容姿・経歴・その他メモ

名前: マルクス・(G)・ロンダリア
読み:マルクス・(ギルバルト)・ロンダリア

生まれ:王の系譜
第一ハプニング(〜8歳)
:家族を失った(自分以外全て)
第二ハプニング(9〜14歳)
:前世の記憶がある
献身的精神
冒険に出た理由:人々を守るため

ーーーー

彼の父は王であった。
父は強く、厳しかった…
母は優しく、穏やかだった……
しかし、あの日…
8歳の時、彼は全てを失った。

その国は魔物に襲われた。

彼は腰が抜けて逃げる事が出来なかった。

大きな顎が彼を喰らおうとした…
目の前に大きな血溜まりが出来た。

しかし、彼に傷は無い。

彼の目の前には父が…
腹を半分魔物に食べられて
無くなってても立っていた。

彼は逃げて、逃げて、逃げ続けた。

何もかもが一夜で無くなった。

彼が好きだったあの空間はもう何処にもない…

彼が好きだったあの時間はもう戻らない……

生きる為に体を動かすのか…
考えない為に体を動かすのか…
それすら分からないまま数年が経った。

その数年、虚無感で溢れて生き続けた。

そんな注意散漫だったからか、
記憶が薄れて来たある日…

荷物に頭をぶつけてしまい倒れた。

ふと目が覚めると見覚えの無い…
いや、"見覚えのある記憶"と
"見覚えの無い記憶"が混ざり合っていた。

彼の前世もまた、
理不尽な理由で奪われた記憶が溢れ出した。

彼が弱かったから…
声に出せないほど臆病だったから……

彼はその日から変わった。
仕事を体を鍛える為だと思い、全力を注いだ。

誰かが声を出せない状態で、
困っているなら協力した。

誰も…
誰にも……

不条理に他者から奪う権利が無いのだと…！
自分は自分の為に有るのだと！！

彼は何かを背負いながら準備を整えた。

セッション履歴

収支履歴