容姿・経歴・その他メモ

　　　「お金って、たくさんあればあるだけ幸せな気分にならない？」　　　「Ｏ☆ＫＡ☆ＮＥ☆DA！」

「異種族を怖がっている(いた)」「臨死体験をしたことがある」「かつて従者がいた」「故郷を滅ぼされたので」

黒いインナーの上に紫のジャケット、ベージュのフレアスカート。緑の髪を後ろで大きく三つ編みにしている。
メリアたちだけで暮らす森で平穏に暮らしていたシャラの樹のメリア(長命種)
木や石から色々なものを作ってきた集落の生まれであり、その中でもほんの少し特別視されてきた家の娘。

しかし、ある日故郷である森が蛮族に焼き払われ、彼女自身も瀕死の重傷を負った。
その後に通りかかった医者によって一命を取り留めるも、家族も何もかもを失い一時塞ぎこむが、故郷の森を再興するために冒険者となる。
故郷再興のためにお金を稼ぐことが主目的。しかしソレを周囲に知られないように、表向きはお金大好きなキャラを通している。

基本戦法はゴーレム強化であり、本来的には他者への補助は薄め。その分使役するゴーレムをこれでもかと強化して使用する予定。
一度死にかけたためか、命に対する物の考え方は割と繊細で、他者の死にはそれなりに反応する。蛮族？　うん、一辺死ねばいいと思う。
幼馴染がいるそうだが、現在は行方不明である。焼け跡から探そうにも生死不明であるため、死んだものと思っている。

オークは普段使いのため、依頼のない日に時間拡大で作っておくスタイル。普段の生活でもオークを使い倒しており、個々の個体にはあまり愛着はない。他のゴーレムは戦闘用であり、依頼を取ってから作る。
「オークって便利だよねぇ、歩かなくっても物取ってこれるし。……え、動かないと太る？　そ、そんなことないもん！　ない、よね？」(お腹とか二の腕とか気にしながら)

ちなみにシャラの樹はナツツバキの花を咲かせ、花言葉は「愛らしさ」「哀愁」「はかない美しさ」である

過去の体験から、火が苦手なのは勿論の事。最近ではデュラハンの戦車に撥ねられたためか、アンデッドが苦手になったらしい。
恐怖で茫然自失し、冒険者をやめることも考えたが、同行していた少年の明るさと温もりによって何とか持ち直した。
それでも、以降朗らかに笑う彼女の笑顔が、どこかひきつったような印象を受けるのは、きっと間違いではない――


（以下、キャラＳＳのようなもの）

■焔の記憶

熱い――痛い――苦しい――
今まで生きてきた中で味わったことのない苦痛が、華奢な身体を容赦なく襲ってくる

このまま死ぬんだ――そう思ってから、もうどれだけこの苦痛を味わっているのだろう
永劫にも近い時間をかけて、ゆっくりと魂ごと焼き尽くされているかのような、そんな痛み

もうとっくに身体なんて炭になっているんじゃないか。そんなことさえ思ったけれど、身体中を襲う痛みが私を現実へと引き戻す


――気付いたら、誰かが私の傍に立っていた。燃え盛る炎の中に佇むその影が、音もなくそこにいた


果たして自分が助けを求めたのか、あるいは避難を促したのか、熱で焼かれた喉からは意味のある言葉は出てこなかった


その影がゆらりと炎を身に纏い、声を上げて笑っていた

それはとても、悲しい声だった――

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