種族説明

リッチ
リッチは、生前に卓越した魔術的才能と強靭な意志を持ち、死を超越してなお知を追い求め続ける不死の賢者である。

肉体は完全に朽ち、今は骨のみの姿だが、その魂は純粋な理性と魔力で形を保っている。
魔力の流れが“血液”の代わりとなり、魔術を行使しながら思考を続ける存在。
彼らの多くは古代文明の遺産や禁呪の守護者として知られるが、中には現代社会へ適応し、人間と共に研究や教育を行う者もいる。
知識と探求を何よりも重んじ、生命や死の境界を「観測対象」として見る冷静な観察者。
生者に対して敵意を持つ者もいれば、知を共有する仲間として受け入れる者もいる。
その在り方は、かつての生前の価値観と“死後に何を望むか”によって大きく異なる。

名前

ヴェル＝エルナート（Vel=Elnart）

年齢

享年142歳

性別

男

身長／体重

181cm／0kg（※魔力により骨が浮遊）

利き腕

右

出身

異世界、旧魔導王国ルーネシア（滅亡国家・叡智の都）

髪

骨に髪は無い。

瞳

青白く燃える魂の灯火。感情で炎の色が変わる（赤＝怒り、黄色＝感動など）。

服装

黒いローブやスーツを愛用。外出時はつばの広い帽子とカーディガンみたいなものを纏う。

サークル活動時は「アニメTシャツ＋ローブ」という混沌スタイル。

所作

骨の手でペンを握るが、指の動きは異常に繊細。紅茶を飲むふりをする癖があり、カップに液体が吸収される（実際には蒸発している）。

一人称

我

二人称

貴様、貴殿、諸君

性格

理論派で常に冷静だが、アニメの話題になるとテンションが上がり、滑舌すら崩壊するほど早口になる。

“知識と情熱の両立”を理想に掲げ、学生たちには「学問とは萌えの延長だ」と語る。
リッチとしては穏健派で、生者と死者の共存を理想とする。

長所

知識量・分析力・教え方の巧さ。異様に面倒見がよく、学生の論文指導にも情熱的。

短所

あまりにもネタすぎるその存在。(本人は悪くない)

趣味・嗜好

・アニメ視聴（特にファンタジー作品）
・台詞考察、脚本分解
・骨の手でプラモデル制作（精度は高いが力加減ミスで折る）
・死霊魔術による“過去アニメの再現投影”

日課

朝▶︎講義（“神話と現代文化”）
昼▶︎研究室で論文添削
夜▶︎アニメ研究会の顧問活動（視聴・討論・布教）
深夜▶︎魔術陣を展開し、失われた名作アニメのデータを召喚

特技

・死霊術（特にアンデッド召喚）
・論文作成スピード（1晩で100ページ）
・“骨トーク”（手足を鳴らして拍手・演出・表現をする）
・講義中に睡眠している学生を遠隔で起こす魔法

その他

・研究テーマ：「魂の共鳴における虚構構築理論」
・学生には(ネタとして)人気だが、上層部からは「アニメ狂いの骨」と呼ばれている。
・自身の骨を取り外して指示棒代わりに使う。

•「ふむ……“このシーン、生命の象徴では？”　――諸君、これが『尊い』という感情の根源だ。」
•「骨の身ではあるが、未だ心は燃えておる。萌えとは、魂火の共鳴なのだよ！」
•「アニメは現代のグリモワール――魔法書だ。読み解けば、世界の理すら書き換えられる。」
•「さて、サークルの諸君。今宵も供養の時間だ。……いや、“感想会”と言うべきか？」