容姿・経歴・その他メモ

誕生日:3/17

容姿
身長:160
体重:45
髪色:緑
目色:青
OPP7
恋人:カプ・クー（結婚した）

お酒耐性:85

経歴
①自殺を試みたことがある
②役に立たない特技がある
③大失恋したことがある
冒険に出た理由
故郷を滅ぼされたので

私の家は神官の家系だった。両親はどちらも神官だったしおじいちゃんおばあちゃんも凄い神官だったらしい。そして神官である事にとても誇りを持っていて、だからだろうかそれ以外の生まれの人をあまりよく思ってなかった。そして、私は他のエルフに比べとても身長が低くてそれでいつもからかわれていた。

｢とってもいい音色だね、優しさが溢れていて気持ち良い｣
昔、故郷であるとある里の外れの水辺で特技であるオカリナを演奏している私にそう言って褒めてくれたあるエルフが居た。
いままで、自分の特技を今まで褒められたことが無いどころか｢神官の家系の娘がバードの真似事とは何事か｣
と言われてきた私にとってそのエルフの一言はとても新鮮でそしてとても嬉しいものだった。
そして、男にも褒め言葉にも慣れていない私がこのエルフに恋をしてしまうのも無理のない話だった。
｢頑張って、練習して……もっと上手になったら、告白しよう……｣
練習して練習して練習して……ただひたすらにそのエルフの事だけを思ってひたすらに練習した、だから……
｢ごめん、君の事はそこまで好きじゃない｣
と言われた時にはとても悲しかった、私がしてきた今までの努力も苦労も何もかもが最初っから無駄だったのだから。
さらに追い打ちをかけるかのようにそのエルフは言う
｢それに、僕にはもう彼女が居るんだよね……｣
完敗だった。
そんなことがあって生きているのが嫌になった私は里から少し離れた森の中で自殺をしようとした……だけど
｢何馬鹿なことしようとしてんの！｣
この一言と共に幼馴染止められ、色々と説得され思い止まることとなった。嬉しかった。彼女だけはいつも私に寄り添ってくれていたから。
こうして森から里に戻ろうとしてふと里の方を見ると煙が立ち上っていた。びっくりした。今までそんなこと一度もなかったから。
私達は必死に走った。走って走って走って……たどり着いた時には、里は既に地獄と化していた。蛮族が闊歩し同族が食われ建物が破壊される……
最初は2人で蛮族に殴りかかった。バフをかけ得意武器を握り1匹、もう1匹と蛮族を殺して行った……だけど、里丸々一つ滅ぼした蛮族の集団相手にかなう訳もなく里の傍を流れる激流まで追い詰められた。そして……
｢リリアだけは生きて！｣
の一言が聞こえると共に私の体は宙を舞っていた。宙を舞う中見えたのは幼馴染の姿とその後ろに迫る蛮族の群だった。
激流は普通のエルフならなんとかなる深さだったけど私にはとても深かった。だから、その流れに抗う事も出来ずただただ流れに身を任せながら叫びながら手を伸ばすことしか出来なかった。
そしていつの間にか気を失って……気がついたらよく分からない水辺に打ち上げられていた。
｢……生きなきゃ｣
故郷も親も幼馴染も失って、何も残っていない私には幼馴染に最後に言われたあの言葉しか無かった。
だから、生きる為にそこからわけも分からず歩いて歩いて歩いて……
こうしてとあるギルドにたどり着いた。
ギルドの事は聞いたことがあったし、冒険者？って言うのに登録したら3ヶ月間は宿泊費がどうにかなるのはとても魅力的だった。
だから、躊躇わず中に入って行った。
｢あの、リリア……と、言います。冒険者登録？をしたいのだけど……｣

村が焼けギルドに所属してから年月がたった。闇ギルドと抗争をし、蛮族に奪われたギルドの仲間の国を奪い返し、そして好きな人が出来たそれはもうとても充実していて、私は幸せだった。その間に実力をつけ、自分で言うのもあれだけど大陸では『歌姫リリア』を知らない人がいないのではと言うほど有名になった。
だから私は決断をする。
｢ごめんマスター、私別の大陸行ってきます｣
私は、狭い世界しか知らない。もっと色々と見てみたい。そういう興味が強くなってきたから、違う大陸に行くことを決意した。
ギルドをでて飛行船に乗り移動する。
目指す新天地は『クレメリア大陸』。
そこには何があるのだろうか、新しい何かはあるだろうか、とても楽しみで今からワクワクする。
心躍る躍動感を抱えながら新大陸に足をつける。
｢何があるかな……色々と見て回らないと｣

セッション履歴

収支履歴