ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

Memoria Erfahren - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

Memoria Erfahren(メモリア・エアファーレン)

プレイヤー:ねこねえ

何も返せなかった。もう、私にできるのはこれ(復讐)だけだ」

種族
ドレイク(ブロークン)
年齢
35歳
性別
女性
種族特徴
[暗視][限定竜化]
生まれ
戦士
信仰
なし
ランク
ダガー
穢れ
3
12
14
4
6
2
11
7
16
3
成長
2
成長
0
成長
0
成長
1
成長
0
成長
3
器用度
20
敏捷度
14
筋力
25
生命力
22
知力
20
精神力
10
増強
1
増強
増強
増強
増強
増強
器用度
3
敏捷度
2
筋力
4
生命力
3
知力
3
精神力
1
生命抵抗
6
精神抵抗
4
HP
31
MP
19
冒険者レベル
3

経験点

使用
9,000
残り
790
総計
9,790

技能

ファイター
3
ソーサラー
3
セージ
2
エンハンサー
1

一般技能

歌手(シンガー)
5
語り手(ストーリーテラー)
3
踊り子(ダンサー)
2
成長P
3

戦闘特技

  • 《魔力撃》
  • 《武器習熟A/ソード》

練技

  • 【キャッツアイ】

判定パッケージ

セージ技能レベル2 知識 5
魔物知識
5
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
14 m
全力移動
42 m

言語

会話読文
交易共通語
汎用蛮族語
ドレイク語
魔法文明語
神紀文明語
妖精語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
ソーサラー技能レベル3 真語魔法 6 6 +0
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
ファイター技能レベル3 25 6 7
《武器習熟A/ソード》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
[刃]グレートソード 2H 24 6 34 10 8 Bランク 魔法の発動体
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
ファイター技能レベル3 25 5
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
プレートアーマー 21 -2 7 Bランク
合計: すべて 3 7
装飾品 専用 効果
リボン 白色のリボン。髪留めにしている。いまは亡き愛娘からの、現存する最後の贈り物。
背中 フード付きロングマント 黒色の外套。角と翼を隠蔽するためのもの。
右手 巧みの指輪 器用+1、破壊すると+13。
左手 スマルティエの怪力の腕輪 筋力+2。
立ち寝のレギンス 気絶・睡眠で転倒しない。
所持金
1,881 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

背負い袋

水袋
毛布
火口箱
たいまつ6本
ロープ10m
小型ナイフ
着替えセット
下着
保存食七日分

ベルトポーチ

羽根ペン
インク瓶
羊皮紙5枚
ガメル貨幣

自室

なし

名誉点
29
ランク
ダガー

名誉アイテム

点数
冒険者ランク20
「例外的存在」70

容姿・経歴・その他メモ

プロフィール

・203cm, 84kg
・ブルライト地方ハーヴェス王国出身

経歴

・親に捨てられた
・人族に恋をした
・決して手放せない小物がある

ハプニング

・奴隷として過ごした
・ひとり生き残ってしまった
・本名や素性を隠している

冒険に出た理由

・倒すべき相手がいる

その他

・歌が好き。愛娘からはたくさんの歌を教えてもらった。もう、声を聴くこともできない。
・物語が好き。よく語って聞かせていた。もう、楽しみにしてくれる彼女はいない。
・踊りが好き。村ではお祭りごとのたびに舞を披露していた。もう、誰も見てくれはしないだろう。

貼り付け用

PL:ねこねえ
PC:Memoria Erfahren
種族:ドレイク(ブロークン)
特徴:[暗視][限定竜化]
冒険者技能:ファイター3、ソーサラー3、セージ2、エンハ1
一般技能:歌手5、語り手3、踊り子2
移動力:3/14/42m
言語:交易共通語、汎用蛮族語、ドレイク語、魔法文明語、神紀文明語、妖精語

