容姿・経歴・その他メモ

経歴

優しさと慈しみ：君の親は、君の境遇に同情的だった。優しく愛を注いでくれた。だが、蛮族社会で生きるにはその教育は間違っていた。

ハプニング表

・注目を集めてしまう。
・神に選ばれている。
・生け贄に捧げられた。

ヴァグランツになった理由

平和を求めて。

過去

バジリスクの集落に生まれ落ち、『ウィークリング』であるが故に、理解あるバジリスク達の間で秘密裏に育てられた。
蛮族社会で生きていくには、確実に間違った教育ではあったが、結果として彼女は心の優しい子に育った。

齢13の頃に、彼女の耳には神の声が届くようになっていた。
次第に声ははっきりと聞こえるようになり、最終的に彼女はプリーストの資格を得た。

が、これがいけなかった。彼女は自らが神の声を聴いたことを公言してしまったからだ。
神の名を聞いていなかった彼女は、沸き立つ大人たちの『ラーリス様に選ばれた神子だ』と言う言葉を否定できずに居た。

段々と良くなる食事に、普段していた家事手伝いだってしなくて良くなっていった。
彼女は気付いていなかった。自分がラーリスへと捧げられる生贄とならんとしていたことに。

齢16の頃に、ついに彼女は目隠しをされ、手に縄を付けられ、山奥の祭壇へと捧げられた。
胸を突き刺され、流れ出る血に嗚咽を漏らし、そのまま静かに息を引き取るはずだった。

彼女はプリーストであった。自らを護る術を持っていた。
どうにかナイフの一撃を軽減し、死んだふりでその場をやり過ごし、誰も居なくなった祭壇から一人逃げ出した。
1日放置し、神に死肉を捧げるという悪習が彼女を護った。

彼女は、自らの心を『正義』だと断じている。

彼女に声を届かせたのは復讐の女神ミリッツァ。生贄とされた彼女の復讐の全ては『正義』なのだと。神は彼女にそう囁いた。

支援者:ジョン・ドゥさん

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