容姿・経歴・その他メモ

記者を生業とするタビットの少年。
油断されやすい容姿や父親譲りの非力さから「脅威ではない」と印象付け、舌先三寸でスクープを狙う。
そんな彼が冒険者の仕事をするハメになったのはとある冒険者の記事を本人が乗り込んで否定し、損害を与えたために護身術として半ば無理やり冒険者の仕事の手伝いをさせられることになったとか。しかし彼はこの程度では懲りないようで、密かに冒険者の間近でスクープを狙っている。

父親は名の知れた科学者であり、様々な論文を読むうちに「言葉」と「情報」をより多くの人に伝えるための手段として「これは不適当である」と感じたことから記者になった。現在は「こうさぎ新聞社」という出版社で働いている。その名の通り、子うさぎのように見えるパイカ種のタビットが主なメンバーであり、パイカ語を用いた情報伝達でどこよりも早くスクープを入手している。万が一のため文字の情報はシャドウ語を使い密に連絡をとりあう。
定期的に新聞を出している【こうさぎ新聞】の発行部数が少ないのは、貴族に忖度しないため煙たがられているのではないか。という説が濃厚との噂。

父親の教育から薬学や医学を学んでいるものの、薬草やポーションの扱いが得意ではないらしい。緊急時には応急手当てを買って出ることもあるが、あくまで教科書通りなので例外が出るとフリーズしてしまう。
「言葉に勝る論文はない」と彼は言う。言葉無くして論文は書けないこともそうだが、誰が見ても使えるモノでないと宝の持ち腐れだと。そのために彼はペンを取る。それが世界を変えると信じて。

父を尊敬しているらしく、父の名を関する毒を持った植物である「トウゴマ」をペンネームに執筆している。彼の記事は「事実を伝える」と言う力が強すぎるらしく、後ろめたい者には凶悪な毒のような存在だ。

父と違い非常に健啖家で食べられるものに対しての興味がとても厚い。父の言葉「毒は量」から、とりあえず食べられそうなものは齧ってみるクセがある。一般ウケしないような食品でも大抵は美味しく食べるくらいには雑食。最高記録は5キロ程度のステーキ（店からストップがかかったため、まだ食べられる可能性はある）

飄々としてるように振る舞っていたものの、最初の冒険で「死」を間近に感じ、それからは「役に立てる何か」を常に探している。以前から話し相手だった妖精たちの種類を増やし、いろんな場面に対応できるように考えを改めた。

戦友に煽られ、意地を張り、対立までして学んだこと。それは「真実の探究のため、数字を気にするのは紛れもない逃げであること」自分の信条を掲げ、誰よりも強く誰よりも真実を追求する。それを言葉に、文字に、文章にする。覚悟が、できた。

反面、痛みに非常に臆病であり、一撃を叩き込まれた段階で思考が止まってしまうことがある様子。知ることの痛みは知っていても、物理的な痛みには無頓着だった彼だが、余裕ができたら身を守ろうと決心した。

身長85cm 体重12kg 血液型AB
備考:腐男子

「言葉では伝わらないってなんデスか。お前に理解できないなんて理解できないデス。あなたが言葉にしないから伝わらないんデスよ。あなたが理解させる気がないから理解できないんデスよ。言葉に手を抜くことが全ての情報を遮断するのデス。わかり合おうともしないくせに分かり合えないと悲劇気取りなんておかしいじゃないデスか。結局最後に必要な武器は剣でも魔法でもなく、言葉と情報なのデスよ」

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