履歴

 とある蛮族の集落で生を受けたドレイクのなり損ない。すぐ父親に殺されかかったのだが、それなりの愛情を示した母親によって命を助けられ、しかし父の意向には逆らえなかったのか、イセン(死に損ない)と名付けられた。
 物心ついた頃には、殺されはしないものの、生かされているのかと問われたら疑問なほど過酷な奴隷生活を強いられていた。兄弟たちがやがて来るであろう戦いに備え鍛錬をしている中で、イセンは周辺の妖魔と共に肉体労働をさせられる日々。あるいは、女性に生まれたがゆえに、"味見"をされたことも少なくない。挙句、両親は自分を生かすべきか否かで揉め、目の前で諍いを起こす始末。
 ある日のこと。両親が言い争う声に目覚めて様子を見に行けば、すでに二人の争いは殺し合いにまで発展しており、急いで兄弟たちを起こして止めさせようとした。だが、彼らは特段に反応を示すでもなく静観していた。とうとう戦いが相討ちに終われば、横で見ていた彼らはもう終わったのかと興味なさげに去っていった。イセンとてそのように関心を満たずにいれば楽だったのだろうが、魔剣を持たぬゆえの思慮深さか、両親が争いの果てに死んでしまったのはやはり自分がこんな不甲斐ない生まれ方をしてしまったからだろうか、と自責の念に苛まれながら夜を明かした。
 しかし、翌朝。今日も労働の時間だと目を覚ましてみれば、集落はもぬけの殻だった。その日の仕事場だった武器庫へ足を運べば、普段から入念に手入れをしていた武器や鎧たちが姿を消していた。集落総出で、どこかに戦へ向かったのだろうか?それならば、自分だけが残されているのもある種納得ではあるのだが。そんな風に思考を巡らせて、ふと自身の腹が鳴ったのを聞いて、それどころではないと気づいた。このままでは生きていけない。武術の心得などまるでないが、外へ出て食べられる草でも探さなければ……。そんな考えから、イセンは故郷を出た。
 こうしてすぐ近くの森で食べられるものを探していたら、不意に背後から声を掛けられた。驚いて振り向けば、そこには人族と思しき無害そうな青年の姿があった。イセンに何か話して、少し申し訳なさそうな顔をしながら干し肉を差し出してくる。何を言っているのかは全くわからなかったが、「いまこれしかないけど、よかったら」という意味合いなのだろうとは、顔を見ればわかった。恐る恐るそれを手に取って頬張っていると、やがて彼は自分で着ていた外套も差し出してきた。食べ終えてから伝わらないだろうと思いながらもお礼を言って、外套も受け取った。兄弟たちが、「人族の村に紛れ込む時は角と翼を隠すんだ」と言っていたので、その類なのだろうと思って身に纏ってみる。青年はそんな自分の姿を見ると、満足気に頷いて手招きをした。ついてこい、ということなのだろうか。
 やがて連れてこられたのは、オーラントレック海に面する小さな漁村だった。イセンは、自分が人族にとっていかなる存在であるかは(眼前の青年については不明だが)薄々理解していたので、何のつもりだと身構えた。村人たちはやはり彼女を訝し気に見たが、青年が笑って何かを説明すると、みな「なんだそうだったのか」と言いたげに、ほっとした顔を浮かべるばかり。いったい何が起こっているのかと困惑している間にも、青年はついてくるように促す。説明を求めてもお互いにわからないだろうと、ひとまず言われたとおりに従った。やがて行きついたのは、青年の暮らす家屋のようで、入るとすぐに幼い少女が青年を出迎えた。親子なのだろうか、と見比べているうちに、少女はイセンを不思議そうに見つめて、すぐに抱き着いてきた。なんだこれはと青年を見つめても、彼は困ったように笑うばかり。なにひとつ理解ができなかったが、少女から伝わる体温にどこか安心した自分がいたことは、理解できた。
 それから、彼女は青年マーレ・エアファーレンに、その娘のメモワール・エアファーレンと共に暮らすことになった。どうやらマーレは妻を早くに亡くしたらしく、メモワールもそれ故か体格で大きく差のあったイセンにすぐ懐いた。やがて、言葉を教えてもらって、自身の名が「死に損ない」を意味するものであると知れたら、マーレは「これからは僕たちと生きて、素敵な思い出を作っていこう」と、新たな名前をくれた。その日が、メモリア・エアファーレンの誕生日だった。
 イセン改めメモリアは、以後10年ほど、幸せな生活を送った。どうやらこの漁村自体が、ナイトメアやウィークリングといった人族社会の爪弾き者や、或いはそんな彼らにこれといって偏見を持たないリルドラケンなどから構成されているらしく、特段に差別を受けることもなかった。村の一員として働いて、帰ればマーレやメモワールと食卓を囲んで、穏やかな気持ちで眠りに就く。そんな何でもない暮らしが何よりも幸せだった。
 村での暮らしの中で、いつしかメモリアはマーレに惹かれるようになっていった。種族すら違うはずの自分を当たり前に愛してくれる彼に、いつしかまた別の愛情を向けていた。一方で、それを伝えてしまってはマーレもメモワールも困るだけだろう、とも思っていた。このまま黙っているのがきっと平和なのだ、と自分を押し殺そうとしていた。
