その他（設定・メモなど）

とある研究所から生まれた不完全な天使、或いは失敗作、又は贋作
体は全てスライムのようになっていて、特定の形状を持たない
自らの意思で姿形を自由に操作出来る
無意識からか、或いは天使である本能からか
天使の姿を模している
が、所詮は失敗作
天使としての力を使うのに必要な天輪は溶けかけている
もう1つの必要な部位、天眼はしっかりと形成されている
だが、それ以外は全て完全な形成が不可能である
そのために双眼は黒く、肌からは肉のようななにかが覗いている
その上常に垂れている

自己増殖をし続けていて、ある程度抑えても完全に防ぐ事は出来ない
普段は抑えていて、垂れ落ちる皮膚の分を増殖させているが、本気を出せば一気に肥大化出来る
その時は目が沢山できる……らしい

不定形の贋作天使
それが彼女である

天輪と天眼はある為に天使の力を使える
不完全な為に多くは使えないが
能力は『歯車を廻す』それだけだ

特性
〈不定形の体〉
皮膚だけでなく体全てが不定形
自由自在に容姿を変えられる


〈失敗作〉
贋作の天使を作ろうとした博士の研究の末に出来た失敗作
本来ならば、不定形の体を使い人の形を取り、天輪も完全であるべきだが、彼女は失敗作だ
完全にはなれない


〈自己増殖〉
体は常に増え続ける
何者にもなれる、何者にもなれない粘性のソレが
ほぼほぼ無制限に自分の細胞を増殖させ、肥大化する事が出来る
細胞自体は露出していると、短時間で活動停止し蒸発する


〈被検体〉
失敗作とは言えど、腐っても最初の命を持った贋作
次なる研究へ、ひいては完全な贋作を作り上げる為
彼女は博士の被検体であるのだ
自由に生きる分には何不自由ない

定期的に研究所に呼ばれ、被検体として研究の手伝いをしている
生活費はその時に貰っている