憐憫と失意
- 知名度
- 一
- 形状
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉
/特殊
- 製作時期
- 不明
- 概要
- ある宗教の宗主が手にしていた杖
- 効果
-
[常]精製された魔水晶
この杖を装備している場合、魔力と生命/精神抵抗力が常に+1されます。
この能力上昇は、他の装飾品等と重複します。[常]循環するマナ
極めて純度の高い魔水晶と魔力伝導率の良い素材を使用して作られているため、杖全体をマナが循環しており、手にしているものに還元されます。
手番終了時、「3」点分のMPが回復します。[主]救済の光/魔力/任意または精神抵抗力/消費MP:30
特殊な呪文を唱えることで、「対象:全エリア」に遍く届く光を発生させ、様々な効果をもたらします。
この技は1日に1回しか使用出来ません。
味方:全員のHPを「k30+魔力」点、自身を除くキャラクターのMPを「k10+魔力」点回復し、更に効果対象にとったキャラクターに対し、続く30秒(3ラウンド)の間追加ダメージを+2、被ダメージを-2、使用する威力表を+5する効果を付与します。
敵対者:「k50+魔力」点分のダメージを与えます。対象が精神抵抗判定に失敗した場合、続く30秒(3ラウンド)の間、追加ダメージを-2、被ダメージを+2、各種抵抗力判定を-1する効果を付与します。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 1H両 10 ― 20 12 +1 2H 10 ― 20 12 +1
由来・逸話
ある宗主が儀礼の際に使用していたとされる杖です。杖頭部分に特殊な宝石が埋め込まれており、手にした者の魔術的素養を高めてくれます。
触れた者は「手にしている間、謎の呪文が頭に刻み込まれている感覚がある」と口々に述べますが、詳細は不明です。
ウェポンストーリー
かつて幼馴染の前で攫われた後、「貴方は世界を照らす"救いの手"だ」と洗脳を施された少年が居ました。彼は純粋故に染まりやすく、あっという間に偽りの神と成り果てました。悪い大人達はそれを利用し、世界を牛耳ろうとしていたのですが、いつの間にか彼の言葉に惑わされ、いち信者の分際に成り下がってしまいました。
少年が青年になって、ついでに世界をも掌握する"救いの手"となって、随分時が過ぎた頃。反乱軍が蜂起し、教団本部に電撃的な侵攻を行いました。反乱者は決して多くなかったものの、一気呵成の勢いを見せ、遂にはリーダー格となる人物が単独で青年のいる部屋に踏み込みました。
青年は平然と、そして悠然とした態度で問いかけました。「私を殺し、その後訪れる狂乱の世を貴方が治めようというのですか?」と。するとそれに対し、侵入者はこう答えました。「こんな世界、どうだっていい。お前を救わず、壊したままの世界なんていらない。二人でどこかへ逃げてしまおう」と。
その答えに、その答えを述べたその声色に。青年は愕然としました。そして暫しの沈黙を挟んだ後、こう呟いたのです。
「……今更、遅すぎます。こうして話している間も、君を誑かして、本気で自分のモノにしてしまいたくてたまらないんですよ。だから、どうか──その刃で、私の胸を穿いてください」
侵入者──青年の何より大切な幼馴染は、青年へと静かに近づきます。そして請われた通り、その刃を以てして、偽りの神を討ち果たしたのでした。