【マグルグラーフ銃剣操典】
(ランドール地方)- 入門条件
- 50名誉点、《ターゲッティング》
魔動機文明時代を終わらせた〈大破局〉のさなか。数を頼みに押し寄せる蛮族軍を押し返すための方策の一つとして、規格化された装備・規格化された教練・規格化された手順に基づく、動員軍のための戦術が模索されました。
『マグルグラーフ銃剣操典』はその努力を現在に伝える数少ない史料の一つであり、銃兵を戦場の多様性に適合させることを目指す独自のドクトリンでもあります。
流派アイテム
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| 八十八式着剣装置 | 10 | 冒険道具類 | 540 | 〈バヨネット〉と〈ガン〉を装着させる着剣装置 |
| 九十八式着剣装置 | 10 | 冒険道具類 | 1,040 | 〈バヨネット〉と〈ガン〉を装着させる着剣装置 |
| 八式着剣装置 | 10 | 冒険道具類 | 4,040 | 〈バヨネット〉と〈ガン〉を装着させる着剣装置 |
| カルティニー・レール | 35 | 冒険道具類 | 18,040 | 〈バヨネット〉と〈ガン〉を装着させる着剣装置 |
秘伝
ここでの「着剣」という表現は、秘伝の《突撃準備》を使用して着剣した状態のことを指します。
単に〈バヨネット〉をガンに装着させた状態は「着剣」とみなしません。
△《突撃準備》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- ―
- 限定条件
- 〈着剣装置〉
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- 命中力判定-1など
- 概要
- 銃にバヨネットを装着する
- 効果
〈着剣装置〉を用いて、装備している「用法: 2H」の〈ガン〉に〈バヨネット〉を着剣します。
これにより、〈バヨネット〉が強化されます。
リスクとして、着剣した〈ガン〉の装備中は命中力判定に「-1」のペナルティーを受け、〈ガン〉の射程が「10m」になります。また、魔動機術【クイックローダー】が行使できなくなります。
これらの効果は主動作で銃剣を取り外すまで継続します。
《訓令戦術》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- ―
- 限定条件
- 着剣中の〈ガン〉
- 使用
- ―
- 適用
- ―
- リスク
- ―
- 概要
- 制限移動以外でも限定的な魔動機術行使を可能にする
- 効果
主動作を行う前に限り、補助動作で行使する全ての魔動機術が移動の種別を問わずに行使可能になります。
ただし、消費MPが2倍に上昇します。MP軽減効果がある場合は、軽減を行ってからMPが倍加されます。
《横隊突撃》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- ー
- 限定条件
- 着剣中の〈ガン〉
- 使用
- シューター技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- ダメージの高い突進攻撃を行う
- 効果
通常移動を行った手番でのみ使用できます。
「射程: 接触」かつ「目標: 1体」で、着剣中の〈ガン〉での射撃攻撃を行います。
命中した場合、移動距離5mごと(端数切り上げ)に追加ダメージを+1点して算出ダメージを決定します。
また、10秒(1ラウンド以内)に《横隊突撃》を命中させた味方キャラクターがいる場合、その《横隊突撃》の効果による追加ダメージも自身の攻撃の追加ダメージに加えます。
(この処理による追加ダメージの増加は累積します)
《対抗突撃》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- ー
- 限定条件
- 着剣中の〈ガン〉
- 使用
- シューター技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-2
- 概要
- 〈バヨネット〉のダメージに魔力を追加
- 効果
〈バヨネット〉を用いて近接攻撃を行うときに宣言し、その近接攻撃1回に有効です。
宣言を行った攻撃が命中した場合、ダメージを「+(攻撃者の魔動機術の魔力)」点します。
また、目標が2つ以上の部位を持っている場合、威力表決定時の出目を1回目だけ「+2」します。
リスクとして、生命抵抗力判定・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。