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自称天才ハッカーにして最強PC。アパートでまことしやかにささやかれていた「呪いのPC」の本人（？）

見た目は量産品であり、特筆するべきところもない。一応ゲーミングノートではあるが、性能がすごく高いわけでもない…そう、普通なら。鬼物となった今ではすさまじい性能を（精氣が供給されていれば）誇る。現行の最先端PCどころかスーパーコンピュータをも超える演算速度、血奏法で仮想キーボードや追加のディスプレイを含む各種デバイス、アクセサリーの生成。無線にもかかわらず有線を超える通信速度や通信強度など、やりすぎともいえるほどの性能が詰まっている。

呪いのPCとされていた原因は本人の供述通り、初期起動に大量の精氣が必要だったから。拾って起動しようとしたすべての人間が、初期起動時の精氣吸収に耐えきれずに死んでしまい、本人は無意識に精氣を利用してゴミ捨て場に移動するということを繰り返していた。無垢なる赤であった相方の精氣だったからこそ殺さずに済んだだけで、これ以上繰り返していれば遠からず業血鬼となっていたであろう。

OSはWindows…ではなく「Gospel」という名の謎のOSである。起動時に特にロゴなども流れず、スリープモードから復帰した時のようにスッと起動する。

人間態は赤髪青眼の勝ち気そうな少年。気分で出したり出さなかったり出来る程度の存在。

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