容姿・経歴・その他メモ

アルカードの少女。マリィと呼ばれると喜ぶ。清廉潔白、真面目な委員長タイプ。わるい子以外には優しい。身長145cm。

夜毎に寝物語に聞かされ育った。中でも太陽を求めて神に立ち向かった勇敢なアルカードと取引の上とはいえ願いを叶えたアーケンラーヴの話がめっちゃすき。故郷の仲間たちも、今の街にいる人間も好き。太陽の光があったかい昼も優しい月明かりに照らされた夜も好き。
幼い頃の性格は元気で明るく、夢見がち。かつてはあらゆる存在が分かり合える日が来ると信じていて、大きくなったらその為に世界を回ろうと考えていた。
しかし、争い事を好まなかった優しい5歳上の幼馴染がマリアを庇って重傷を負い、何者かに殺された(と彼女は思っているが実際は生死不明である)5年前のあの日から、悪行を成すものはみな等しく倒すべき化物であると信じて疑わなくなった。
全ての悪を等しく滅するため、故郷を飛び出したマリアはあらゆる存在に悪心があることに気づき、見境がなくなっていく。
そんな最中に出会ったのが、くたびれた見た目のアロンダイトと名乗る騎士だった。
元来の圧倒的な実力差に加え、無分別で直情的な攻撃は一度も彼に通じることはなく、完膚なきまでに敗北した彼女は彼の露払いという名目でしばし共に過ごすこととなった。
それは決して長く続いたわけではなかったが、その日々の中で初心に立ち返った彼女は彼に師事し、様々なことを学んだ。
全ての悪を滅ぼす・幼馴染の復讐を果たすという基本理念こそ変わらなかったが、人の世で生きていくための分別は身に着けた彼女は、アロンダイトに深い感謝と別れを伝え、グランフェルデンへの道を進んだ。

神官になれば悪を滅して人々を守れる機会が増えると思い、グランフェルデン大神殿の戸を叩いた。
教会の仕事だけでは目標を果たすことができないと感じたマリアは始祖たるアルカードの志と師匠からの教えを胸に、様々な冒険者パーティに紛れ込んでは依頼を手伝ってきた。しかし、正式にパーティやギルドを組んだことは一度もないので記録にその名は残っていない。
冒険を共にはずの者たちの言は、「もう一人いたはずだが思い出せない」「吸い込まれるほど大きな躑躅色の目だけが記憶に残っている」など判然としないものが多く、冒険者たちの中では一種の怪談話となっている。
本人はそんなこと露知らず、今も冒険者パーティに紛れ込んでは、悪（だと彼女が断定したもの）を滅し、夜とともに消えていく。
その話が教会側にも伝わっていたらしく、此度神聖騎士団候補生として招かれることとなる。
悪しき存在を倒し続ければ、契約を正しく履行し続ければ、いずれ神様に会えると強く信じている。
神様に会えたらその時は、お願いしたいことがあるらしい。


♪こんな命がなければ/月詠み

履歴

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・30min・テレフォンショッピング
同じグランフェルデン大神殿所属の神官。一緒に仕事をしたことはないが、神殿で仕事している姿や冒険者たちに紛れ込む際に利用していた酒場で踊り子として働いている姿をよく見かけていた。マリアが何気なく上司に言った「そういえば酒場でよく踊ってる赤髪の神官さんがいますけど、ああいうタイプの奉仕活動もあるんですね」という一言によって彼(女)の副業が発覚してしまった。名前が長すぎるのでサーティと呼んでいる。

・アルマイト・ツァルマティオ
夜毎酒場に入り浸っては飲んだくれている駄目な大人という認識を持っている。貴方がモテないのはどう考えても貴方の素行と理想の高さが悪い。彼が言う嘘にすぐ騙されてはそれに気づいて問い詰める姿がよく目撃される。所作はきれいだし、酒の量減らして理想のハードル下げて程々に黙っていれば別に結婚なんてすぐなんじゃないかな、と思っている。

・ゴヴァンバ・ノンノ
ご飯を食べさせてくれる大人。ご飯に対する執着心がえげつないなと思っているが、ほかの二人の大人と比較するとまっとうな大人っぽいので安心感がある。と思っていたら無限に飯を持ってくる妖怪飯食わせネヴァーフだった。そのせいで最近体重が心配。デザートは別腹ではない。小さくておひげがふわふわでかわいいので、本当はもふもふしたい気持ちもある。石食べるってほんとう？

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