“魔剣魔神”エスパース
- 知能
- ???
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語 魔法文明語 魔神語 魔動機文明語 汎用蛮族語
- 生息地
- ???
- 知名度/弱点値
- 17/20
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 40
- 生命抵抗力
- 20 (27)
- 精神抵抗力
- 19 (26)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
頭 | 17 (24) | 2d+17 | 17 (24) | 10 | 250 | ― |
右腕 | 16 (23) | 2d+15 | 16 (23) | 12 | 250 | 100 |
左腕(剣) | 17 (24) | 2d+18 | 17 (24) | 13 | 430 | 30 |
脚 | 17 (24) | 2d+17 | 16 (23) | 12 | 250 | ― |
- 部位数
- 5()
- コア部位
- なし
特殊能力
●全身
[常]空間障壁“エスパース”
……自身を別空間で覆い守っています。魔剣ジェネシスの加護を受けた者の干渉以外受け付けることがありません。
[常]マナコーティング(10)
[常]魔法適正
……《ターゲティング》《鷹の目》《魔法拡大/数》《マルチアクション》《魔法収束》《魔法制御》を習得しています。
●頭
[主]光条/14(21)/精神抵抗力/半減
……「射程/形状:2(50m)/貫通」で、光条を放ち、対象に「2d+12」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この効果は連続した手番には使えません。
[主]光弾/13(20)/精神抵抗力/半減
……「射程/形状:2(50m)/射撃」で、光弾を放ち、対象に「2d+7」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。
●右腕
[主]真語魔法10レベル/魔力14(21)
●左腕
[常]魔剣エスパース/生命抵抗力/12(19)/消滅
…「空間構築と移動」の性質を持ちます。この部位による近接攻撃が命中したキャラクターは、「1d30」地点の座標へと強制的に移動し、1Rの間、移動力を1/2になります。
[常]武器破壊
…この部位のHPが「130」以下の場合、PCは主動作で「武器破壊」を行うことができます。武器破壊を行った場合、「[常]魔剣エスパース」の能力が失われます。
[常]限界行動
…この部位は、HPが0以下である場合も、全ての部位のHPが0以下になるまで、主動作を行います。この部位がHPが0以下であるとき、この部位は補助動作や宣言特技を使用することはできません。
[主]2回攻撃&双撃
[常]限定複数宣言=2回
……この部位は宣言特技を2度まで使用できます。1回の攻撃には1度しか宣言特技を使用できません。
[補]マナ解放
…ため込んだマナを斬撃に乗せます。MPを5点消費し、1Rの打撃点を+5点します。この効果は1Rに1度しか使用できません。
[宣]薙ぎ払いⅡ
[宣]全力攻撃Ⅲ
●脚
[主]踏み荒らし/13(20)/生命抵抗/半減
周囲を踏み荒らして振動と砂礫で攻撃します。
「射程:自身」で「対象:1エリア(半径3m)/すべて」に2d+10の土属性物理ダメージを与えます。
戦利品
- なし
解説
魔剣エスパースが黒スーツの男を媒体にして、今まで取り込んだマナを使い完全な力の解放を求めた成れの果て。
結果として、制約はあるものの力の大部分を開放することに成功した。
学園を吹き飛ばす術式を展開しているため、力こそ大幅に抑えられているが、それでも圧倒的な強さを持つことに変わりなない。
【背景物語】
黒スーツの男はかつてPC達が乗り込んだ遺跡の遺産、「人型魔動機」を盗んだ。それがデアの素体である。
研究者であり、冒険者でもあった男は、たまたま乗り込んだ遺跡で、デアの素体を見つける。これが全ての始まりだった。
男には、娘が居た。名をデアという。デアは馬車で移動している際、いわなだれに巻き込まれ、蘇生が不可能になるくらいの損傷があった。
「この研究を使えば、娘は穢れなく復活することができるかもしれない。」
始めは簡単な研究だった。しかし、兵器としての側面が明らかになっていくにつれ、その性能を向上させることに注力するようになる。
「生きて行くためには、丈夫な身体が必要だ。脅威に負けない力が必要だ。」
男の研究は、どんどんエスカレートしていった。
研究を進めていくにあたって、重大な問題があった。燃料の不足である。
起動し続けるには、莫大なマナが必要だ。魔法使い1人がマナを篭めただけでは、1時間の起動も難しい。
しかし、魔動機文明は既に失われた文明。効率のいい方法を模索しようにも限度がある。
最終的に頼ったのは、魔剣の力だった。。
超常の力。理解に及ばない力を頼ることは、最早研究者とも言い難かったが、
しかし、彼はインテリジェンスウェポン「魔剣エスパース」に出会ってしまった。デアを完成させるために魔動機文明の遺跡を巡っていたところ、封印されていたエスパースの封印を解いた黒スーツの男は、エスパースに魅入られてしまったのである。
エスパースの能力は「空間の構築と移動」。空間を生み出し、行き来することができる。その強大な力の代償として多大なマナを必要とする。マナを求める欲望に反応して目覚めたエスパースは、その問題を解決する魔剣に心当たりがあった。それこそが同期とも言える「魔剣ジェネシス」である。
ジェネシスの力を使えば、エスパース自身は半永久的に動くことができ、デアのエネルギー問題も解決する。利害が一致し、力を得た男の行動は、よりエスカレートしていく。
こうして出来上がったのが魔動機としてのデアである。黒スーツの男の目的は、デアの完成、そのためにジェネシスを手に入れることだ。
エスパースの目的は、ジェネシスを使い、全盛期の力を取り戻し、欲望のままに生きることだ。
力に呑まれた愚者達は、止まることなく進んでいく。