 そんなメモリアの変化に気づいたのは、彼女が気にかけていたそのメモワールだった。出会った時には幼い子供だった彼女も、この頃にはもう成人していて、悩むメモリアに「私は貴女がもうひとりの母になっても困らないよ。むしろ嬉しい」と伝えた。こうして気持ちを押し留める理由をなくし、想いを打ち明けてみれば、マーレの方も驚きつつも断る理由はなかったらしく、受け入れてくれた。
 もうこれ以上はない。幸せの絶頂だった。
 そう、幸せの絶頂"だった"のだ。
 それは唐突にやってきた。
 いつものように、夫に娘と3人で過ごしていた昼下がり。なんだか外が騒がしい、とマーレが様子を見に行った。不安を覚えながらも帰りを待っていると、先ほど穏やかに閉じられた扉が乱暴に開かれて、夫が必死の形相で叫んだ。
「二人とも、逃げるんだ……!」
 しかし、その次の言葉を聞くことは叶わなかった。すぐに彼の胸元が剣に貫かれた。紅く染まったその下に妖しい煌めきを見せるその剣を、メモリアは知っていた。同族だ。
「久しいな、イセン」
 口元を歪ませてそう言い放ったのは、彼女の兄のひとり、フェアツヴァイフルング。
「まさかこんなところに隠れ住んでいたとはな。……どうした、そんなに涙を流して?」
 その指摘で、彼女は漸く自分が泣いているのだと自覚した。それが恐怖から来るものか、夫を亡くした悲しみによるものかは、わからなかったが。
 家屋に踏み入って、兄がまた剣を振り被り、静かに降ろす。その軌道の先にはメモワールがいた。
 それだけは。それだけはダメだ。
 咄嗟に愛娘を抱きすくめようとしたのだが、しかし。その意に反して、メモワールが視界から遠ざかっていく。メモリアが何が起きたのかを理解するのには数秒を要した。彼女は、庇おうとした大切な家族に、逆に庇われる形で突き飛ばされていた。
「生きて、母さん」
 そんな愛娘の声と、いつもの笑顔が、鮮血に遮られて消えて行った。
 刹那、メモリアの耳を劈いたのは、村中に響こうかという絶叫。それが自分の口から漏れ出ているものだとは、気づきもしなかった。名前を、居場所を、食事を、愛情を、幸せを、思い出を……すべてを与えてもらったのに、という絶望。すべてを与えてもらったのに何も返せなかった、という後悔。そんな深く昏い感情を伴った慟哭だった。
 フェアツヴァイフルングは、それを一通り心地よさそうに聞き届けて言い放つ。
「子を思う親の心がこうも甘美な音色だったとは」
 メモリアは彼に人を射殺せそうなほど鋭い視線を送った。生まれて初めての、明確な殺意の籠った眼差しを。
「いい眼だ。ドレイクらしくなったじゃないか。そうだ……お前、俺を殺しに来い」
 言われなくとも。そう立ち上がろうとしたが、震えて脚が動かなかった。
「お前の奏でる声が気に入った。また人族を連れて俺を殺しに来い。皆殺しにして、またその音色が聴きたい」
 出来損ないの妹にそれだけ告げると、兄は飛び去って行ってしまった。
 あとに残ったのは、ただ独り、呆然として愛娘だったものを見つめるメモリアだけ。ただしその瞳には、強い怒りと憎しみが宿っていた。
 すべてを喪ってしまったが、それでもまだやるべきことがある。必ずや、報いを受けさせてやらねば。
 こうしてメモリア・エアファーレンは剣を手に取り、誰もいなくなった村よりも烈しく燃え盛る焔を胸に、世界へと旅立った。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
能力値作成履歴#289548-3
GM報酬 99
1 4/20 『木洩れ陽と剣閃』 1,100 1,390 19 器用
ねこねえ アバウトエクレール
2 4/21 『魔動機掃討作戦』 1,080 1,240 18 器用
ねこねえ ヴェン
3 4/26 『川面の狼藉者』 1,180+50 1,500 15 精神
ねこねえ アバウトフォーリ
GM報酬 1,800*5/4 36*5/4 精神
生命
4 4/28 『剛腕、双つ』 1,130 1,620 22 精神
ねこねえ アバウト
取得総計 9,790 7,049 119 6

収支履歴

冒険者セット::-100

着替えセット::-10
下着::-3
保存食::-50

ベルトポーチ::-15

羽根ペン::-2
インク瓶::-3
羊皮紙5枚::-5

装備品

ロングソード(発動体加工)::-540
ロングソード::+440/2
グレートソード(発動体加工)::-1120
スプリントアーマー::-520
スプリントアーマー::+520/2
プレートアーマー::-1200

装飾品

リボン::-1
フード付きロングマント::-50
巧みの指輪::-500
スマルティエの怪力の腕輪::-900
立ち寝のレギンス::-500

その他

酒代::-129

チャットパレット