容姿・経歴・その他メモ

経歴表
・師とよべる人物がいる
・体に傷跡がある
・大病を患ったことがある
冒険にでた理由
・見聞をひろめるため


ヴァルスは閉鎖的なエルフの集落から生まれたナイトメアだった。母親は彼を生んで間もなく他界し、村の集落はナイトメアであるヴァルスを処遇に悩んだ。その集落の有力者で腕利きの狩人であったヴァルスの父親がヴァルスが成人するまで集落にいさせる約束を取り付ける。
ヴァルスにとって父親は師でもあった。幼い時は妖精と遊ぶことが多かったヴァルスに妖精との付き合い方を教え、弓での狩猟の仕方や生きるために必要なことを一通り教わった。
ある日エルフの集落に謎の流行り病が流行した。その病は穢れを持たぬものだけがかかる病であったため集落に瞬く間に広まったがヴァルスのみ掛かることはなかった。集落の人間はヴァルスの穢れが病の連鎖を生んだとしてヴァルスを酷く糾弾され、集落を今すぐ一人で抜け出そうか父に相談した。すると父は
「ヴァルスよ。皆がお前を責めているのは未知という恐怖に怯えているからなんだ。お前は精霊といるととても優しい顔をするし、弓で獲物を外すと少しムキになることを私は知っている。だから私はお前を恐ろしいとは思わない。」
父は例にもれず病で伏していたが、ヴァルスを恐れることはなかった。しかしヴァルスは己がどうすればよいのかを見失った。
「私は...どうすれば」
父は寝床から見える窓を一瞥して、ヴァルスに一つ頼みをした。
「どうか、みなを未知から救ってはくれんか？」
ヴァルスはその頼みを聞き入れると、少しだけ考えた後に頷き寝室を後にした。
三日三晩病について森の中を奔走すると、その原因はとある魔物によるものであったと判明した。その魔物は用心深く、狡猾で寝ないで森を探り弱っていたヴァルスを襲った。しかし、その魔物が狡猾であったことを調査の結果知っていたヴァルスは自らを囮にした。自分の左腕でその魔物の奇襲を受け止め、死に物狂いで戦った。死闘の末その魔物を倒したがヴァルスも限界を迎え、意識を失った。その後病から回復した集落の者がヴァルスを保護し、死闘から数日後にヴァルスが意識を取り戻すと、急いで父の元へ向かおうとした。しかし、父の友人から父は既に死んでしまったことを伝えられた。
父の死後、ヴァルスの功績を認めた集落はヴァルスを追い出そうとはしなかったが、父が自身に言い残した最後の言葉にならい、集落の外で見識を広める事で集落で起きた悲劇と同じことが起こらないように、見識という警鐘を鳴らすことを目的に冒険者になることを決意した。

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狩人lv3

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