由来・逸話

　素材となったアールシェピースの利点を真っ向から否定したような長大な柄と、大剣の如く巨大な槍身を持つよう鍛えなおされた長槍。
　見た目の印象より重量は軽いが、巨大な槍身、長大な戦旗章などの重量物が先端に偏って配置されているため、実際に使用するとすさまじく重く感じる。思うように扱うためには高い筋力と技量を要する。
　普段は取り付けられた戦旗章で槍身を包むようにして鞘代わりにしている。

　柄をひねる事で仕込まれた機械機構により槍身側面の刃が左右に開く仕掛けが施されており、敵に突き刺した際に使用することで敵の内部を切り裂き、そのまま引き抜くことで傷口を大きくすることができる。これによりトドメを刺すのに十分な傷を負わせられる。

　強化する際に砕けた風の魔剣のかけらを素材として槍身に使用している。これによる特殊な力は特にないが、この槍につけられた戦旗章は無風の場でも常に僅かにはためいている。また、主が全力で攻撃を行おうとする際は、仕込まれた機械機構が勝手に展開し周囲のマナが槍身を包むように発光する。

属性解放時の合言葉は「翔けろ」

主が石突を地面に突き立て大声で味方を鼓舞する際、この槍の旗はたとえ無風であっても大きくはためく。

主の気持ちに応えるかのように