彼女が最初から持っていた緑色の宝石の"エメ"ラルドから。石の名前を教えてもらった時に最初の二文字だけ拝借した。名前もなく何も知らなかった彼女が唯一所持していたものだったので、何故持っていたのかずっと気になっている。
名字は彼女が名乗っていたのを真似して使っている。
「えへへ、これでエメもダレットの家族ってことだね！」

全てにおいて"座して待つ"スタイル。戦闘では主に防御に徹しながら敵の攻撃を受け流し、相手の隙を突いて大技を与える戦術を採用している。
一方、私生活では家事もしなければ、買い物などの雑用もしない。一応、申し訳ないと思っている意識はあるらしく、怒られた時や自分が動かなければいけない状況においては働く。「ごめんなさい…ちゃんと働くから、ね。怒らないでよ～！」

捕食するには知識も必要ということで、ある程度の魔物のことは知っている。
が、基本的には頭がよろしくないのでわからないこともしばしば。本人曰くお腹に入れば何でも一緒、とのこと。
「あの魔物は…う～ん、よくわかんな～い！ま、でも食べれば全部同じだもんね！」

スープやサラダなど人族がよく口にするものから、魔物の肉や植物の体液など口にしないものまで基本何でも食べる。
その凄まじい食いっぷりから周囲の人はフードファイターかなにかだと勘違いするほど。

生まれたばかりの頃に出会った最初の仲間。
偶々近くを通りかかった彼女を捕食しようとしたところ、逆に返り討ちに遭った。
その後、生まれて初めて関わりを持った人族の彼女に興味を持ち、着いていくことに…。第一印象は笑わない人。最初は全然構ってもらえなかったが根気よく話しかけているうちに少しずつ会話してくれるようになり、結果、様々な知識や美味しい食事を与えてくれる彼女のことが大好きになった。エメにとって彼女は親同然。最近はダレットの後ろ姿を見ながら歩くのが好き。嫌われようが突き放されようが一生ついていく決心をしている(今のところされたことはないが)。旅の仲間好感度ランキング堂々の1位。

しばらくダレットと二人で旅をしていていた頃に出会った二人目の仲間。
最初は「知らない人がパーティ入ったな～」くらいの認識だったが、旅の道中で作ってくれた食事に感動して評価が一変。今では食事の時間になると飛びついて強請るようになった。エメにとっていつでもこのクオリティの食事が食べられるのは革新的。強請るときのコツは彼女の腰に抱きついて上目遣いでお願いすること。ただ、偶に彼女とダレットがお互いに解り合っているいるような雰囲気を出してくるのでいつかダレットを取られるんじゃないかと不安。後、よく怒るのも勘弁して欲しい。そんな理由で旅の仲間好感度ランキング第2位。

最近パーティに入った三人目の仲間。行き倒れてたところをカルミアが救って成り行きで入ってきた新参者。
自分より声が大きい、そして割とキャラ被りしている(アホっぽい・元気に色んな人と話す)。このままではカルミアが自分にご飯を作ってくれなくなるのではないかと危機感を(勝手に)覚えている。耳についてるエメラルドのピヤスを見て目を輝かせるのはやめて欲しい。ただ、嫌いなわけではなくもっと話してみたいとは思っている。旅の仲間好感度ランキング第3位。