虚空体大蛇型(ウェルセウス)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- 全て
- 生息地
- 知名度/弱点値
- 40/48
- 弱点
- 魔法ダメージ+2
- 先制値
- 42
- 移動速度
- 100
- 生命抵抗力
- 44 (51)
- 精神抵抗力
- 44 (51)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
牙(頭部) | 46 (53) | 2d6+47 | 44 (51) | 45 | 500 | 1000 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
体当たり(胴体) | 45 (52) | 2d6+45 | 43 (50) | 42 | 250 | 300 |
尻尾(尻尾) | 45 (52) | 2d6+46 | 42 (49) | 44 | 350 | 180 |
黒鉄の邪眼 | ― | 2d6+ | 48 (55) | 20 | 200 | 200 |
黄鉄鉱の邪眼 | ― | 2d6+ | 48 (55) | 20 | 200 | 200 |
磁鐵鋼の邪眼 | ― | 2d6+ | 53 (60) | 20 | 200 | 200 |
方鉛鉱の邪眼 | ― | 2d6+ | 48 (55) | 20 | 200 | 200 |
辰砂の邪眼 | ― | 2d6+ | 48 (55) | 20 | 200 | 200 |
隕鉄の邪眼 | ― | 2d6+ | 48 (55) | 20 | 200 | 200 |
- 部位数
- 16(頭部/胴体×8/尻尾/魔眼×6)
- コア部位
特殊能力
●全身
[常]毒属性、呪い属性、精神効果無効
[常]マナ耐性=10点
[常]邪血の奔流/38(45)/生命抵抗/消滅
この魔物が存在する乱戦エリア内でダメージを与えた者は、「2d6+18」点の毒かつ、呪い属性の魔法ダメージをその都度受けなければなりません。
[常]剣鱗/45(52)/生命抵抗力/半減
この魔物の近接攻撃が命中した対象に「2d6+25」点の斬撃属性の魔法ダメージを与えます。
[常]碧き血統
この魔物はドミニオン、もしくはそれに準ずる効果を受けません
●頭部
[主]限定魔動機術17レベル/魔力28(35)
【スーパーノヴァ・ボム】【グレネード】【アドバンスド・ボム】を使用できます。すべての魔動機術はオプションパーツが装備されたマギスフィアで行使されているものと扱います。
[常][宣]魔法適性=すべて
[宣]マルチアクション(ブレス)
「[主]混沌のブレス」を使用しながら、近接攻撃を行えるようになります。
[宣]魔力撃=ダメージ+33
[常]複数宣言=2回
[主]混沌のブレス/必中
「射程:50m」「形状:貫通」で、「威力80+40Ⓒ値⑩」点の土かつ、水・氷かつ、火かつ、風かつ、雷かつ、純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この能力は連続した手番には行えません。
[常]邪眼の守り
[部位:頭部]はあらゆる効果の対象にならず、一切のダメージを受けません。この能力は「邪眼」と名のついた部位が3つ以下になった場合に解除されます。
[常]魔力収束
残っている部位のMPを、「部位:頭部」のMPとして使用できます。
[補]瞬時人間化
補助動作で人間形態に戻ることができます。その際、コア部位のHPを引き継ぎます。
[補]猛竜撃
1日に一度だけ全ての部位の近接攻撃の打撃点を「+魔物レベル点」します。1度攻撃を行った部位は命中の成否に関係なく効果は失われます。
●胴体
[主]とぐろを巻く
この能力を使用すると「部位:胴体」全ての手番が終了します。「部位:頭部」「部位:邪眼」及び、同じ座標にいる任意のキャラクターは「攻撃障害=不可・不可」「魔法障害=不可」を受けます。ただし、「半径〇○の空間」の効果は受けます。また、「形状:起点指定」の効果も受けます。この能力は「部位:胴体」の数が半分以下になると失われます。この能力は例外的に戦闘前準備でも使用できます。
[主]突撃42(49)/回避力/消滅
「半径:100m/残っている「部位:胴体」の数」を対象に近接攻撃を仕掛け、「2d6+45」点の物理ダメージを与えます。また、ダメージを与える際対象の防護点を半分として計算し、適用ダメージを算出します。この能力を使用した時、全ての「部位:胴体」の行動が終了します。
●尻尾
