クロマティック・レッサードラゴン
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、ドラゴン語、魔法文明語
- 生息地
- 様々
- 知名度/弱点値
- 13/21
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 19
- 移動速度
- 15/30(飛行)
- 生命抵抗力
- 18 (25)
- 精神抵抗力
- 18 (25)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
牙(頭部) | 19 (26) | 2d+20 | 16 (23) | 14 | 134 | 84 |
尻尾(胴体) | 18 (25) | 2d+18 | 14 (21) | 16 | 148 | 30 |
翼(翼) | 17 (24) | 2d+16 | 14 (21) | 13 | 99 | 28 |
翼(翼) | 17 (24) | 2d+16 | 14 (21) | 13 | 99 | 28 |
- 部位数
- 4(頭部/胴体/翼×2)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]色彩竜
この魔物は鱗の色に応じて使用する属性が変化する。主な色は赤・白・青・緑・黒の五色である。
赤であれば「炎」、白であれば「水・氷」、青であれば「雷」、緑であれば「毒」、そして黒であれば「属性なし」となる。
[常]竜の色光
該当する色の属性に対して「[常]無効」を持つ。
黒であれば「[常]無効」の代わりに各部位の打撃点が+2、HPが+20、そして全身に「[常]無属性耐性=5点」を得る。この効果は属性を持たない物理ダメージ・魔法ダメージに対して「5点」だけ算出ダメージを軽減する効果である。
●頭部
[主]真語魔法&操霊魔法Lv8/魔力12(行使判定19)
サプリ「メイガスアーツ」を導入していても深智魔法を扱う事はできない。
[宣][主][常]魔法適正
戦闘特技《ターゲッティング》《魔法拡大/数》《ワードブレイク》を習得している。
[主]色彩のブレス(生命抵抗力判定18(25)/半減)
該当する色の属性によるブレスを吐く。赤であれば「火炎のブレス」、白であれば「霧氷のブレス」、青であれば「雷光のブレス」、緑であれば「猛毒のブレス」、黒であれば「虚無のブレス」となる。
「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「対象:1エリア(半径6m)/20」にブレスを吐き、「2d+24」点の該当属性の魔法ダメージを与える。「虚無のブレス」の場合は属性なしの魔法ダメージとして扱い、その達成値を+1し打撃点を+2する。
この能力は連続した手番には使えない。
[補][準]練技&練体の極意
【マッスルベアー】【ジャイアントアーム】【トロールバイタル】【リカバリィ(10点回復)】の練技を使用する。
これらの練技の効果時間は通常の3倍となっており、【マッスルベアー】を使用した場合、通常より更に打撃点が1点上昇する。
●胴体
[宣]テイルスイングⅡ
任意の5体までに、尻尾での近接攻撃を行う。
[常]攻撃障害=+4・なし
大きさが攻撃を妨げる。[部位:頭部]は、近接攻撃・カウンターに対する回避力判定に+4のボーナス修正を得る。
[部位:胴体]のHPが0以下となった場合、この能力は失われる。
●翼
[宣]渾身攻撃
打撃点を+8する。同時に、自身の回避力判定に-3のペナルティ修正を受ける。
[常]飛翔
すべての部位は、近接攻撃の命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得る。
[部位:翼]のいずれかのHPが0以下となった場合、この能力は失われる。
戦利品
- 自動
- 色彩竜の鱗(8000G/赤S)、名誉点20点
- 2~6
- 竜の牙(1200G/赤S)
- 7~12
- 竜の牙(1200G/赤S)×2
- 13
- 色彩の竜玉(15000G/金SS)
解説
