宮元摩子
プレイヤー:れもん
「私だって特別な何かに…!」
- ファクター
- 人間
- 信念
- 傀儡
- 職能
- 監者
- 練度
- 1
- 能力値
-
- ♠技
- 9
- ♣情
- 9
- 副能力値
-
- 耐久値
- 27=(9×2+9)
- 先制値
- 19=(9+10)
- 年齢
- 24
- 性別
- 女
- 所属
- SID
- 過去
- 劣等生
優秀な家族に囲まれてしまった。
- 経緯
- 志願
特別な何かになりたくて。
- 喪失
- 視覚(色彩)
わあ!超平凡な喪失!
- 外見的特徴
- 何もない
無い。彼女はどこにでもいる量産型の20代だ。もちろん約束等で特徴を増やすなら大歓迎!
- 住まい
- SID寮
マンション型寮。一人部屋。魔術で空間が拡張され、訓練室とスーパー銭湯とカウンセリングルームが併設されている。
- 使用武器
- 何もない
そんなものはない。摩子にできることといえば、体を縮める魔術で吸血鬼のポケットに入り魔力タンクになることだけだ。
- 傷号
- 試作品:黒曜の義眼
- SID武器作製班が作った義眼。AIが色彩認証を行い視覚補正するため、日常生活に一切の支障はなく、血盟を結ぶ以前の生活が送れる。
また、溜め込んだ魔力を解放すれば一時的に紫陽の瞳と同じ効果が得られる。
メンテナンス必須だが、そのメンテナンスも一年に一回程度で良い。ラッキーだね摩子ちゃん!実質ノーデメリットで血盟結べたじゃん!世の中には喪失で苦しんでる人もいるっていうのに、君はなんて幸運なんだ!
(元データ 紫陽の眼) - SID武器作製班が作った義眼。AIが色彩認証を行い視覚補正するため、日常生活に一切の支障はなく、血盟を結ぶ以前の生活が送れる。
血契:
- プレイヤー
- 起源/流儀
- 外見年齢/実年齢
- 性別
- 欠落
痕印
- 位置
- 形状
- 相手からの感情1
- 相手からの感情2
- 約束
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
闇明視 | いつでも | 単体※ | 生命カードを2枚選択し表向きに |
忠の歯車 | 戦闘不能 | 自身 | 戦闘不能回復。耐久値最大値 |
必勝の令 | いつでも | 単体(血盟)※ | 血威の使用回数+1 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
戦闘指揮 | 開始 | 単体 | 黒絵札1枚 | なし | 対象はラウンド終了まで先制値+摩子の技、特技と血威で破壊できるダメージ+2 |
武器攻撃 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | 対象の7以下の生命カードを一枚破壊 |
機を見るに敏 | 終了 | 単体(血盟) | 黒絵札1枚 | ラウンド1回 | 対象は未行動となりもう一度手番を行う。 |
設定・その他メモ
「は、はいっ、頑張らせていただきますっ!何でもします…!」
「あ、あなたの傍なら、私、特別な何かになれるかもしれなくて……!」
「ここでなら私、特別な何かになれそうだから…!」
宮元摩子
165cm
「特別な何か」になりたくてSIDに志願した女。
一切の戦闘スキルを持たないため、スマホに同僚魔術師に魔術をインストールしてもらっている。
しかもその魔術も『自分の簡易分身を作る』『簡易結界を張る』『体を縮小/元のサイズに戻る』しか無い。
本当に、この女は何もできない。
ただの凡人だ。
志願した背景
官僚の父と大学教授の母、官僚の十歳年上の姉、国民的俳優の七歳年上の兄という家族構成。
一方摩子は自分の芯も信念も無く、やりたいことも趣味も無く、友達は全員上辺だけの付き合いで、恋人とも長続きせず、空虚な人生を送っている。
家族は摩子を特段虐めたりしなかった。
それが逆に惨めだった。
「虐められたらできない理由になるのに。悲劇のヒロインになれるのに」とちらっと考えるレベルには性格が腐った。
そんな自分を脱却するために摩子は自らSID血盟監督者に(親のコネで)志願。
しかし内心は
「特別な何かになりたい」
「とても重大な喪失でも得られたらできないことの理由になるかも…」
「とても特別な喪失が``できる``かもしれない」
「みんな…重篤な障害をもっても戦う私を見て…感動してくれるかもしれない…!」
という非常~~~~~~~~~~~~に浅はかな愚考。
お前、絶対に相棒に「私が特別になりたいから貴方と血盟を組みました!」という無自覚クズを言うなよ。え?言っちゃった?なんで言っちゃ駄目なのかわかんない?アそう。
そこにお前の凡人たる所以が全部詰まってんだよ馬鹿。
その結果の喪失は視覚(色彩)という超絶平凡な喪失、しかも摩子は軽度な色覚以上程度の喪失しかしなかったので、試作品の義眼AI補正付きのを嵌めれば以前と同じ通りの視界になる。
大変だ!もう『できない』言い訳が潰されちゃったゾ♡
―――しかし、この女。
一つ、飛びぬけて良いところがある。
自らの相棒の吸血鬼と本気で仲良くなろうとする。
嘘偽りない真心で親切を心掛け、相手のためなら全力で何かしようとする。
「えっ だってもう私たち一生の相棒じゃないですか。あいぼう!う、うれしいです!私っ、今までそういう深い関係持ったことがなくてっ」
………様々なリスクを考えていない。
ただ『相棒が出来た』ということで舞い上がっている。
そこにお前の凡人たる所以が全部詰まってる。が、美しい。
動機は何であろうと、自ら行動を起こし、リスクを取り、相手と手を繋ごうとしているからである。
宮元摩子は自分の星に気付かない
父
「申し訳ないが摩子は頭が悪い。しかし素直だ。それは、相手の真摯なる言葉を受け入れ、己の弱さを反省できるということだ。あの子はきっかけさえあれば、賢しぶる人間よりも遥かに成長できる」
母
「摩子は他人と比較するのを止めたら化けるよ。劣等感と自己承認欲求が今のあの子の歯車を狂わせているだけだ。どうしても譲れない物を見つけた時、あの子は誰よりも強くなる」
姉
「摩子は『若い』。あの子、自分の上限っていうのを決めつけてないんだ。ある程度賢いと自分の上限っていうのが見えるんだけど、頭悪いからそれがわからない。
でもね、それって絶対諦めない素質があるってことなんだよ。
きっと摩子は百歳になっても『若い』。成長するチャンスがある。
あの子は道を見つけた時、羽ばたく」
兄
「摩子ちゃんは適応力はピカイチだよ。付和雷同とか長いものに撒かれるとか言えば印象悪いけど、最終的に生き残るのは摩子ちゃんみたいなタイプ。そしてあの子はその適応力を他人に強要しない。だからちょっとしごかれればいいんだよ。色んな世界見て、色んな生き方知って、そんで好きな生き方選びなよ。
あの子には生き方を選べる強さがある。
適応力がピカイチだからね!
………………それって、何よりも凄いことだと思うんだけどな」
宮元摩子は非常~~~~~~~~~~~~~に愚かだ。浅はかだ。馬鹿だ。
だって自分の星に気付かないんだもの。