『奈落の落とし子/アビスアーム』※左腕を選択
この種族特徴を選択すると、いずれかの腕（任意）が肩から指先まで、滑らかな暗紫色の皮に覆われることになります。
長居袖の衣服と手袋などで隠すことは可能ですが、その腕を露わにすれば、それと知らない人には魔人のようなおぞましい
印象を与えてしまいます。
近接武器でダメージを与える場合、追加ダメージが＋２点されます。「用法:１H拳」や「用法:２H」の武器でもこの効果は
同じです。
遠隔武器や「用法:１H#」「用法:２H#」で腕を使っていないとみなされる武器には、この種族特徴の効果はありません。
《両手利き》などでは、暗紫色の皮に覆われている腕を使用している片側のみにこの種族特徴の効果が適用されます。
【冒険者レベルごとの性能】
１レベル・・・追加ダメージ＋２点
６レベル・・・追加ダメージ＋３点
１１レベル・・追加ダメージ＋４点

【種族特性による（アビスカース）】この種族特性によるアビスカースは、”奈落の魔域”内では一切効果を発揮しません。
６－１「正直者の」携行時（常時）
嘘、方便がすぐにばれるようになる。真偽判定の対象となる場合、－４のペナルティ修正を受ける。

【取得技能】
『鼓咆/陣率』…メイガスアーツ参照

『斬り返しⅠ』
適用…１回の近接攻撃
　攻撃を回避された場合、追加で攻撃を行う。
「用法２H」の武器で近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃１回に有効です。
宣言を行った攻撃が回避された場合、直後にもう１回同じ武器で同じ対象に近接攻撃を行えます。
１回目の攻撃が命中した場合は、２回目の攻撃はありません。
複数を同時に攻撃しいずれかの対象に回避された場合、回避されたもの全てを対象に、
もう1回命中力判定を行うことが出来ます。
１回目か２回目、いずれかの攻撃が命中したなら、それぞれに対してダメージ決定を行います。

『薙ぎ払いⅠ』
適用…１回の近接攻撃
　３体までを攻撃、ダメージー３
この特技は、近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃１回に有効です。
カテゴリ（格闘）以外で「用法:２H」の近接武器での攻撃においてのみ効果が発生します。
近接攻撃可能な位置にあるキャラクターを３体まで任意で選び、それらすべてに攻撃を行います。
攻撃者の命中力判定は１活で１回のみ行います。
複数に命中した場合、ダメージは個別に決定しますが、全て「－３」点されます。

『キャッツアイ』MP3消費（補助動作）30秒(３ラウンド)
命中力判定＋１
獲物を狙う獣のように相手の動きを正確に捕捉する能力を得て、命中力判定に＋１のボーナス修正を得ます。
練体士の瞳には、猫のように一本の縦筋が入ります。

Picrewの「仄暗い少年少女」でつくったよ！ https://picrew.me/share?cd=uEeZlexASH #Picrew #仄暗い少年少女

アビスボーン【人間】であるため、経歴表【人間】を採用（経験表による技能値の変更はしていません）
〈生まれた環境〉
没落貴族生まれ・・・かつては貴族だった家系に生まれた。財も権力も失ったが、誇りと矜持だけは、血と魂の中に残った。
〈幼少期の経験(戦士系)〉
訓練の日々・・・教育方針なのか必要にかられてか、君は幼い頃から闘いのための訓練を積んでいた。
〈少女期の経験〉
油断ならない環境が君を鍛えた

《ハプニング表》
「１回目のハプニング」
不自由な身の上から、自由になれた。
「２回目のハプニング」
拘束されることがなかった。
「３回目のハプニング」
家族に愛され、家庭は笑顔に満ちていた。

《冒険に出た理由》
奈落を滅ぼすため

あたしは物心がつく前の事を２年前まで知らなかった。母に聞いてもずっと話してくれなかった。
けど、１７歳の誕生日の日、ようやくすべてを語ってくれた。
あたしの母はかつて貴族だった由緒正しい家系生まれだった。あたしを産む２年前に騎士団に所属していた父と結婚。
順風満帆な生活を送っていたある日、隣町に用があり出かけていた母は、蛮族に襲われ魔域へ捕らわれてしまった。
あたしはその時に産まれた。蛮族に襲われたとき、母は妊娠してはいなかった。
あたしの左腕が醜いのはそのせいだと...まぁ、薄々は気づいていたさ。あたしが普通じゃないってことくらいはね。
その後、魔域に捕らわれてから約１年がたった頃、救出部隊が母の捕らわれた魔域を特定し、
母とあたしは蛮族から解放された。
しかし、生まれたばかりのあたしを観た父は、母にこう言った。『なんだ、この醜い赤ん坊は』っとね。
母は事情を説明した。『魔神との間に生まれ落ちた子だけれど、姿かたちは私達と同じ。私はこの子を育てたい』
そう説得したものの、父はあたしの存在が周囲に露見するのを恐れた。
誰かに見つかる前に殺すか、生かすとしても家の地下に幽閉するかの２択を母に迫った。
母はそれならばと生まれ故郷であるドーデン(地方)から出ていくことに決めた。
母は没落貴族とはいえ、残された権力や財産を捨て、赤ん坊のあたしと共に家を出た。
あたしが６歳になるまでは、ドーデン(地方)の首都キングスフォールで暮らし、
鉄道を使ってブルライト(地方)のラージャハ帝国へ移住した。
そこでは、ナイトメアやドレイク、コボルド達が生活しており、キングスフォールに比べて周囲からの目線が少なかった。
それでも、大腕を振って街を歩くわけにはいかないので、常に包帯を巻いて生活をしていた。
１２歳になると母は知人を介して武術の先生を紹介してきた。ここラージャハは実力社会であるため、
将来に向けて力を養おうという訳だ。おかけで冒険者としてやっていけている。
そして、話は２年前に戻る。母からあたし自身の生まれについて聞いたとき、
父については思うところはあった、もちろん怒りも少しね。
でも、やっぱりすべての元凶であるアビスへの怒りが抑えきれなかった。
母を傷つけたアビス、蛮族、魔域。あたしはそれらすべてをこの世界から滅ぼす。
その為にあたしは家を出て冒険者になった。もちろん、許可は貰ったわ。それだけじゃない背中も押して貰った。
『あなたのその力はきっと世界を救う為にある』ってね。
あたしの生まれは不幸なものだったかもしれないけれど、あたしには大切な家族が居る。
穢れてしまったとしてもあたしの中に流れる血は母と同じ気高き血。その誇りと矜持をあたしは忘れない。