ゆとシートⅡ for BLP(ブラッドパス) - ゆと工公式鯖

吾妻 優介 - ゆとシートⅡ for BLP(ブラッドパス) - ゆと工公式鯖

吾妻 優介あづま ゆうすけ

プレイヤー:くろわ

ファクター
吸血鬼
起源
半鬼
流儀
奏者
練度
1
能力値
5
13
副能力値
耐久値
25=(5+20)
先制値
17=(13+4)
外見年齢/実年齢
17/17
性別
所属
過去
憎しみの視線
「俺が生まれたから、母さんがいなくなったんだってさ」
経緯
取り引き
欠落
外見的特徴
火傷痕
「気にしてねぇけど……庵さんはあんまいい顔しねぇから隠そうとは、思ってる」
住まい
同居
使用武器
血奏法
傷号
逆血の徒

血契:小鳥遊 庵たかなし いおり

プレイヤー
ちゃんにら
信念/職能
讐人/戦衛
年齢
32
性別
喪失

痕印

位置
形状
相手からの感情1
相手からの感情2
約束

血威

名称タイミング対象解説
絶命共撃ナイトレイド いつでも 単体※ 自身とパートナーが一枚ずつ手札を捨て,捨てたカードの数値合計以下の生命カードを破壊する.
月下贈花デヴォート いつでも 単体(血盟)対象の血威の使用可能回数+1,自身不可
交響鳴動シンフォニア いつでも 場面(選択) 耐久値を[10+自身の練度]点回復

特技

名称タイミング対象代償条件解説
武器攻撃 攻撃 単体 手札1枚 なし 7以下の生命カード一枚を破壊する
臆病センサー 解説参照 単体 ダイヤ1枚 ラウンド1回 ダメージ減少時に使用,ダメージ-[自身の想+3]点軽減.
導蝶ソナタ 攻撃 単体※ ダイヤ1枚 なし 対象は即座に手番を行う.対象が血盟なら,その手番中特技で破壊出来る生命カードの数値+3
逆血の徒 終了 自身 ハート1枚 なし あなたは血戦終了まで、特技と血威で破壊できる生命カードの数値+3する。この特技の効果は三回まで重複する。

設定・その他メモ

半鬼の少年。ちょっとグレてる一匹狼な子。
血盟相手の小鳥遊庵とは少し前から同居して一緒にいる。親のような存在だが血は繋がっていない。
他人への警戒心が強く、無愛想。でも、困ってる人がいたら放っておけない質。
庵さんに接する態度にも大差はないが、こっちは素直になれないだけ。本当は自分を助けてくれた彼がめちゃくちゃ大事。

血盟結ぶまでの話

吸血鬼の父親と人間の母親の元に生まれたが、母さんは俺を生んですぐにいなくなったらしい。
いつ頃からだったかは思い出せないが、それなりに早くから父さんは、母さんがいなくなったのは俺のせいだって、拳を振るいだした。
痛い。痛み以外分からない。愛なんて知らない。何も感じなくなるのは早かった。

ある日、父さんは俺を連れてとある人間――小鳥遊庵、と言うらしい――の家に転がり込むことになった。
庵さんは初めて見るタイプの人間で、どうして俺たちを受け入れてくれるのか、どうして俺のことを心配するのか、最初は理解できなかった。
環境が変わったら、父さんの暴力ももしかしたら落ち着くかもしれない。俺は子供心にそんな願い幻想を抱いていた。
だが、そんな願いは叶うこともなく、父さんの暴力は庵さんにまで振るわれだした。段々と疲弊していくのに、でも俺の心配はし続ける庵さんを見ていると、胸がひどく痛む。自分に振るわれるどんな暴力よりも、苦しい気がした。

三人で住みだしてから少ししたある日、父さんが振るった暴力で庵さんが気を失うことがあった。その瞬間、ただただ燃え盛るような父さんアイツへの怒りと、庵さんを失うことへの背筋の凍るような恐怖が俺を支配した。
前に飛び出し、蹴り飛ばされ、何かを叫ばれる。いつものことなのに、初めてアイツの頬を殴り返していた。
激昂したアイツの炎に焼かれようとも、止まれなかった。守らないと、喪ってしまうから。

――気づけば、そこには父さん……だったものが転がっていて、庵さんは隣で息を切らしてたし、俺たちの手は汚い血で真っ赤になっていた
生きてた、良かった。ぼんやりと、そんな感情が浮かぶ。
庵さんは俺の手を取ると、その場から逃げ出す。俺はただ、庵さんについていくことしかできなかった。

結果的に、俺たちはなんかの組織に拾われることになった。情けないが難しいことはよく分かんなくて、庵さんが話をつけたみたいだ。
今でもあの時の自分の手を思い出す。もう俺自身に失うものはない。
だからせめて、俺は庵さんを守り続けたい。あの人にどう思われていてもいい、俺を連れ出してくれた恩が返せるなら。
でも、どうしてあの人は今も俺と一緒にいてくれるんだろう。
……その答えが出る時は、まだ来ない。

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