Luna Aurora

経歴表結果

経歴・性格など

リルドラケンの大商人の家に生まれたナイトメア。一家全員がハルーラを信仰している。
ルーナ自身は神官ではないものの、ハルーラへの信仰心は比較的強め。(初期設定では神官生まれの神官戦士だった)
幼少の頃、家で暮らしていた頃に食べた絶品料理の数々の味を、未だに忘れることなく覚えている。
その影響か、食事への拘りが非常に強い。携帯する保存食にも拘りがあるようだ。
また、「世界各地の美味しい料理を味わいたい」という気持ちが、旅を続ける原動力になっている。
ブルライト地方の物流の中心地と言える「導きの港」ハーヴェス王国は、大きな目的地の一つである。

リルドラケン生まれらしく、ナイトメアであることを気にしたことがない。
ただ、知識として「ナイトメアが社会的にどう認識されているか」は知っているため、頭に角隠しのバンダナを巻いている。
その一方で、里では事実上一番のちびっ子だった感覚が根付いているため、里を出て以降サイズ感覚問題には悩まされがち。
冒険者内で見た場合、同族(ナイトメア)を含めてもなお、自身が非常に大柄な方である事実には未だに戸惑っている。

ルーナが故郷を旅立ったのは、彼女が32歳の頃である。
家業を継ぐ必要がない立場であったことが幸いし、冒険者として旅立つことはあっさりと許された。
そうして、商人の護衛依頼を受けつつ各地を巡る用心棒のような生活が始まったのである。
歳の離れた友人は食道楽仲間の冒険者の先達であり、旅の中で巡り合い、食の話題で絆を結んだ。
「世間的なナイトメアの扱い」など、リルドラケンの里では得られない知識は彼女たちから教わった。
彼女たちがルーナに世話を焼きたがるのは、何か理由があるようだが……？

「ナイトメアの親から生まれる子供は、そのナイトメアが本来生まれるはずだった種族に依存する」
「リルドラケン生まれのナイトメアの女性は、リルドラケンと同様に卵生である」
こういった知識をルーナも認識しており、自身が子作りをすることはほぼ不可能だろうなと諦めている。
その思考が根付いているため、ルーナ自身は恋愛にも全く興味を示さない。だが、周りがルーナをどう見るかは別の話である。
仮に、周りから見たら誘っているように見えたとしても、ルーナ本人は無自覚であり、そんな意図は微塵も存在しない。

一人称は「私」で、敬語ではなく、「～だ、だった」のような砕けた口調が中心。
ルーナの価値観の根底には「美味しいごはんは正義」的な、食への執着が存在する。
勿論、それだけで平和が作れるとはルーナも思ってはいない。
だが、食事の話題が通じる相手ならば、分かり合える余地はあるのではないだろうか？
「美味しいごはんを食べた時の笑顔」は、ほとんどの種族に共通する喜びであると、彼女は信じているのだ。

初期方針としては、ナイトメアであることは全力で隠す方向で進めたい。
もっとも、人間の女性と言い張るには些か体格が大きすぎるのだが……。
……胸の痣を隠すために、風呂場には誰も居ない時間帯に訪れることになりそうだ。
なお、ナイトメアであることを隠すことを勧めてくれたのもまた、食道楽仲間の冒険者たちである。

リルドラケンは下戸の酒好きだとよく言われる一方で、ルーナもまたお酒が大好きである。
但し、ほろ酔いレベルまでの酔いにはあっさりと到達するのだが、何故か酔い潰れるまでが異常に長い。

彼女には、どうやら誰にも言えない秘密があるようだが……？

第一話の後、デーモンルーラーとなり扉の小魔(ゲートインプ)と契約する。
契約したゲートインプのライモンドは所謂小魔神タイプであり、その性格は気取り屋。

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