ラクシア世界のどこかに存在していると言われている妖精郷の守人にのみ伝わる流派です。
妖精郷には希少なマジックアイテムや財宝が多く存在しており、種族問わずに欲に囚われた者たちの襲撃が多くありました。
しかし妖精達の多くは意思が弱く、見張りをしていてもすぐに遊びにいってしまうものが殆どです。
そのため侵入者に対して高位の妖精や妖精王が自衛のために戦わざるを得ない状況が多くありました。
そこで妖精王である「ベドグラフ・バニー」は懇意にしていた人族に頼み、妖精と共に戦ってくれる人族を探してもらい、白羽の矢が立ったのが、雪森に棲んでいたエルフ達でした。

エルフ達は「妖精特有の魔力操作」や「妖精郷の食糧や素材」の提供受けることを条件に、妖精郷の護衛を引き受けました。これが「ベドグラフ式魔力転廻術」の発端だと言われています。
この「ベドグラフ式魔力転廻術」は、妖精と共に戦うことを前提にした技が多く伝わっています。
魔法を使うことに秀でた妖精達の魔力操作は非常に強力です。
そして妖精達と共に戦うのであれば「魔力撃」や「マルチアクション」の修得が必須であり、その点で既に守り人達の練度の高さは担保されています。

現在では魔神の大侵攻を受け、妖精郷の守人の殆どは死に絶えてしまいました。
何処かに存在する妖精郷の入り口も、今では妖精王本人が守っているようです。

流派装備

妖精鋼：
魔力伝導効率が非常にいいフェアリーガーデンに伝わる伝説の金属です。
魔法剣士たちが皆、手に入れることを夢見ているといいます。
この金属を使用した武器はマルチアクション、または魔力撃を使用した際の魔力が+１されます。