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父が人間、母が吸血鬼（貴種）のハーフ。
仲睦まじい両親により大変温かい家庭で育ったが、全く問題も不満もない家庭のはずなのにどうしてか一般に言う親への愛を持てずに幼少期を過ごした。
小学校卒業を迎える頃、父が他界。それにより母は心を病み、父以外の人間からの吸血および血の供給、新たな相手との血契を拒否し、衰弱の末に自ら日を浴びて消滅した。
夫への深い愛ゆえに、息子である自分に幾度も詫びながら死を選んだ母の姿にショックを覚えた一方で、ついぞ両親の間にあったらしい「愛」というものは理解できなかった。

両親に対して愛は抱けなかったものの、何不自由なく育ててもらったことへの恩はあるため、今も悪感情の類は一切ない。
可哀想だったなあ、助けてあげられたらよかったなあ、でも多分「生きて育てようと思ってもらえなかった（子より夫への愛を取った）」俺も可哀想だよね。

ママの中でパパと天秤にかけて選んでもらえなかったのは、自分が愛を理解できない可愛げのない子供だったから？
愛が分からないとこれからも捨てられ続けちゃうかも。という考えから、打開策として「役に立つ存在なら感謝されて捨てられないかも」という発想に至った。

両親の死後すぐSIDに保護され寮生活となったが、成長したら前線で戦うことを条件に生家の維持を依頼。
現在も月イチで許可を得て生家へ戻り、家や庭の手入れを行っている。


捨てられたくないので血契の相手には基本的に奉仕精神高め。でも束縛もすごいする！地雷！
愛から来る奉仕ではなく感謝されたくてやってるので態度はでかい。猫みたい。

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相手の痕印　手首（尊敬）→足首（所有欲）　へ変更
・借金5,000万返すまでずっと俺と一緒にいてね

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