"穢れと封印の神”エレジア
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 702
- 言語
- 生息地
- 知名度/弱点値
- 4/32
- 弱点
- 精神抵抗-2
- 先制値
- 29
- 移動速度
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 23 (30)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
光輪 | 21 (28) | 2d6+22 | 22 (29) | 22 | 115 | 85 |
心臓部 | 20 (27) | 2d6+18 | 21 (28) | 25 | 180 | 120 |
翼(左) | 22 (29) | 2d6+14 | 21 (28) | 18 | 125 | 60 |
翼(右) | 22 (29) | 2d6+14 | 21 (28) | 18 | 125 | 60 |
- 部位数
- 4()
- コア部位
- 光輪、心臓部
特殊能力
●全身
○戦闘特技
《魔法拡大/すべて》《魔法制御》《ターゲッティング》《MP軽減/プリースト》《マナセーブ》
○修得魔法
神聖魔法15/召異魔法15
○穢れへの増悪
穢れを持っているキャラクターへのダメージがその穢れの値だけ増加します。
○精神効果無効,毒、病気属性無効,神聖魔法への抵抗値+4
○唯一神
このキャラクターへの最大ダメージを80点にします。
●光輪
○浄化の光
毎ラウンド、このキャラクターのすべての部位のHPを25点の再生を回復させます。HPが0になった部位には効果を発揮しません。この効果はこの部位のHPが0になるまで持続します。
≫異端の祝福
間合い2の範囲にいるすべてのキャラクターに「穢れ」を1点付与します。穢れの蓄積による影響はルルブ1を参照。
○純然たる祝福
1d6で4~6が出た場合、この部位は追加でもう一度行動を行います。
●心臓部
○完全なる依り代
この部位はあらゆる弱体効果を受けません。この部位は2回行動を行います。
☑新時代/22(29)/精神抵抗/消滅
間合い20のすべてのキャラクターに睡眠状態を付与します。睡眠状態になったキャラクターはあらゆる行動を行うことが出来ません。何らかの外部の刺激を受けるか自身の手番に目標値20で精神抵抗を行い成功すると目が覚めます。
☑完全なる世界への祝福
自身を含めて、この戦闘に参加するキャラクターの穢れの合計点が一定の値に達したときに使用可能。依り代ごと自身の存在を消滅させ、この世界から穢れを痕跡ごと消し去る。
●翼
○飛翔=+2
このキャラクターのこの部位以外の命中・回避判定に+2の修正を与えます。この効果はどちらかの部位のHPが0になるまで持続します。
☑魔力の風/20(27)/回避
対象:3体、射程:1に対して使用可能。目標に2d10+15点の風属性魔法ダメージを与える。
戦利品
- 自動入手
- 光の羽:1500G
- 2~10
- 天の衣の切れ端:800G
- 11~
- 光輪の残滓:12000G
解説
かつてエレジアは何の力も持たない人間であった。しかし、何の因果か彼女は神に至るための資格を得てしまった。かつて存在した生命の樹、その力の奔流に彼女は呑まれた。始まりの剣よりもより原初に近いその力により、彼女はまず超常の「思考」を得た。常ならぬ思考は彼女に世界を「理解」させた。世界を知った彼女が次に触れたのは「美」であった。生命の「美」は彼女の根幹である「慈悲」と祝福を構築させ、彼女の自我が新たに規定された。次に彼女は神々の争いを見た。「勝利」する神、敗北する神、それらを見て愉悦に浸る神。そのいずれも、下界で暮らす人々に目を向けていなかった。力は「基盤」を歪ませかつての在り方を忘れさせる。その様を見た彼女は自らがあのような神になることを恐れ、自らを縛り神への道を閉ざした。その後、争いが膠着し、小さき人々の誰もが終わりを夢見た時、神々は世界に呪いをばらまき、人々を穢れという楔で縛った。ある神が言った。「神々の争いは膠着した。ならば神以外の力を用いればいい。ちょうど、使えそうな魂がここには腐るほどあるではないか。」その言葉に彼女は怒った。もともとは人であった存在が力を得たことによりここまで歪むとは。この言葉は彼女に神への道を進ませる契機となった。怒れる彼女は神々の力の源であった5つの剣を砕き、神々を大地から追放した。そして、彼女は人々の魂から穢れの楔を取り除き、自らを封印の鍵とすることで神々の負債をしまい込んだのである。こうして、人々の「王国」がこの大地に生まれるようになった。
彼女にとって想定外だったのは、神々の争いが終わっても人々の争いは止まらず、穢れは新たに生まれ、尽きることがなかったということだろう。もう彼女は限界寸前だ。自身が穢れに堕ち、世界に穢れをばらまく前に今残っている穢れもろとも消滅しようとしている。そのために必要な自身と適合する巫女は用意した。あとは邪魔が入らぬように祈るしかない。