クロマティックドラゴンとは、ケルディオン大陸に生息する色を持つドラゴンの総称である。外見において、通常のドラゴンと大きく異なるのはその鱗の色で、通常のドラゴンよりも際立つ色(それはまるでペンキで塗った様に不自然過ぎる程に目立つほど)を持つ。クロマティックドラゴンは通常のドラゴンと同じ様にドラゴンインファント、ドラゴネット……と成長する。本ページのデータであるクロマティック・レッサードラゴンも同様にクロマティックドラゴンとしてのレッサードラゴンをデータ化したものである。
ドラゴンと言えば中立的な立場に位置し、多くは知能も高く対話による解決も望めるほど聡い存在である。しかし、このクロマティックドラゴンは《例外なく》悪性であり、その全てが自己中心的で獰猛。知能は高いが、公平な取引はまず望めない(できたとしてもクロマティックドラゴンにしか利が無い様な取引とはとても言い難いものだ)。ドラゴン種は金品やマジックアイテムなどの宝には目がないが、クロマティックドラゴンは群を抜いてその傾向が強い。それ故に人里を襲う事が極めて多く、総じて"邪竜"として広まっている。その為、討伐した者には名誉点が与えられる決まりとなっている。
古くから人族や蛮族と争いを繰り広げており、その起源はなんと神紀文明時代から続くとされている。神紀文明時代以降もたびたびクロマティックドラゴンの暴虐が歴史に載っており、〈大審判〉の際は戦争の煽りを受け多くの個体が戦場に現れては血肉を貪り財宝を奪い取っていったとされている。〈大審判〉が〈大破局〉並の被害を齎した大きな原因の一つでもあり、現在においても災厄を引き起こす邪竜としてクロマティックドラゴンの存在は警戒されている。
その獰猛性は能力としても現れており、通常のドラゴンと比べより攻撃的だ。命中精度と破壊力は並のドラゴンを上回っており一度暴れ始めると手が付けられない一方で、魔法の扱いには長けてはいない。基本的には赤・白・青・緑・黒の五色が存在するが、稀に他の色も存在する。この基本の五色のうち黒を除いた四色は拮抗した実力を持つが、黒だけは頭一つ抜けた強さを持つ。本ページではクロマティックドラゴンと一括しているが、実際の括りは「[常][常](色)ドラゴン」となる。赤であれば「レッドドラゴン」、緑であれば「グリーンドラゴン」、白であれば「ホワイトドラゴン」といった具合だ。そこに更にドラゴンの年齢を表す単語も加えて初めて名称となる(例:レッドドラゴンインファント、ブルードラゴネット、ブラックレッサードラゴンetc)
メタリックドラゴンとは相容れない関係で、「スカした野郎たちだ」と認識している。その鼻っ面を折りたいが為に無意味に襲い掛かる事も多いが、力関係では上であるメタリックドラゴンに軽くあしらわれる事が殆ど。しかし、中にはとんでもない策略でメタリックドラゴンを陥れる事も。
クロマティックドラゴンをデータ化する場合、元となるドラゴンに対して下記の変更点を加えること。
・魔物レベルを+1する。
・全ての部位に対し「命中力+2」「打撃点+2」「回避力+1」「HP+15」「各種抵抗力+1」「先制値+1」「魔物知識判定+1/弱点値+1」する。
・[部位:全身]の持つ「[常]無効」の代わりに「[常]色彩竜」を与える(内容は上記データ参照)
・[部位:全身]に「[常]竜の色光」を追加する(内容は上記データ参照)
・[部位:頭部]の「真語魔法&操霊魔法」のレベルを「-2」する(魔法を持たない個体の場合は除く)
・[部位:頭部]の「魔法適正」は《ターゲッティング》《魔法拡大/数》《ワードブレイク》のみ。グレータードラゴン以上の個体の場合は《マルチアクション》《ルーンマスター》も追加する。
・[部位:頭部]の「[主]火炎のブレス」を「[主]色彩のブレス」に変更(内容は上記データ参照。ブレスの達成値は+2、ダメージを+4すること)
・[部位:頭部]の「[補][準]練技」の内容を【マッスルベアー】【ジャイアントアーム】【トロールバイタル】【リカバリィ(10点)】にし、更に《練体の極意》と〈熊の爪〉の効果を付与する(レッサードラゴンまたは練技を使えるドラゴンのみ)
・[部位:胴体]の「[宣]テイルスイープ」を「[宣]テイルスイングⅡ」に変更(テイルスイープを使える個体のみ。尻尾が持つ場合は尻尾に対する変更となる)
・[部位:胴体]の「[常]攻撃障害」の近接攻撃に対する制限を「+4」に変更(攻撃障害を持つ個体のみ)
・戦利品に「自動:名誉点」を追加するし、既存の戦利品を破綻しない程度に増額する(本データを参照しつつ調整)