マダム
プレイヤー:あやっきぃ
「あらあら、そっちは危ないわよ?」
- ファクター
- 吸血鬼
- 起源
- 源祖
- 流儀
- 奏者
- 練度
- 2
- 能力値
-
- ♥血
- 7
- ♦想
- 11
- 副能力値
-
- 耐久値
- 32=(7+20)+5
- 先制値
- 15=(11+4)
- 外見年齢/実年齢
- /
- 性別
- 女
- 所属
- 学館・広魔学科
- 過去
- 信奉
- フランス王室に私の部屋があったわ
- 経緯
- 興味
- たったひとりとの絆ってどんなものかしら
- 欠落
- 悲しみ
- 恋を失っても、幸せだったわと笑う
- 外見的特徴
- 髪
- 枯れた葉のような色
- 住まい
- 施設内
- 学館の職員寮に最近はいるわ
- 使用武器
- 結界と楽譜
- かつての名残と誰かの真似
- 傷号
- 刻盤の短針
- 恋多き花であり、多くの恋を失い続けた。
血威
名称 | タイミング | 対象 | 解説 |
---|---|---|---|
絶命共撃 | いつでも | 単体※ | パートナーと1枚ずつ手札を捨て、[カードの合計以下]の[生命カード]1枚を破壊する。(P.151) |
幻想鏡界 | 解説参照 | 単体※ | 対象が[タイミング:攻撃]ではない<特技>を宣言した際に使用する。(<業の鎧>と<根源解放>を覗く)。その<特技>は効果を発揮しない。 |
交響鳴動 | いつでも | 場面(選択) | 対象の【耐久値】を[10+あなたの練度](最大20)点回復する。 |
特技
名称 | タイミング | 対象 | 代償 | 条件 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
武器攻撃 | 攻撃 | 単体 | 手札1枚 | なし | 7以下の[生命カード]1枚を破壊する。(P.176) |
衰滅ピアノ | 解説参照 | 単体 | 赤絵札1枚 | ラウンド1回 | ダメージ減少時に使用する。対象に与えられるダメージを[あなたの【想】+6]点軽減する。 |
導蝶ソナタ | 攻撃 | 単体※ | ダイヤ1枚 | なし | 対象は即座に[手番]を行う。対象が[行動終了]中なら再度[手番]を行い、[未行動]中なら[行動終了]後に再度[未行動]となる。対象が[血盟]なら、その[手番]の終了まで、<特技>で破壊する[生命カード]の数値に+3する。 |
霧の庇護 | 解説参照 | 単体※ | 赤1枚 | ラウンド1回 | ダメージ算出の直後に使用する。対象に与えられるダメージを、代わりにあなたが受ける。あなたが[後手PC]の場合、受けるダメージを5点軽減する。自身不可。 |
刻盤の短針 | 戦闘不能 | 自身 | 手札1枚 | シナリオ1回 | あなたは即座に[戦闘不能]を回復する。また、あなたは【耐久値】を[この<特技>の代償で捨てたカードの数値+5]点まで回復する。 |
設定・その他メモ
セリフ:
『名無しの権兵衛、張三李四、ジェーン・ドゥ、あるいはMademoiselle Durand?
