ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

パドルヴォウ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

パドルヴォウ

プレイヤー:Takin

あんだァ? てめぇやんのか? おぅコラァッ!

種族
リカント
年齢
20
性別
種族特徴
[暗視(獣変貌)][獣変貌]
生まれ
密偵
信仰
なし
ランク
穢れ
0
13
5
7
2
8
12
6
10
6
成長
3
成長
3
成長
1
成長
1
成長
0
成長
0
器用度
18
敏捷度
24
筋力
18
生命力
12
知力
17
精神力
13
増強
0
増強
0
増強
0
増強
増強
1
増強
器用度
3
敏捷度
4
筋力
3
生命力
2
知力
3
精神力
2
生命抵抗
7
精神抵抗
7
HP
27+17=44
MP
13+2=15
冒険者レベル
5

経験点

使用
11,500
残り
750
総計
12,250

技能

グラップラー
5
スカウト
3
エンハンサー
2
アルケミスト
1

戦闘特技

  • 《両手利き》
  • 《武器習熟A/格闘》
  • 《頑強》
  • 《追加攻撃》

練技

  • 【キャッツアイ】
  • 【マッスルベアー】

賦術

  • 【パラライズミスト】

判定パッケージ

スカウト技能レベル3 技巧 6
運動 7
観察 6
アルケミスト技能レベル1 知識 4
魔物知識
0
先制力
7
制限移動
3 m
移動力
24 m
全力移動
72 m

言語

会話読文
交易共通語
リカント語

賦術

賦術
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
アルケミスト技能レベル1 賦術 4
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
グラップラー技能レベル5 18 8 8
《武器習熟A/格闘》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
チェインスティック 1H 10 +1=1 15 11 0 形状はアイアンボックス
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 18 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ポイントガード 1 0
合計: すべて 1 0
装飾品 専用 効果
ひらめき眼鏡 ✔HP
右手 巧みの指輪
左手 叡智の指輪
アルケミーキット ✔MP
俊足の指輪
所持金
3,937 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

冒険者セット
保存食1W
スカウトツール
アウェイクポーション
スマルティエの剛力の指輪
マテリアルカード緑A *10
巧みの指輪
叡智の指輪
俊足の指輪

マテリアルカード

BASSS
10
名誉点
39
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク
ひらめき眼鏡専用50
アルケミーキット専用50

容姿・経歴・その他メモ

◆容姿
 リカントの中でも大柄な、筋骨隆々といった体躯を持ち、真っ黒な黒髪を雑に短く切り揃えている。
 眼は鋭い三白眼で、広い肩で風を切って歩く様は、言い逃れ出来ないほどにチンピラそのものである。

 尻尾、耳はハイエナのそれに酷似しており、獣化すると頭部はハイエナのものとなる。

◆経歴
 産まれはランドール地方南東部に位置する、"街道の国"テスタレストのスラムである。
 物心つく前に親を亡くし、喧嘩や盗みをして生きてきた彼にとって、正義や思いやりといった考えは無縁であるように思われた。
 しかし彼には、年の近い『相棒』とも呼べる、生涯の友情を誓い合った男がいた。
 その男は、彼と同じ浮浪児にしては潔癖で高潔。仁義というものを重んずる性格だった。
 短気で血の気が多く何でも暴力で解決しようとしていたパドルヴォウだったが、次第に友の影響を受けてか、暴力性の中に知性を宿すようになっていく。

 さて、そんな彼らにとって、暴力が溢れるスラムはある程度適応できる環境ではあった。しかし、スラムといっても法はあり、緩くとも掟や秩序もある。暴力に対して暴力で抗い、そして打ち勝った結果、鼻つまみ者にされることもままあったのだ。
 若く勢いのある彼らに、その矛盾は到底我慢ならないものだった。

