ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ブルライト斥候戦技】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ブルライト斥候戦技】

(ブルライト地方)
入門条件
50名誉点

従来、斥候の技は目に見える形で継承されていくことはありませんでした。諜報の技術で国家機密に近いところであったり、犯罪に繋がるものであったり、それを隠匿しようという意図が常に働き続けていたためです。テクニックやノウハウが記録として残されることも少なく、人から人へと、小さなグループや一族の間で技術が伝えられるのみでした。盗賊ギルドが表向きは遺跡ギルドとして活動するようになってから、隠匿する必要性の低い技は、堂々と遺跡ギルド所属の者に教え伝えるようになってきました。その方が、遺跡ギルドの有用性を示し、メンバーを増やしやすいからです。【ブルライト斥候戦技】は、斥候が戦闘で使用する技を体系化したもので、ブルライト地方の各遺跡ギルドで入門可能な流派の総称です。遺跡ギルドごとに、より細かい流派が存在している場合もあります。遺跡ギルドに所属する者なら50名誉点で入門可能です。遺跡ギルドに所属するためには、100ガメルの入会料を払わなければなりません。

流派装備

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
スナッチャーナックル 10 〈格闘〉B 1,600
+20名誉点
《スナッチ》宣言時に限りC値-1
スナッチャーソード 10 〈ソード〉B 1,580
+20名誉点
《スナッチ》宣言時に限りC値-1

秘伝

《スナッチ》

必要名誉点
20
タイプ
常時型
前提
《鋭い目》or 《トレジャーハント》
限定条件
1H武器
使用
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
クリティカルのダメージ上昇を放棄して戦利品を獲得
効果

この秘伝は、《掠め取り》(『BM』35頁)と同じです。この秘伝で得られる戦闘中の「戦利品の獲得」処理に対して、〈戦利の焼きごて〉〈ハイエナピアス〉の効果は有効です。

《ウェイトアクション》

必要名誉点
20
タイプ
《ファストアクション》変化型
前提
なし
限定条件
なし
使用
適用
リスク
概要
後攻時の1ラウンド目に主動作を1回追加
効果

秘伝使用者は、先制判定をする前に《ファストアクション》と《ウェイトアクション》のどちらを使用するか宣言しなければなりません。《ウェイトアクション》の使用を宣言した場合、先制判定において、後攻になった場合、1ラウンド目に主動作を1回、追加で行えます。《ウェイトアクション》の使用を宣言して、先攻を取った場合、《ファストアクション》を適用することはできません。逆も同じです。

《ヒットアンドアウェイ》

必要名誉点
30
タイプ
主動作型
前提
《影走り》
限定条件
乱戦エリア
使用
適用
リスク
概要
乱戦エリアから離脱する際、1回で1体を攻撃をしてから離脱できる
効果

この秘伝は、乱戦エリアから離脱する際、乱戦エリア内の任意の対象に攻撃を行ってから離脱することを可能にします。但し、攻撃は1回で対象1体(1部位)に限られます。《両手利き》や《追加攻撃》で2回以上攻撃したり、複数を同時に攻撃した場合、この秘伝は使用できません。《斬り返し》《二刀一撃》は可能です。離脱する際は、《影走り》同様に、「移動妨害」を受けることなく、「乱戦エリアからの離脱準備」も必要ありません。移動は、通常移動で、乱戦エリアの範囲から出るものでなければなりません。また、移動後は主動作を行えません(攻撃で終了しています)。

《ウィズドロー》

必要名誉点
50
タイプ
主動作型
前提
《影走り》
限定条件
乱戦エリア
使用
適用
リスク
なし
概要
乱戦エリアから離脱する際、味方1人を連れて離脱できる
効果

この秘伝は、乱戦エリアから離脱する際、乱戦エリア内の味方キャラクター1人を連れて離脱することを可能にします。味方キャラクターが離脱に同意した上で、手番開始前でなければなりません。味方キャラクターも「乱戦エリアからの離脱準備」は必要ありません。移動できる距離は、秘伝使用者と味方キャラクターで移動力の低い方が限度となり、移動方向は同じとなります。離脱後は、秘伝使用者と味方キャラクターは同じ座標にいるものとします。離脱したら、秘伝使用者と味方キャラクター両者の主動作が終了します。補助動作は可能ですが、補助動作を行えるのは移動後のみとなります。補助動作を行う順番は、秘伝使用者→味方キャラクターとなり、秘伝使用者と味方キャラクターの間に他のキャラクターの手番を挟むことはできません。

製作者:Snake Eyes