまうんじゃないかって。

それはそれとして、サムライ……？　ニンジャじゃないの……？
シュリケンを投げるのはニンジャだと聞いていたんだけれども。
こんなに的当てが上手い人、オキ以外に知らないし、もうちょっと誇ってもいいと思うんだけどなあ。
（強肩への憧憬／暴露話への不安）

ネーシェ・エスタネ・ツェハー

とっても楽しそうに踊るヴァーナの狼さん。ただ綺麗なだけの踊りじゃないよ、本当に踊りが好きなんだって伝わってくる。
危ないところにも好奇心に任せて突っ込んでいっちゃうから、見ていてちょっと心配かも。
好奇心は猫を殺すんだよ、きっと狼だって殺されちゃうよ。気を付けて。
知るべきではないもの、見るべきではないコト、正気を失うような恐怖が、世界には溢れているんだから。

どうしてかなあ、ネーシェとは初めて会った気がしないんだ。
赤ん坊の頃からずっと一緒の幼馴染みたいな……同じ故郷を持つ仲間みたいな……そんな気がしてくるの。
実際は違うのにね。なんでだろう、不思議ふしぎ。
（説明のつかない親近感／好奇心旺盛さへの心配）

天羽 星羅

別の世界から来たんだって。もしかして我が神と関係あるかなあ。
我が神が守る「窮極の門」の先は、様々な別世界に通じているとも云われているし。
ボクがアコライトとして力をつければ、もしかしたら元の世界へ帰してあげられるかも。
あまりオススメできる手段じゃないけどね。他の方法で帰れるなら、それが一番いい。

セイラが元いた世界にはドラゴンもいないし、アコライトもフィルボルもいないんだって。
常識も何もかもが異なる世界から来たせいか、たまにビックリするようなことを言うんだ。
全然違う価値観を持っている人と話すのは、新しい発見がたくさんあって楽しい。もっといっぱいお喋りしたいな。
（元の世界へ帰してあげたい尽力／異なる常識への恐怖）

ソフィア・シェルベリー

セイラと同じ世界から来たんだって。でも別の国に住んでいたんだね。
セイラほど真剣に帰りたがってるワケじゃなさそう、なのかな。アーシアンにも色んな人がいるんだなあ。
いきなり足元に魔法陣が現れて、気づいたらこっちに居たって……やっぱり、我が神が何かしたんじゃ……。
我が神じゃなくても、こっちの世界へ呼んだ誰かがいるのは確実。一体誰が、何のために？

向こうの世界には魔法が無かったのに、こっちに来てから水の魔法を使えるようになったの？
不思議なこともあるものだねぇ。きっと誰かが魔力を授けてくれたんだろう、それは召喚者と同じ誰かかもね。
……突然魔法を使えるようになるのって、良いことばかりじゃないよ。ボクみたいにね。どうか気をつけて。
（適応力の高さへの尊敬／召喚者への猜疑心）

蘆屋 千鶴

名前の感じがセイラと似てるね。もしかして同じ国の出身なのかしら。
オンミョージ、とは？　キューキューニョリツリョー？　なんだか、ボクの使う神聖魔法と同じ気配がするような。
異界の術法に興味が無いと言えば嘘になるし、仲間になってくれるなら歓迎するけれども……。
チヅル本人はともかく、使い魔の初代様とかいうやつは胡散臭いオーラを纏っている気がする。

こっちの世界に来たのだって、初代様に言われた通りにやったら飛ばされたのでしょう。
妙な存在に目をつけられてしまった者同士、ちょっと親近感が湧いちゃうかも。
カイザ副校長、このあくりょう……初代様というやつ、何とかできないものかしら。
（知らない術理への興味／境遇への憐憫）

ウィグリ・ラスカッタ

ボクと名前の響きが少し似ているから、「ヒーロー」って呼ぶことにしたよ。
本当にヒーローみたいなんだ。カチカチだし、パワーもあるし、こんなボクのことまで守ろうとしてくれるの。
オキの全力を受けてもビクともしなかったらしい。あの強肩オキの全力を、だよ？
それってボクのプロテクションと合わせたら、物理攻撃はほとんど効かないんじゃないかしら。

一緒にいたらボクの神様のコトだって、もしかしたら本当に何とかなっちゃうかもって思える。
けれども、自分が傷つくことに無頓着すぎてちょっと心配かも。
あのね、守りきれないって思ったら逃げていいんだからね。……って言っても聞かなそうだなあ。
（強さへの憧憬／ヒーロー性への心配）