 そこで彼らは金を溜め、遠く南部の"蛮勇国家"ヴァルトサークを目指した。
 蛮族相手に暴力を振るえば、金と地位が手に入る。誰も俺達をナメることはしねえ。
 そう考えた二人の血気溢れる若者は戦いの場に赴き、そして戦いと賞賛の日々を送ることになった。
 デカい男になる。そんな子供のような夢を笑って語りながら、二人の英雄譚が幕を開けた。そう考えていた。

 数年後、パドルヴォウは故郷に帰ってきた。
 帰ってきたのは、パドルヴォウ一人だった。
 以降、彼の口から、友について語られたことは無い。
 ヴァルトサークで確実に力をつけた彼は、ヴァグランツを名乗り、武芸者の真似事をするようになる。
 彼がするのは蛮族退治だ。
 「俺が知ってんのは暴力(コレ)だけだからよ」
 そう語る彼は、時折どこか遠くを見る。

 その視線は寂し気ながらも厳しく、常に南を向いているのだという。
 ……時々、素で方角を間違えてるけど。

◆現在
 特定の宿を持たないが、"転ばぬ先の大樹"亭でよく厄介になっている。
 似たようなならず者数人とつるんでおり、酒やら安いカードやらに金を溶かしつつ、金が無くなったら蛮族を倒して帰ってくる。そんな生活を送っているようだ。
 相変わらず血の気が多く、イラつくと周囲にあたりがちで、さらには短気。このため、喧嘩などの揉め事をしょっちゅう起こしては、呆れや軽蔑の視線を向けられている。
 それでも犯罪行為等は避けるような倫理観は持ち合わせており、喧嘩をするにしても吹っ掛けた喧嘩に相手が応じなければ手は出さないといった、彼なりのルールもある模様。
 また良くも悪くも単純で、細かいことや過去の諍いを強く根に持つ性格でもないため、喧嘩相手と何やかんや仲良くなっていることも多かったりする。

◆今欲しい物
 北向きの針。……って余計なお世話だッ!
.
.

◆あまりにふざけてしまった没テキスト

 ある日のことだ。
 何の変哲もないはずの、ある日。
 またあいつと合流し、くだらねえ夢の話に花を咲かせる。そう信じて疑わなかったあの日に、懐の通話のピアスが鳴り響いた。
 嫌な予感が胸をよぎる。……ガラにもねぇ。アイツがそんなタマか? 冷静になれよ。そう自分に言い聞かせて、呼び出しに応じる。
 そして、通話のピアスから聞こえてきた言葉は、予感の通りで、想定外のものだった。

「すまねえ……、情けねえが、助けてくれ。例の奴らに追われてる。……もう、駄目かもしれねえ……」

 何か言う暇も無かったし、そもそも頭も働いていなかったようにも思う。
 とにかく、俺達の絆を裂くようにピアスの効果時間が切れたとき、俺はすでに走り出していた。

 住処から駆け出しながら、俺は不吉にも、過去のことを思い出していた。
 あいつと俺はいつでも、二人で一つだった。故郷のスラムじゃ負け知らずで名の通ったワルガキだった。
 俺達はこんなスラムで終わる器じゃないと笑いながら語り合っていたし、きっと実際にそうだったのだと、今でも思っている。
 なあ、そうだろう。だから、俺達はここにきたんだ。

 俺達は昔から、このヴォルトサークの国に憧れて、信じて生きてきた。
 戦いと刺激に満ち溢れた日々。それを認め、推奨し、蛮族共と争い続ける国家。
 俺達の居場所はここだ。そう最初に言い出したのがどちらかだったか、もう覚えていない。
 ああ、そうだった。
 金を溜めて、ついに故郷を飛び出したあの日。思い出す景色は、あのどこまでも広がる青い綺麗な空。
 俺達は、あの空を抱きしめるように、この国に辿り着いたんだ。

 ……駄目だ。やめろ。なんでそんなこと思い出す。何を思い出してやがる。
 思い出にするのはまだ早ぇだろうが。……なあ、だから、それはどういうつもりだよ……!
 なんでてめえが、こんなところで血塗れになってやがんだ……!

