容姿・経歴・その他メモ

自然に興味津々なグラスランナー。いつも右手には虫眼鏡が握られている。

一つのことに集中し始めると周りが見えなくなってしまうので、いつも虫や小動物を追いかけては知らない道に迷い込み家に帰れなくなる。本人は特に気にしておらず、道に迷ったときにはパイプをふかせ、リュートをかき鳴らして陽気に歌いながら寝床を探す。歌は普通にヘタ。森の中でもよく迷うので、たびたび出会う妖精ともいつしか話せるようになった。

過去のことは何も覚えておらず、思い出そうともしない。だからどこから来たのか、家族はいるのか、さらには自分が何歳なのかすら本人の口から語られることはない。記憶喪失などの病気なのか、思い出したくもないような凄惨な過去があるのか、はたまたただおバカなだけなのか、それは本人にしか分からない。いや本人にも分かっていないかもしれない。

戦闘はめっぽうだめ。怖いのではなくて、力が弱すぎてそもそも向いてない。蛮族に出会うと一目散に逃げだし、自慢のすばしっこさでどんな修羅場も乗り切る。なぜか弓は使えるが、力が弱いのでネズミとか小鳥とかしか撃ち落とせない。なぜ弓が使えるのかは謎。

お金を稼がないと生きていけないことに気が付き仕事を探すが、あまりに集中力も記憶力もない為どこにも雇われず、絶対に雇われるが絶対に向いていない冒険者をはじめることにした。稼いだ傍からお金を使ってしまうが、稼いだお金でどれだけ買えるのかよく分かっておらず、ガメル硬貨が両手で数えられる数になって初めて使いすぎたことに気が付く。ゆえに常に金欠。

ちょっとした特技はたばこの煙でわっかが作れること。趣味は虫観察。好物はラスク。

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