容姿・経歴・その他メモ

かつて信頼できる仲間がいた
家族に冒険者がいる（いた）
奇妙な予言をされたことがある

倒したい相手がいる

左手が硬質素材

彼だけは、倒さなければならないのです。

ジェネレーターから目覚めた後、身寄りの無かったエリシアは、ある家族に拾われる。
その家族は、血の繋がらない彼女を本当の家族のように可愛がってくれた。
彼女はそのことに感謝しながら、家族のお手伝いとして過ごしていた。

しかしある日、エリシアは占い師に預言を受ける。
『お前には、不倶戴天の敵ができるだろう』
冒険者でもないエリシアには全くピンと来なかったが、その予言の意味を知る日はすぐに訪れた。

ある日突然、家が何者かに襲撃され、燃やされてしまったのだ。
エリシアが買い物から戻った時には、元冒険者の義父を除いて、家族は全員既に殺されていた。
そして義父も、既に虫の息だった。
義父は言った。
「……昔、恨まれた奴に、やられたのかな……エリシア、」
そして、義父は傍に倒れていたグレードソードを突き出す。
「これを持っていけ……お前を守ってくれる……」
エリシアがグレードソードを受け取った時、義父はそのまま息を引き取った。

そしてエリシアは一人で旅に出た。
生きる為に。
そして。
家族を奪った者を、この大剣で叩き伏せるために。

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