容姿・経歴・その他メモ

リルドラケンの里に生まれたナイトメア。翼をもたず力も小さく、通常の種の仲間たちとは大きく異なるその身であったものの、周りからは厳しくも優しく育て上げられたことによって一人前の戦士と育て上げて貰えることに

なお漢らしくといったのの反動なのか、はたまた元からの気質だったのか女物を好み、女装が趣味となっている


そうしてリルドラのナイトメアらしく平和にすくすくと成長し、里の周囲の山々を警備の仕事をしていた際、悲劇は始まった
幼いころから共に鍛錬をしていた相棒というべきリルドラケンと共に退屈そうな顔をしながら暗闇の中探索をしていたところ、景色に溶けるような黒い衣を身に纏った人型の何かと遭遇。
素性について問いかけるも回答はなく、立ち去るよう警告すれども微動だにせず。それならばと意志表示がてら仲間が黒衣に攻撃を仕掛けた瞬間、仲間の五体は崩れて消えた。

その光景に理解が出来ず。呆然と立ち尽くしていたところにそれは動き出し、横を通り過ぎたところで理解しがたいノイズの如き囁きが脳裏を侵し、その意識は途絶えることとなる。

次に目が覚めた時、自身は土と草の下に居た。当たり前のように顔の横を歩き去る蟻を払いながら起き上がり、辺りを確認すると景色はまるで別物になっており、里があった場所にはもはや何もなかった。
それに気づいた頃、最後に聞こえた囁きが言語として再生される。
内容はシンプルに強すぎず、弱すぎない、ちょうどいい素材として黒衣に見いだされたという話。目覚めた時から身体を蝕む悪魔の印、それが脳へと届いた時が命の刻限であるということを直感的に理解する。



時間はない、この命が尽きる前に奴を打ち倒せなければ死ぬこととなるだろう。それを理解し、自身の命と同時に家族や仲間の仇を討つため、旅へと出ることとなった

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