あなたの好きに呼んでちょうだい。思いつかないならそうね、「マダム」で結構よ』
『お生憎さま、女神も乙女ももうやめたの。私はただの、彼のパートナーよ』
設定:
千年以上を生きている源祖。好奇心旺盛で、夜であればふらっとどこにでも行くような性格。知識は豊富であり、どんな相手にも言葉を惜しまず議論を重ねる。
学館の講師として籍を置いているが、実態はフィールドワークを主とする研究者であり、講義に参加することはほとんどないため、知る人ぞ知る存在だった。(夏の短期集中講義などは評判が良いらしい)
己の迂闊さを悔い、せめてと愛を捧げたため、己の有り様を失くした。
多くを愛し、多くに恋をしてきたが、そのすべてを見送ってきた。今までその命に寄り添いたいと、共に生きたいと思う者にのみ手ずから祝福を与えたが、そのほとんどが短命に終わってきた。>【刻盤の短針】例外はたったひとり、いまやつながりを失った愛娘のみである。
己の愛と特色を受け継がなかった者のみ生き残ったため、そちらには『ラヴァンドラ』の名を与えた。いまも南仏で勢力を誇る血族だが、完全に没交渉である。あちらからコンタクトがあっても無視する。
血契とパートナーについて
とある夜、学館内ですれ違っている。爽やかな風を感じて振り返って、名前と魂がちぐはぐね、と思ったのがきっかけだった。
学館に提出された特科生申請書でその名前を見かけ、動機の欄に明野原トキヲの文字を見て興味がわく。
実際に会いに行ってみると、ずいぶんと難儀な心の持ち主でさらに可愛く思えてしまった。
自分が姿を見せてもちっとも興味を持たないあたりに、なんとか生き延びてくれた愛娘の態度を思い出し、もしかしたら彼なら生き残ってくれるかもしれないと血盟相手に名乗り出る。
祝福以外の方法で、傍に居てみたいと思った。千年ぶりの初恋のようなもの。
明野原トキヲには感謝しているが、生理的になんか苦手だし、気に食わない。見かけたら逃げる。
ベルベットには耳に痛い説教をされたので、また怒られちゃうわとくすくす笑って逃げる。
その他:
18~22くらいの女性体であることが多い。くすんだ茶色の髪を、その日の気分でゆるく巻いている。
今の姿にこだわりがあるわけではないが、なんとなく使い良いのでそのままにしている。
パートナーが女性に不慣れなようなら少年になるのもやぶさかではなかった。
イメージワード:
「可憐」「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」
→「期待」「あなたを待っています」「わたしに答えてください」「献身的な愛」「沈黙」
:名前について
失くした名を『ウィステリア・クロエ・ラ・グリシーヌ』。界律の力を持ち、欧州に由来する古き源祖。聖字教(キリスト教)を新興宗教と呼ぶので、生を受けて二千年はくだらないと思われる。
あてどなく夜を彷徨い、見つけようにも残り香ばかり。なんの気まぐれか人に捕まり、テュレンヌ子爵からフランス王室に献上された。クロエはそのときにつけられた名である。
聖血の持ち主で、その力を女子どもにのみ与えたため、王妃の守護者として権力者の間を渡り歩くことに。フランスの夜に咲く花として尊ばれた。
彼女が愛をこめて祝福を与えた者は必ず界律と聖血の力を持っていたが、そのため人にも鬼にも利用されて滅びたり、そもそも力を扱えずに自滅したりした。
例外は、彼女に愛を返さなかった者、聖血目的で彼女をたぶらかした者などがある。そちらはラヴァンドラの名だけ与えられて放置されたし、そういう経緯なので彼女に見向きされることはない。
フランス革命中、戦災を避けるため、マリ―・テレーズの護衛と共に宮殿を出たが、その後は失踪した。(革命から生涯治らなかったマリー・テレーズの失声は、マリーを哀れんだクロエが、マリーの傍仕えにグリシーヌの血を与え血契を結ばせた代償だったと言われているが現在の彼女はその件について黙して語らない)
ウィステリアの後名を得たのは、この失踪後と思われる。
オーバーライドの代償として差し出したのは、『クロエ・ラ・グリシーヌ』という己を象徴する名前(結果として界律と聖血の力)なので、実は後名である『ウィステリア』はまだ名乗ることができる。また、界律を受け継がなかった貴種たちが継いでいる『ラヴァンドラ』は特になんの影響も受けていない。
現在の状態であえて言うならば『ウィステリア・ラヴァンドラ』が真名となる。本人もそれを理解しているが、それってなんだか潔くないわよね?とあえて名乗らない。必要最低限、学館の書類やなんかは仕方なくそうしている。
「淡く青い紫色」だった髪はくすんで茶色に。もはや枯れた花であり、咲き誇る花の力はすでに譲ってしまった。
どこに根付くこともなく、蔓を巻き付ける先を見失った。
:参考
『藤の花』高田敏子
きものの色が
少しずつ地味になあってきたように
料理も淡白なものが好きになった
「恋」という言葉も もう派手すぎて
恋歌も恋の詩も書けなくなった
書けなくなったころから
古い恋うたのこころがわかり
私の恋もまた 深く ゆたかに
静かに 美しいものになっていった
藤の古木が 千条の花房を咲かせるように。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 力の向上 | GM | 参加者 |
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1 | 2021/08/15 | 夏祭りに遊ぶ | 耐久値+5 | えみる | とりのけい |
青春した! |