グランゼールの貴族"フェイルノア家"に使えていた執事。
親に捨てられて行き倒れていたところを令嬢"デニア・フェイルノア"に拾われ、名前と居場所をもらった。

デニアは特殊な魔域で生まれたアビスボーンであり、通常のアビスカースに加えて"｜奈落の花蝕《フラワリングカース》"という呪いを背負っていた。
右目がアデニウムに覆われている彼女は、触れた相手の寿命を吸い取り、毒の花粉に変えて花から放出してしまう。
しかし穢れがある対象の寿命は吸い取って毒物に出来ないため、身の回りの世話係になって欲しい、ということだった。
ナイトメアだったおかげでデニアに触れることが出来るラピスは、呪いのせいで別荘の外に出られないデニアの世話係として共に育っていく。
アルヴの先輩使用人"リズ・フライヤ"に衣服の仕立てを教えてもらい、デニアと相談しながら3人でドレスを仕立てる時間が大切だった。

彼が冒険者になる数日前、別荘が人族蛮族混合の麻薬カルテル"ニヴルヘイム"に襲撃された。デニアの｜奈落の花蝕《フラワリングカース》を狙ってのことだった。
己の無力さを痛感したのはこの時だった。リズを含めた使用人のほとんどは殺され、デニアは連れて行かれてしまう。
なんとか五体満足に生き残った自分は、連れて行かれる直前にデニアが発した言葉を反芻した。

「ラピス、殺して……！　私が、誰かを、傷つける前に……！」

――仰せのままに、お嬢様。

口に出せたかなんてどうでもいい。今はただ、命令を実行するのみだ。

●基本情報

意味

アデニウム+フェイルノート

種族

アビスボーン（アビスアイ）

誕生日

8/20

身長

157cm

体重

46kg

利き腕

右

家族構成

父、母、兄、使用人のみんな、ラピス

出身

グランゼール

●精神

性格

明るく健気

アライメント

中立・善

考え方

広い世界を見ることが出来ない自分だけれど、そんな自分に尽くしてくれる皆のために今日も生きていく

心の強さ

普通の女の子

●好み

好きな食べ物

料理長のフィルスが作ってくれた野菜パイ

好きな色

青……これだと誰が好きかばれちゃうかな

好みのタイプ

守ってくれる人、それでいて守りたくなるような人

苦手なもの

人と触れあうこと

趣味

ラピスとリズと一緒にドレスのデザインを考えること

特技

護身術のナイフ投げ！　この目のおかげで狙いはいいのよ？

日課

神様にお祈りすること

今一番欲しいもの

私を｜殺して《裁いて》くれるなにか

●イメージ

ヒバナ

https://youtu.be/hxSg2Ioz3LM?si=yWKB8XvCJCxHsvmr

効果：命中力判定の出目を「5」に固定する代わりに威力表の出目+1（振り足しにも適用）