[主]テイルスイング
乱戦エリアにいる5体までの対象に近接攻撃を仕掛けます。
[常]瞬間蘇生
この部位が残っている状態でコア部位のHPが0になった場合、コア部位のHPを全快させて復活させます。この能力は1日に1回しか使えません。
●黒鉄の邪眼
[常]穢れの邪視
穢れを持っているキャラクターから受けるダメージを-5します。
●黄鉄鉱の邪眼
[主]魔素拡大
10秒の間全ての部位が与える近接攻撃のダメージを魔法ダメージに変更します。この能力は連続した手番に使えません。
●磁鉄鉱の邪眼
[常]斥力の邪視
この魔物の全ての部位は元のHPとは別に追加HPを100点持ちます。この魔物ががダメージを受けた際、まず、この追加HPにダメージが適用されます。この時、この魔物の防護点を含め、ダメージを軽減する効果は一切働きません。この時のHPを超えるダメージを受けた時には、余剰となったダメージはこの魔物に適用されます。この時には、防護点を含め、ダメージを軽減する効果は有効となります。
この追加HPは1ラウンドに一回、自身の手番の最初に自動的に最大まで回復します。
●方鉛鉱の邪眼
[主]極重力の邪視/42(49)/回避力/消滅
「射程:50m」「形状:起点指定」で、「半径100m:全て」の対象に「2d6+55」点の衝撃属性の物理ダメージを与えます。
●辰砂の邪眼
[常][主]凶星の視線/必中
【光る星は弱点を暴く】【敗色なる敗北の幻影】【黄昏に万物の源を枯らす幻夢】【新月に砕ける刃の幻夢】を使用できます。さらに、占瞳の判定は「超越判定」として扱います。尚、代償は「部位:頭部」のHP、MPから支払われます。
●隕鉄の邪眼
[宣]邪視拡大
この魔物が持つ「[補]隕鉱の視線」の対象を複数に増やすことができます。
[主]隕鉱の視線/42(49)/精神抵抗/消滅
「射程50m」「形状:射撃」で、対象1体をにらみつけ、石化進行(全能力値-6)の効果を与えます。この効果では対象は最終的に黒い隕鉄に変化します。この効果は、1ラウンドに1回しか使う事が出来ません。
【キュア・ストーン】で解除することは可能です。
鏡を手にしているものがこの能力の対象となった時、精神抵抗力判定の達成値が、目標値より4以上高ければ、視線を跳ね返し、ウェルセウスにこの効果を与えることができます。この時この魔物は精神抵抗力判定を行うことができません。
この効果は、ウェルセウスが目隠ししていても与えられ、呪い属性として扱います。
戦利品
- 自動
- バジリスクの邪血(15000G/赤黒SS)、リボルバー・エッジ(非売品)
- 自動
- 隕鉄の瞳(20000G/赤金SS)
- 2~10
- 蛇王の剣鱗(10000G/赤黒SS)×1d
- 11~
- 厄災の六眼(10000G/赤黒SS)×6
解説
ウェルセウスの最終形態。通常のバジリスクとはかけ離れた巨大な蛇の姿に変化した。この世界の理の外の力を司る邪眼を開眼しており、他者の魂を汚染し、強制的に穢れを付与する力、そして穢れを持つ者を強制的に自分の支配下に置く力により、世界を己の掌の上に置こうと画策する。
これほど強大な姿になったのはこのウェルセウスの元々の才能故。彼の血筋は魔法文明時代のドミニオンの力を持ったバジリスクの一族までさかのぼることができる。しかし、彼はそのことをひた隠しにし、虎視眈々と自身が頂点に上り詰めるチャンスをうかがっていた。そして、昔の血筋を辿ってウェルセウスに接触してきたナイトレーヴェンと手を組み、今回の厄災を引き起こしたのである。
しかし、実はフォールン化、というよりも大蛇の逆鱗との相性はそれほどよくない。彼がほとんどフォールン能力を持っていないこともそれを裏付けている。それは、彼の奥底にある感情がどこまでも自分本位な考えからくる侮蔑、差別、嘲笑といったものでしかないからだ。自身が上に立つのは当然であり、それができない世界は間違っている。ならば、その世界を破壊し、その上で改めて君臨することが彼の行動原理であり、そこに他者の意思や感情など介在しない。自分以外のものなどどうなろうが構わないのである。オロチの呪詛は恨み、妬み、嫉妬、憤怒、後悔、絶望、憎悪といった他者への深い情から来る物に最も深く起因している。それ故、ウェルセウスはこの呪詛を真に引き出すことは終ぞ無かった。最も、もし引き出していたならば……その時点で世界は終わっていたかもしれない。
結局、真に呪詛の力を引き出したのは、裏切りによる憤怒と、善性への絶望と、己を認めてほしいが故の渇望と、他者に対する憎悪に濡れた、何の変哲もないちっぽけなバジリスクのウィークリングであった。