骸灯
- 知能
- 低い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 2
- 言語
- 汎用蛮族語、妖魔語
- 生息地
- 廃墟、洞窟
- 知名度/弱点値
- 8/13
- 弱点
- 魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 11
- 移動速度
- 11
- 生命抵抗力
- 3 (10)
- 精神抵抗力
- 2 (9)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牙 | 5 (12) | 2d+2 | 2 (9) | 2 | 16 | 3 |
特殊能力
[主]目くらまし/5(12)/精神抵抗力/消滅
「射程/対象:自身/1エリア(半径5m)/すべて」
燃やすと激しい光を出す分泌物を使い周囲に激しい光を出す。精神抵抗に失敗したキャラクターは1ラウンド命中と回避がそれぞれ-1される。効果は最大三層まで累積する。
戦利品
- 2~6
- なし
- 7~11
- 閃光唾液(30G/金B)
- 12
- 上質な唾液腺(200G/赤A)
解説
洞窟や廃墟などの光が届きにくい場所に住みついている蛮族。
暗闇の中で出す光に寄って来た獲物を仕留めて食つなぐ狩りをしており、中型の昆虫を主食としている。このような生態から蛮族の中でも危険性が低いと言われてきたが、実際は他の蛮族同様に残虐な精神を持ち合わせており冒険者への被害も報告されている。
この蛮族の厄介なところは狩りの際に使う光だ。普段ならぼんやりと暗闇を照らす程度の光だが、戦闘になると強い光を瞬間的に出して敵の気絶や目くらましを狙ってくる。光は可燃性の唾液を口内で燃やして出されていて、発光の瞬間に骸灯は大きく口を開けて光を出すのだ。実はこの唾液を燃やす瞬間、骸灯は着火の為に牙を高速で擦り合わせるので独特の音がする。慣れた冒険者はこの音を察知して事前に目を塞ぐことで無効化しているらしい。
しかし複数体の骸灯がいると目を塞ぐだけでは光を防ぎきれないらしい。もちろん骸灯自体も他の骸灯の光を防ぐことはできないのでこちら側が完全に不利と言われるかは微妙なところだが……
~博士の豆知識~
「骸灯の持つ唾液腺はその瞬間的な燃焼と激しい光が特徴の閃光唾液を分泌できる唯一の器官だ!
閃光唾液は非常に物質として不安定な構造をしており、数時間放置するだけで反応が進んでその性質が変わってしまう。故に持って帰る時は素早く持って帰るようにするのだ!
この唾液は加工して安定化させると閃光弾になる。流石に骸灯が出す光よりかは強くはないが、鳥などを落とす際に使えるのでとても便利だぞ!
閃光唾液を出す唾液腺は市場でちょっと高く売れる。というのもこの唾液腺は研究者によって解析が進められているが、戦闘で酷使されまくるので大半がボロボロになって機能を失っている。上質な唾液腺は研究のサンプルとしてとても需要があるのだ!!」