軽業種レプラカーン

　他のレプラカーンから稀に生まれてくる希少種です。
　彼らは通常種の魔法のような手先の器用さや、姿を消す術は持ちません。反面、ずば抜けたバランス感覚と運動センスを持ちます。その能力を活かし、普通の工具をそのまま大きくしたような彼ら独自の巨大な道具を用いて、より大きな作品や建築をすることを得意とします。上下移動も多く決して歩きやすくはない工場を縦横無尽に走り回り、非力で小柄な体躯でありながら自身の2倍ほどの大きさのハンマーやハサミなどを重心移動でもって完璧に使いこなすのです。その様子はさながら見えない巨人が巨大な道具を扱っているようだと例えられます。
　このように運動能力に長けた彼らは、その性格も活動的で短絡的な傾向にあり、思いつきで集落を飛び出したり冒険者に同行したりすることが少なくありません。しかしレプラカーン特有の人見知りがないわけではなく、ふと冷静になった時など思い出したかのように隠れようとするようです。

能力値の変更

　軽業種のレプラカーンは能力値を決定する際以下の修正を加えます。
器用度-3 俊敏度+3

能力値の変更

[見えざる手][姿なき職人]が以下に変更されます。
[見えざる巨腕]:武器の必要筋力を6まで超えて装備することができます。
[小人の職人]:軽業判定、登攀判定を冒険者lv+俊敏Bで行えます。

軽業種レプラカーンの種族特徴の強化

[見えざる巨腕]が強化されます。
6レベル:[用法:2H]の武器を用いて武器攻撃を行う場合、追加ダメージが+2点されます。
11レベル:武器の必要筋力をさらに6(合計12)まで超えて装備できます。