その他（設定・メモなど）

金剛力士立像の阿行吽行のうち、阿行の方（口が開いてる方）。もともとはとある寺の門にて構えていた石像だった。
百年間大事にされたことで付喪神として吽行とともに意識が芽生える。吽行とは会話をせずとも意思疎通が出来ていた。
しかし様々な歴史を見守ってきたが立ち受けるだけでは人間を守れぬことを理解し、動き出す。そうしてより人々を守るべくしてたどり着いたのが警察だった。

ある日、守るべき市民の過激なデモ活動により、吽行を失う。
自らが守っていた人々に事切れさせられた吽行のことで、人間社会に不信感を経て、
溢れそうな怒りを抑えるべく、開いているはずの口は閉じた。

それ以降、法律に縛られず自分の正義でのみ戦うことに。
それによって任務中に犯人の心情などを慮り、意図的に取り逃がすなどを多くすることで、上から注意を再三受け、左遷を繰り返す。そうして巡り巡って５３課へ配属された。

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