○性格など
拳闘士であるシャドウの女性。
主人、依頼主に対しては丁寧な敬語で話すが、それ以外の者に対してはかなり敬語ではあるがかなり口調が訛り、一人称がアタシ、二人称がお前になる。
冒険者でありながら、家政婦もしている。
家事や速さ、質含め完璧で料理は舌が肥えている貴族から、『今まで食べたものの中で一番美味い』と評価されるほど。
流石メイドと言ったところか、かなりの奉仕体質で他人を手助けしたり、役に立つことを大きな喜びとしている。
その為、依頼や仕事の無い日はかなりの苦痛らしい。
この部分だけ見ると俗に高嶺の花と言うに相応しい女性なのだが、問題はその性格である。
彼女にとっての大きな喜びはもう一つある。そう、とんでもない程の戦闘狂なのである。
なお、思想はダークトロールとほぼ、同じで一方的な蹂躙は好きではないそう。
戦闘の時は勝負に勝ったり敵を倒すことよりも戦いそのものを楽しんでいるようで、敵を攻撃するときはもちろん、ダメージを受けた時も血を流しながらゲラゲラ笑っていることもあり、極めて不気味。もはや、そのときは気品さのかけらもない。
そんな彼女の戦闘の光景を見たことある男性にとっては『アレが理想の嫁？冗談じゃないよ』と、彼女をよく知る者からは『蛮族や魔神の居ない世界に生まれてたら殺人鬼になってたんじゃねぇの？』と談笑されたり、護衛対象の子供に『あのシャドウのお姉ちゃん、怖いからやだ』と言われたことがある程。

一人称

私(わたくし)、アタシ

二人称

貴方様、お前...等

身長

173cm

体重

理想的

性別

女

出身

不明

好きなもの

殴ったり殴られたりすること

嫌いなもの

休日

大惨事表

(4-5)誰かを救ったことがある
(2-5)魔物に襲われたことがある
(6-5)飛行船に乗ったことがある

冒険に出た理由

(3-5)家族を養う為

○過去
レーゼルドーン大陸のスラム生まれ。小さい頃から生きる為に仕方ないと割り切り、他人よりも積極的に暗殺や強盗に手を染めて生きていた。
その為、その頃から並みの冒険者程度の実力はあった。

ある日、スラム特有のごろつきたちによる非公認のコロシアムを何かの集まりかと思い、興味本位で見に行った。
そこで見えたのは、屈強な肉体をした男がナイフ1本しか持っていない華奢な少年を痛めつけている光景だった。
もはや、スラムの品が無い観客たちも絶句する程のあまりにひどい光景だった。
沈黙の中、男が『次の相手はどいつだ！』と怒鳴ると、ジーゼスは俯いたまま土壌へ上がり込んだ。
『おいおい女だぞ、あのガキの二の舞になるだけだ』『さっきのガキの様を見てやるとか頭沸いてんのか？』と小さなヤジが飛ぶ中、『おいおい、顔の形を変えられたくなかったらやめとくんだな』と言って男がニヒルに笑ったその瞬間、その男の鼻っ柱に彼女の初撃が命中した。その瞬間から、油断してはいけない相手ということを察知した男は全力で襲いかかってきた。その時から殺しのプロだった彼女にとっては流石に楽勝とまでは行かなかったが体格の差、一撃でも貰うとマズイというスリルの中、五角に戦えた。そして苦戦した末、彼女はKO勝ちを決めた。
数秒の重い沈黙の後、大勢のけたたましい喝采と雨のようなお捻り(投げ銭)が観客から彼女へ送られた。
この時たくさんの人から、自分が讃えられていることから彼女はこれが正しいこと、楽しいことだと覚えてしまった。

時がしばらく経ち、彼女が成人する少し前、自分が住んでた街に一隻の飛行船が停まった。
それにいち早く気づいたジーゼスは金目のものを盗む為に監視の目を掻い潜り飛行船に忍び込んだ...のだが、その間に飛行船が出港してしまい、結果、アルフレイム大陸のハーヴェス王国に送られてしまった。
どの道居場所など無く、スラムで盗みや殺しを繰り返すだけだった彼女は場所が変わっただけだと、故郷に戻るのは諦めていたが、乗客である上位の冒険者の一人に、”可愛い”という不純な理由で拾われることになる。その家は上位冒険者なだけあり、かなりの豪邸であった。環境がガラリと変わり、今までありえなかった自分の為の温かい食事や寝床が用意されていた。当然彼女はその冒険者に感謝し、少しでも恩を返す為に家事や料理をその家の家政婦に教わり自分もその家政婦の新入りとして働くようになった。
また、豪邸で働くようになってから数年経った頃、主人。つまり、拾ってくれた冒険者が難病に犯されることになる。
治療費が無いわけではないが、治すのにかなりの時間がかかり、後遺症によって冒険者を続けるのは無理だと診断された。
当然、そうなると生計が成り立たなくなる。
そして、その生計を維持する為にかつてスラム育ちで得た技を活かして冒険者になった。

○自己紹介分テンプレ
『.....(一応初対面だし、丁寧に接しておくか....)
私はジーゼス・メリンシアと申します。以後お見知り置きを。』
『このような格好しておいてなんですが私、拳闘士と斥候の心得がありましてね...前線はお任せくださいませ。』
『依頼を共にするとなると、野営も必要となるでしょう。そのときはお任せくださいませ。腕によりをかけたもてなしを致しますよ。...ええ、私が勝手にやっていることなのでお気になさらず。迷惑だとおっしゃるなら追い払って頂いても構いませんよ。』
『....ところで、好みの味付けや苦手な食べ物があれば教えていただけませんか？』

はい。とにかく数で押すタイプのスカグラです。ただ...鎧貫きとか宣言特技一切持っていないので防護点が高い敵は苦手ですね...。まぁ、手数でダメージは稼ぎますのでどうにか...なる筈！
よろしくお願いします。