 暗い路地裏に辿り着いた俺は、しゃがみこんだあいつに駆け寄った。
 しゃがみこんだ……? いや、違う。もう、こいつは……。
 ぐったりと壁にもたれるあいつを見下ろして、俺の口から贖罪の言葉が零れる。

「悪ィ……。間に合わな……かった……」

 自分の声が、震えて掠れていることについて、特に意外とも思わなかった。
 どさっと音を立て、俺もあいつと同じように、地面に座り込む。そうしていれば、半身と同じく命を断てると、本気で思っていたのかもしれない。
 しかしそんな妄想は、他でもないあいつの声で打ち切られることになった。

「……へへ。……殊勝じゃねえ……か……」

「ッ、おいテメェ、大丈夫なのかッ!?」

 目を見開いて顔を上げる俺を、あいつは愉快そうに見ていた。

「たりめーだ……。てめぇみてーな雑魚とはちげーんだ……っと言いてえが……」

 あいつは言葉を切り、ゲフッ、と咳込んで地面を赤く濡らす。
 そしていつも通り、イタズラがバレたときのような、バツの悪そうな表情を浮かべた。……口元を、地面と同じ色に濡らして。

「……ハハ……。こりゃ、駄目だわ……。……悪い、やられちまった」

「おい、馬鹿野郎! 喋んじゃねえよ! やめろ、クソッ、手持ちの薬じゃ……!」

 青ざめて荷物を漁る俺に、あいつはいつになく、穏やかな声音で語り掛けてくる。

「なあ、覚えてるかよ……。あの日、故郷を出る日に、お前と、約束したよな……」

「あ"ァッ!? 知るかよ! 覚えてねーよ馬鹿ッ! んなことより、今は……!」

「あの日交わした、例の約束……もう、守れねーけどよオ……」

「うるせえな黙ってろよッ! なんでそんなこと言うんだよ! これからだろ! 俺達は! まだ! これから――

「最後に……来てくれたのが、お前で……嬉しかったよ……。……じゃあな、相棒(アミーゴ)……」

 その言葉とともに、ふっと笑みを見せたのが最後だった。
 がくり、と音がするように。何か不思議な力で保っていたか細い糸が途切れるように。あいつはうなだれ、動かなくなった。

「……おい? なあ、これからだろうがよ。……おい……。……おい……」

 いくらゆすっても反応の無い、命のぬくもりを失ったあいつの身体を前に、汗で湿った震える手の平を強く握る。
 どうしたらいいかわからない感情の奔流に、半身を喪った悲しみに。気付けば俺は、空を見上げていた。

 俺達は、この国に辿り着いたあの頃、全てが手に入る。そんな気がしていた。
 くだらねえ故郷を捨て去って、あの日の約束――デカい夢をバカみてぇに追いかけて、追いかけて。まるで成長しない自分達を笑って生きてきた。
 生きてきた。そして、これからも。生きていける。変わらず、未来を二人で追いかけていける。無邪気にもそう思っていた。
 そうして見ていた夢は、今、覚めてしまった。

 ああ、何故だろう。
 友の亡骸を抱きしめて見上げたあの空は。
 こんな日だってのに、旅立つ日の景色と同じ。

 ムカつくほどに、綺麗な空だった。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 6,000 3,000 50 器用×2
敏捷×1
作成 2,810 4,730 33 器用
2760+50
敏捷
3,440 7,387 56 敏捷
3390+50
生命
筋力
取得総計 12,250 15,117 139 8

収支履歴

スマルティエの剛力の指輪::-400
巧みの指輪::-500
疾風の腕輪::-1000
ポイントガード::-100
チェインスティック::-630
冒険者セット::-100
保存食1W::-50
スカウトツール::-100
アウェイクポーション::-100
ひらめき眼鏡::-4000
マテリアルカード緑A *10::-2000
アルケミーキット::-200
巧みの指輪::-500
叡智の指輪::-500
俊足の指輪*2::-1000

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