設定・その他メモ

「いつでもアビー、と呼んでくれていいんですよ？」
ルーマニアと日本のハーフでもある。
吸血鬼の父、人間の母の間に生まれた。生まれて間もないうちに母が業血鬼に殺された。父は、異国の地で一人子供は育てられない、しかし帰国しようにも肩身が狭い（駆け落ち）…考えた末、知り合いにアベルを預けた。アベルは、そこで虐待を受けることになる。太陽の外に長くは出られないから学校でも保健室通いの日々、養父に施設に入れられていじめも受け、人間不信になり、完全に心を閉ざしてしまった。そんな彼を守ってくれたのが、今のパートナーだ。彼のことを受け入れ、友人として過ごした、ほんの少しの思い出。その時からいつか彼とブラッドパスを結ぶと決めていた。彼が違う人間の匂いを纏わせようものなら徹底的に問い詰める。そんなことも、彼の中にある「いつか彼に見捨てられてしまうのでは」という不安からくるものである。もう、この愛を失いたくない。
愛称はアビー。