囁きの魔書
基本取引価格:取引不可
- 知名度
- 30
- 形状
- 表紙に目と口があしらわれた魔導書。言葉を発する。
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- 魔法の知識を蓄えた魔導書です。自らが意志を持ち、持ち主にあらゆる知識を与えます。
- 効果
-
[常]持ち主を定める/必中
持ち主を定めて助力します。〈囁きの魔書〉の持ち主となった者は、その魔法行使判定に+2のボーナス修正を得ることができます。
[常]賢智の囁き
ときに扇動者として、ときに師として振る舞うことで持ち主が求める知識を与えます。持ち主の行なう知力ボーナスを用いた判定の全てに+2のボーナス修正を与えることがあります。ただし〈囁きの魔書〉は気まぐれなので、言葉を用いて〈囁きの魔書〉に求めて応えた場合にのみ修正は発生します。
[常]魔法の発動体
〈魔法の発動体〉として扱います。〈囁きの魔書〉の持ち主となった者は、ほかに〈魔法の発動体〉を所持していなくても〈魔法の発動体〉を必要とする魔法を行使することができます。
[常]自立浮遊
〈囁きの魔書〉は自らの意志で浮遊することができます。持ち主となった者に浮遊して追従することから、保持や装備をする際に両手を圧迫しません。よって両手を塞がっていなくても装備することができます。
由来・逸話
〈囁きの魔書〉はとある魔法王が〈囁きの魔剣〉を参考にして作成した自らが意志を持ち、持ち主にあらゆる知識を与える魔導書です。根本的な機能は〈囁きの魔剣〉と大差はありません。人族または蛮族———すなわち魔法を用うるものに取り憑き力を貸し与えます。一方で持ち主に知識を蓄えることができるように行動を促します。
しかし、その正体は〈囁きの魔書〉を作成した魔法王の魂そのものです。後世に生まれた魔法を知りたいという貪欲な知識欲からとある魔法王が自らを自らが執筆した本の姿へと変じさせましたが、本人はそのことを忘れています。