設定・その他メモ

3年前、シロトリ大サーカスを観に行った際、執事の爺やを亡くす。
兄と自分は生き残った。

家を繁栄させる事が至上の城ヶ崎一族の中に、情は無かった。
そんな中、爺やと兄だけは理解者だった。唯一涙を見せられたし、弱音をはけた。
だが、爺やは死んでしまったし、兄は事件以来人が全く変わってしまった。
事件前は、軽口を叩く兄だったのに、今は常に同じ微笑を浮かべるのみで、何を考えているのかわからない。別人になってしまったようで、怖い。


色々な抑圧を抱えているからか、家族には従順な態度でいるが、
対外的には素直に生きられない。

口も悪いし、つい人を見下してしまう。

「は？馬の分際で、この天才的美少女に気安く話しかけないでくれる？お馬さんは、大人しく人間様に乗られてりゃいいのよ！」
（び、び、びっくりしたぁ…！！ななな何よ……！！まさか私と仲良くなりたいっていうの？？！）

「しょーーがないわねぇ！下僕としてなら使ってあげてもいいわ！」
（あー！！！おともだちになって、って言いたいだけなのに……！！）

周りはみんなかしづいて反論しない環境だったので、好き勝手言い放題生きてきた。
お嬢様であるし、言っていることも高圧的だが、お嬢様扱いされるのはキレる。

言い返されたことなんてないので、言い返されたり強く出られたらすぐ動揺するし屈する。ヘタレツンデレ。
本当はとてもとても寂しがり屋。
何かしらぬいぐるみを抱いていないと寝れない。

婚約者がいる。20歳上のおじさん。よく洋服やらアクセサリーが送られてくる。きもいけど仕方ないから着る。