容姿・経歴・その他メモ

・容姿
髪色は暗めのブロンドカラーに、紺色のメッシュ。そして碧眼。右側を隠すようにお面を着けている。実は仮面の下は火傷のような跡があり、それを隠すために着けている。
身長は147cmほどで、生まれつき目つきが鋭い。
服装は多少ゆとりのある服を着ている。

・経歴(現世)
幸か不幸か、前世の記憶が存在する状態でこの世に生を受けた。
生まれつき顔の右側に火傷のような跡があり、赤子の時ですら必要な時以外は気味悪がって誰も触れようとすらしたがらなかった。そして、ついた名前が「ブライヤー(いばら)」だった。周囲から口には出されなかったが家族の一員として認められず、名字(ファミリーネーム)を名乗ることはよく思われていないことは明白だった。
幸いなことに明らかな虐待こそ無かったが、同年代の子どもたち、果てには家族からも避けられていた。本人としては過剰に干渉されないのがありがたい、程度に思っていた。
親の手を離れてからほとんど家にはおらず、早朝からあまり危険ではない森に踏み入って夜遅くに睡眠と簡単な食事を摂るだけの為に家に戻る生活を送っていた。また、森以外では本が置いてある場所に行っては本を読んでいた。それが行動範囲が狭い中で自分なりに外の世界を知る術だったからだ。直感的に幼い頃から成人が近くなれば追い出されることは感じており、その時のために前世の知識を活かしながら最低限の生きる術としてサバイバル術や剣術を磨いていた。
そして、14歳…つまり成人する一歳前に家から追い出される雰囲気を感じて、絶縁同然で自分から家を離れた。想定よりも早く家を離れることとなったが、これ以上は居心地が悪くてとても滞在できるものではない。自分のことを誰も知らないような遠い場所で、第二の人生を歩むことを目的に国を渡っていた。
あの家族と完全に縁を切るという意味も込めて名字(ファミリーネーム)は捨て、唯一の呼び名の「ブライヤー」をミドルネーム、そして自分で選んだ名前(ファーストネーム)で「エセル・E・ブライヤー」を名乗ることにした。ファーストネームとミドルネームだけで構成された名前は少々珍しいかもしれない。

・経歴(前世)
現世に関係あるところだけを抜粋する。
享年31歳の男性。
前世では、世界は存在を認知するだけで気が触れるような存在が水面下に潜むような場所だった。ほとんどの人が存在すら知ることなく一生を終えるような世界で、不運にも彼はその存在に関わってしまった。
彼の死因は「青い炎」による焼死。そのような存在に関わってしまったことが運の尽きだった。その為、炎(特に青いもの)は今でも軽い恐怖心を抱いている。
生まれつきの顔の火傷は、たとえ生まれ変わってもあの「青い炎」からは逃れられない。そんなメッセージだと本人は思っている。
現在でも記憶があるためこの頃の母国語「英語」は「✘✘語」として習得している。発音等はそのほとんどを忘れてしまったが、読み書きは健在である。

・性格
理性的に考える反面、感情に振り回されやすい一面も持つ。
他者には淡白に接するが、実は面倒見が良い。
自分に敵意を向けるものには冷徹な一面が垣間見える。
前世の経験から神々に対してあまり良く思っていない。

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