黄金のメデューサ・レブナント
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 10/15
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 30
- 生命抵抗力
- 11 (18)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| なし(頭部) | ― | - | 9 (16) | 5 | 48 | 60 |
| 武器(胴体) | 10 (17) | 2d+10 | 9 (16) | 8 | 59 | 20 |
| 毒の鱗(尻尾) | 9 (16) | 2d+5 | 10 (17) | 4 | 42 | 20 |
- 部位数
- 3(頭部、胴体、尻尾)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]生前の記憶
戦闘特技《魔法誘導》《鷹の目》《魔法拡大/確実化》《ワードブレイク》を習得しています。
[常]この魔物は特別な存在であり、剣の欠片6個で強化されています。
[常]迷宮の番人
この魔物は例外的に〈祝福の剣〉による近接攻撃を受けた際、回数に上限なく魔法ダメージを受けます。威力は通常通り計算し、【クリエイトウェポン/OP付き】で攻撃した場合と同様に扱ってください。
●頭部
[主]操霊魔法7レベル/魔力11(18)
[補]誘惑/14/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:10m/起点指定」で「対象:1体」を艶めかしい視線と豊満なボディで誘惑します。
抵抗に失敗した対象は、この魔物の望むままに行動します。GMは対象の行動を指定してください。
※対象自身を傷つける可能性がある行動は指定できません。範囲魔法を行使した結果含まれる場合も該当します。
※特に指定がされなかった場合、呆然と立ち尽くし、直後に受ける受動的な行動判定1回に自動失敗します。
この効果は「精神効果属性(弱)」として扱い、1ラウンドの間持続します。【サニティ】や【カーム】などの魔法、またはHPもしくはMPに1点以上のダメージを受けると自動的に解除されます。
※この能力は1ラウンドに1回まで使用できます。
▽悍ましく美しく容姿/12/精神抵抗力/消滅
おぞましくも美しい容姿が、その姿を見た者たちを硬直させます。
この魔物を目視している状態で手番を開始したキャラクターは、手番開始時に精神抵抗力判定をしてください。
抵抗に失敗すると見惚れてしまい、1ラウンドの間、「いっさいの移動が出来ない」状態になり、あらゆる行動判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。
この効果は「精神効果属性+呪い属性」として扱い、1ラウンドの間持続します。
●胴体
[常]攻撃障害=不可・不可/魔法障害:不可
巨体と長い胴体が攻撃や魔法から頭部を遠ざけます。
部位:頭部は近接攻撃および魔法攻撃の対象とならず、範囲に影響をもたらす魔法や練技の効果の対象になりません。
部位:胴体のHPが0以下になると、この効果は失われます。
[主]2回攻撃&双撃(※特殊)
部位:胴体は1回の手番に、武器による近接攻撃を2回まで行うことができます。1度目の攻撃の結果を見てから、対象を選択しなおすことが可能です。ただし、なるべく異なる対象を狙わなければなりません。
▽連続攻撃Ⅰ
近接攻撃が命中した場合、同じ対象へもう一度命中判定を行います。2度目の攻撃が命中しても、効果は発生しません。
●尻尾
▽飛び散る毒/16/生命抵抗力/半減
尻尾の攻撃が命中した対象は生命抵抗力判定を行い、失敗すると即座に「8」点の毒属性魔法ダメージを受けます。抵抗に成功した場合は半減したダメージを受けます。
戦利品
- 自動
- 黄金の鱗(1000G)
- 2~8
- なし
- 9~
- 剣の欠片3個
解説
昔々あるところにそれはそれはとても美しい猫獣人の娘がおりました。
時の魔法王は彼女の美貌に心酔し、あらゆる手を尽くして彼女の婚約者となりました。
2人はとても仲睦まじく過ごしていました。
全てが整えられ、誂えられた結婚式の前夜。突如、彼女は宴の催し物のために招待されていた踊り子の青年と駆け落ちします。
魔法王は激怒しました。そしてひどく嫉妬しました。しかし人格者として知られていた時の魔法王は己を鎮め、全てを赦し、笑顔で2人を送り出しました。
祝いの品にと、強い呪いを込めた剣を彼女に手渡しまでして。
その煌めく剣を彼女が抜いた途端に呪いは周囲を席巻し、巻き込まれたものたちの姿形を変容させます。
「その美しさが誑かしたのだろう。ならば醜き姿となりて己の行いを悔いるがいい」
「その目があるから迷ったのだろう。ならば誰をも見れぬ身体になるがいい」
「踊り子よ、貴様の行いは未来永劫許さない。尽きぬ体と成り果てて、永遠に踊り狂うがいい」
こうして2人は化け物へと変じ、今も呪いに囚われている。魔剣はいつしか2人が解放されることを祈って、使い手を待つ力を使って、彼らを迷宮のうちへと閉じ込めたのだった。