彼は幸運なのかもしれない。

ウィークリングとして生まれた彼は、普通であれば即座に殺されるところを捨てられた。

彼は幸運なのかもしれない。

そのまま衰弱死する運命だろうが、奇跡的にも同じく捨てられた人族の女性がその場から逃れ、育ててくれた。

彼は幸運なのかもしれない。

住んでいた村が蛮族に襲われた時に同じ境遇から大切に育ててくれた母も彼を受け入れてくれた村人も死んでしまったが、彼だけが生き延びた。

彼は幸運なのかもしれない。

一人になっても人の社会で生きていくことができた。決していい生き方はできなかったが…生活することは出来ていた。

彼は幸運なのか？

世話になっていた集団が自警団に捕らわれた時に彼だけは逃れることができた。

彼は幸運だ。

自身を探すものがいなくなるまで逃げた先にたどり着いたのが実力主義のラージャハ帝国だった。生まれながらの剛腕で実力を示し、受け入れられた。

彼は幸運でなければならない。

人族社会からは迫害を受け、蛮族社会からは蔑まれるウィークリングは生きているだけで幸運だ。更にはこうして実力を認められ、冒険者になることができた。ここまで来れたのだ、幸福な人生だ。

彼は幸福でなければならない。

例え捨てられようと母を亡くそうと生き方が選べなかろうと人から蔑まれようとウィークリングにしては彼は幸運で幸福だ。そんな彼は手作りの粗末な母の墓に向かって今日も問いかける。

Dear Mum,Am I really happy？ -親愛なる母さんへ、俺は本当に幸福だろうか？-

一人称：俺
性格：死なないように必死。実力主義。落ち着いているような振る舞いをする。同じパーティに対してはある程度の信用はしているが、やはりどこか疑心暗鬼で心を開けないところがある。蛮族に対して嫌悪感を抱いている。また自信もそれと同じことが何よりも不快に感じる。育ててくれた母に深い深い感謝をしている。

彼の目標は人族社会で幸せに暮らすことだ。
自分を育ててくれた人たちの分まで幸せに生きることだ。
ウィークリングである自分がそうなるためには地位や名誉、信頼が必要だと考えている。
顔の傷は住んでいた村を襲われた時に出来たもの。その傷を鏡や水面反射などで見ると過去を思い出し、暗い気持ちになる。
または信仰する神はいない。それは信仰するような生活を送れなかったからだ。もし神がいるのなら救いの手を少しでもかしてほしかったと思っている。(生きれているだけで十分だと思うが…。)

盾を持った状態で回避して《かいくぐり》でC値を下げてください。そして攻撃する時は盾をウェポンホルダーにしまって、2Hで持つ。クリレイを補助動作で使った後に《必殺攻撃》を宣言して攻撃するだけ。目指せ5回転くらい！！
練技は必要に応じて使ってください。