容姿・経歴・その他メモ

齢32を迎えども未だに死なないハイマンの女性。
30歳手前あたりまでは死の恐怖に怯えていたが、30歳あたりから「どうせ死ぬなら派手に死のう！」と冒険者を始め、自分の理想の死を追い求めている。

一度死んでしまい仲間がすぐに蘇生してくれたのだが、そのときは流れ弾のようなものだった上にその場限りの即席パーティだったために死んでも悲しまれないと思って蘇生を受け入れた。

表向きは誰にでも優しく良識のある大人のお姉さんであり、それも嘘ではないのだが、「死んだ時に悲しんでもらえるようにみんなに好かれよう」というのが一番の動機。
風と雨の女神フルシルを崇めており、人々には恵みの雨のような優しさを別け隔てなく与え、敵には凍てつく雨霰のように厳しく当たる姿はまさにフルシルの信徒たる神官にふさわしい姿として神殿からも一目置かれている。
劇的な死を求める彼女だからこそ死には全力で抗う姿勢を見せ、「全力で抗ってもなお避けられない、劇的な死」をこそ求めている。
そのためなら蘇生にも一切の抵抗はなく、穢れがあることによって忌み嫌われようと「自分にはやるべきことがあるから」と、冷たく当たってきた相手にも最大限の優しさを持って接している。
もちろん神殿からは快く思われていないが、普段の熱心な態度と行動によってかろうじて神官であることを許されている。

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