ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ガンナー技能】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ガンナー技能】

入門条件
A技能

ガンナー技能で行える判定、装備の制限
ガンナー技能で行える判定
 ・装備している近接、射撃、投擲武器による攻撃の命中力判定
 ・回避力判定
ガンナー技能で装備できる武具
 武器
  ・すべての〈パウダーガン〉〈クロスボウ〉〈ボウ〉〈投擲〉の武器
  ・必要筋力の半分かつ「用法:1H」の近接武器
 防具
  ・グラップラー装備専用、可能になっている防具
  ・必要筋力の半分までの防具

ガンナー技能レベルによる自動習得の戦闘特技
1.〈荒くれ者の心得〉
7.〈マズルコントロール〉〈グリッピング〉から選んで習得
12.〈デュアルアクション〉

ガンナー技能の興り、特徴、社会的立場
 ガンナー技能は現代になってから開発された〈パウダーガン〉を扱う技能として構築された、比較的新しい技能です。
 従来の物理射撃武器である弓やクロスボウは射撃のたび引き絞る動作が必ず必要となります。この制約と直接敵と白兵しない立ち位置の為、他の近接戦闘武器の回避を顧みない強力な一撃や回避することで敵の懐に入り込み急所を狙う攻撃などの、個々の戦闘スタイル次第で攻撃そのものの効果を大きく拡張するような特技が発達しないままでありました。
 そんな中、まるで引き金を引くだけで発砲しているように見える「魔法銃」に着想を得た鍛冶屋が現れました。「あんな風に射撃の動作自体を簡単に行えたならば戦闘の幅も大きく広がるだろう」と。
 こうして開発されたのが〈パウダーガン〉です。この銃は銃に給弾する弾が、実際に射出する弾頭とその推進力とする火薬とが薬莢という筒で一発ずつ個別にまとめられ、着火用の雷管を取り付けた弾薬という単位で管理されます。これにより射撃の原理と機構の多くを弾薬で完結させることに成功しました。射撃が簡単に行えるようになった〈パウダーガン〉はシューターだけでなく近接戦闘技能にも取り入れられ、それらを複合した技能としてガンナー技能が構築されました。
 こうして設計思想通り若くして多くの特技が開発されたガンナー技能は、熟練の使い手になるにつれシューター技能をベースにした重火力型と、近接戦闘技能をベースにした接敵型に大別されます。
 また、ガンナー技能は射程のある武器を回避を行いながら扱え、魔法銃のように特定の組織に所属せずとも実戦のみで経験が積めるなどの点から盗賊やヴァグランツなどの社会的立場の低い人々に好んで使用されました。冒険者や英雄と呼ばれる人にも使用者がいないわけではなかったのですが、上記の理由から〈パウダーガン〉は依然として「イカれたならず者が扱う物騒な武器」というイメージが強いでしょう。


思考過程

現行の戦士系技能の特徴
Aテーブル
ファイター   装備制限がない 変幻自在なし 宣言特技何でも来い HP最強 二回宣言
グラップラー  装備制限ガッツリ、けど攻撃性能は困らない 追加攻撃 独自宣言 頑強あり 二回宣言
バトルダンサー 盾防具制限ガッツリ 宣言特技多し 舞流し 必殺Ⅲ 回避行動Ⅱ 頑強あり 二回宣言
Bテーブル
フェンサー   装備制限鬼 全力薙ぎ払いなし C-1 回避行動Ⅱ 必殺Ⅲ 頑強あり
弓シューター  装備制限ない 回避できない 宣言特技ゴミ 遠距離攻撃 良くも悪くも矢が多い 頑強なし

作るにあたって弓シューから
変えないところ
良くも悪くも弾が多い 遠距離攻撃
かえたいところ
宣言特技がゴミ 頑強回避などの近接戦闘能力、追加Dが筋力によらない、射撃投擲以外の武器装備、装備制限追加
変えたいけど変えられない気がするところ


目指すところ(まとめ)
素で回避ができて前に出てたラウンドも射撃ができて、追加Dが筋力によらない物理打点のクロスボウみたいな射撃武器を担ぐ、宣言特技が戦えるだけある、その分身動きとりやすいように装備制限があって頑強も1まで取れるA技能シューター。その他何かしらの特色になるものを持たせる。武器もガッツリ作る

その為に特筆して必要なこと
1.火薬銃がクロスボウとのキャラ被りするのをできるだけ避ける
2.特徴のある自動修得、または武器システム
3.回避はともかく、移動して射撃ができるためには理由が必要

