白い短かな髪、翠色の瞳、細めの眉。
　168cm。60kg。人間らしい体格に軽い革鎧を纏い、細いレイピアとバックラーで武装している。腰にはライフォス神の聖印を付けている。

　近接攻撃を際に宣言できる
　宣言した近接攻撃が命中した場合、その攻撃に威力決定の出目に「＋１」点する。リスクとして、続く１ラウンドの間、あらゆる回避判定に「－２」点のペナルティ修正を受ける。

【生まれた環境など】

生まれた環境

支配層（小都市）（３１）

少年期の経験

書物と共に（６１）

ハプニング１

一定期間の記憶がない（３５）

青年期の経験

多勢との戦いに備える（３）

ハプニング２

魔神と契約を結んでいる（４１）

冒険に出た理由

人々を守るため（６４）

【経歴】

　自分は、人族の小さな街にあるライフォス神殿に産まれた。両親はその神殿で神官を務める者たちで、自分が産まれた環境は比較的裕福であり、お金や交友関係に悩むことはなかった。そんな刺激の少ない状況下で、幼い自分は書物に日々の楽しみを求め、街の図書館や博物館にある読めるものを出来るだけ読み漁った。

　書物に対しての好奇心は、両親の神殿にある教典にすら向いた。その教典が語るには、「第二の厄災来る。無数の蛮人に備えよ。異界を見出せ」との事だ。両親に、この事について尋ねてみたが、真偽不明であり過度に信じる必要はないと言われた。確かに荒唐無稽な話だが、もし、蛮族が第二の〈大破局〉を企んでいるならば、自分はそれに備えたい。そのためには強き仲間が必要だ。

　街にいる冒険者経験のある者を頼り、いくつかの戦闘方法を学び、神殿での経験を活かして回復魔法の簡略化などを考えた。ある程度の準備を済ませ、近場の冒険者ギルドで登録を行った。登録をする際、受付の者に召異魔法を使うのかと尋ねられたが、自分は使えないと答えると、不思議そうな顔で自分の背後を見ていた。まるで自分の後ろに誰かが見えるように背後を覗く受付を見て、ある事を思い出した。

　あの教典、厄災について書かれたあの書物は、普段は厳重に保管されているはすだ。硬い南京錠の施錠が施されており、本には開かれないように魔法が掛けられている。それなのに、自分はあの教典の内容を憶えている。内容どころか、あの本の埃っぽい匂いや、永い時間によって黄色く変色した羊皮紙の色味も鮮明に思い出せる。ただ、どうやって開いたのか、それだけが未だに思い出せないでいる。もしや、自分は知らぬ間に厄災の渦へと呑み込まれているのかもしれない。

【天啓：肯定／穢れ：否定】

　天啓はある。神のお告げではなく、世界の流れによってそれは自分に語る。
　穢れは避けるべきものだ。教えに従い行動することが大切だ。

【どんな時も礼節を失わない／嘘をつかない】

　神官たるもの、どんな時も冷静で、礼節を重んじならければならない。
　嘘とは欺瞞であり、魂を汚す行為だ。どんな状況でも、行うべきではないだろう。

　エールなどのアルコールが苦手らしい。