容姿・経歴・その他メモ

経歴

・高レベルの魔法をかけられたことがある
・同じ夢を何度も見ている
・奇妙な予言をされたことがある

冒険者に出た理由

・故郷を滅ぼされたので　

性格

・穏やかで誰に対しても優しい。弱音を吐かずに、誰に対しても敬語で話す。
・マイペースだが、仕事は選ばずに嫌なことでも熱心にする。何に対しても勉強する姿勢を見せる。
・口癖「あらあら」「素敵ですね」「頑張れば何とかなりますから」


～駄文(別に読まなくてもいいメモ書きのようなもの)～

グレゴリーに物心がつく頃、ブルライト地方北部にある蛮族領の一つの集落が、ラージャハ帝国により滅ぼされてしまうことから彼女の人生が始まる。多くの蛮族が彼らの捕虜となり、改心する者には慈悲を。反抗する者には死を与えられた。
これは救いであると誰かが言う。実際蛮族に解放された者達が喜びの声を上げていた。それはそうだろう。人族にとって大抵の蛮族は戦うべき敵なのだから。

でもグレゴリーにとっては違った。故郷を壊されたのだ。幼い瞳に映るのは、ただの恐怖であり絶望だった。

絶対的な権力を持つ皇帝…ドノンⅣ世。彼の直属の兵で形成された砂鷲団に入団することが条件で、幸か不幸か…生き延びることになったその時のグレゴリーには、ほぼ感情というものが存在していなかった。
穢れに意味は無く、実力を重視するラージャハ帝国の流儀に沿う為に戦闘の基礎を学ぶ。

過酷ではあったが正当とも言える日常を繰り返していると、感情というものが自分の中にあったのだと…気づくときがグレゴリーにはあった。どこか冷たく、温かいものだった。
そんなある日、団員の１人であるセメトからこう言われた。

「何事も経験だ。冒険者として世界を見るのも悪くはない。やってみないか？」

そうして…冒険者として経験を積むために、グレゴリーは決意した。
強くなる。そして秘かに、故郷を滅ぼされたことに対する復讐を夢見て。

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