案列挙
1.武器特性としてはC値を上げて威力や命中をあげるのがメジャー。が、クロスボウと比べてクリティカルしにくそうかといわれると質量に物言わせた矢よりも寧ろ弾は低威力抵C値なイメージ、であれば命中や威力を落としてC値を下げるか、でもデフォでC値⑨の武器カテゴリって果たしてどうなの。もっと簡単に防護点貫くシステムはないものか、あ、貫くか、そんなんあったわ。素で防護点半減にするか。うーん武器調整が難しくなりそうだ。
2.直近の舞流しやカウンターの独自すぎるイメージに引っ張られて「新しいものを作らないといけない」と思い込んでたけど、タフネスの効果は頑強とまるきりおんなじだけどファイターの強力な強みであり独自性になってるかあんまり気負わなくてもいいな、でも1lv習得が接敵ガンナーにしか効果がないというのはさみしいところ、そうだ、接敵用と遠距離用で選択取得させるってのは面白いんじゃないだろうか。敵の攻撃を避けながらカッコよく攻撃する型とどっしり構えて圧倒的火力を押し付ける型で作ってみよう。前者はかいくぐり、後者は武器習熟をベースにするということで
3.命中にペナルティでいいんじゃないだろうか、自動習得行きだな

具体的な設計思想
だいぶ見えてきたんではなかろうか、そろそろ方針を考えよう。
しっかり回避ができて頑強も取れるシューターでありつつ、後衛で圧倒的火力運用も可能とする。ある程度武器のスペックは落とすとは言え、防護点素で半減となると武器データが鬼強い、宣言は器用に色々出したいけど効果自体は弱めに作ろうか、弾切れが起きるっていう明確なデメリットもあるから複数回攻撃する宣言はある程度多めにみるのもあり。

Aテーブル
ファイター   装備制限がない 変幻自在なし 宣言特技何でも来い HP最強 二回宣言
グラップラー  装備制限ガッツリ、けど攻撃性能は困らない 追加攻撃 専用宣言 頑強あり 二回宣言
バトルダンサー 盾防具制限ガッツリ 宣言特技多し 舞流し 必殺Ⅲ 回避行動Ⅱ 頑強あり 二回宣言

ガンナー    防具制限アリ 素で防護点半減 選べる強めな自動習得 射程アリ 専用宣言 頑強1種まで 自在、回避行動Ⅱあり 弾管理必要 二回宣言

成果一時保管場所


・分類
  戦士系技能Aテーブル
・取得種族制限
  なし
・可能な判定
  火薬銃、クロスボウ、ボウ、投擲による命中判定
  一部の近接武器による命中判定
  回避判定
・装備制限
  武器
   火薬銃、クロスボウ、ボウ、投擲はランクと必要筋力の分だけ
   それ以外のカテゴリーは必要筋力15以下で用法2H以外
  防具
   鎧は筋力の半分orグラップラー装備(審議
   盾は1Hのみでそれ以外の制限なし

・自動修得
  1〇〇の心得
   通常移動したラウンドに命中-1で射撃を行うことができる
  7・マズルコントロール
     かいくぐりチック
   ・グリッピング
     移動しない回避しないラウンドは威力上昇
      から選んで一つ習得
  12デュアルアクション
   宣言を二回行える

・カテゴリー〈パウダーガン〉とは
 基本性能、🄫11、威力-10、装弾数1H=2、2H=3、ランク上がるごとに装弾数+1、威力+5
 武器ごとに用法、必要筋力、基本命中、威力、C値、追加D、射程、装弾数が定められている
 物理ダメージを与える射撃武器。クロスボウのように、追加Dに使用者の筋力Bが計上されない
 この武器が発生させた物理ダメージは対象の防護点を半分(端数切り上げ)として計算する。
 1Hのパウダーガンはホルスターを装備することができ、ガンベルトなどの携行装飾品は既存の魔法銃のものと併用できる。

流派装備

〈パウダーガン〉
弾薬を込め、引き金を引いて雷管を叩くことにより火薬の力で弾頭を飛ばす射撃武器です。ガンナー技能でのみ使用できます。〈パウダーガン〉が発生させる物理ダメージは防護点を半分として計算します。
〈パウダーガン〉における「追加D」欄の数値はキャラクターの筋力ボーナスを置換し、キャラクター自身の筋力ボーナスが適応されません。
〈パウダーガン〉にはそれぞれ「射程」と「最大装填数」が定められています。射程を超えた座標の対象はたとえ遮蔽がなくとも狙えません。発砲するたびに〈パウダーガン〉に装填されていた〈弾薬〉は消費されます。装填数が「0」となってしまったら、射撃はできなくなります。主動作によって、〈弾薬〉を最大装填数まで装填することができます。装填するための〈弾薬〉は。〈ガンベルト〉などの収納具にあるものからに限られます。
「用法:1H」の〈パウダーガン〉にはホルスターが付属しており、キャラクターは補助動作で収納することができます。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
スピードローダー 冒険者技能用アイテム ガンの基本価格の半額 補助動作で弾丸を装填、手番中これ以外の補助動作不可。
オリジナル武器一覧 〈パウダーガン〉 火薬によって鉛玉を射出する射撃武器

秘伝

下記の専用特技に加え
・冒険者レベルによって習得できる戦闘特技
・〈頑強〉
・〈変幻自在Ⅰ〉〈変幻自在Ⅱ〉
・〈回避判定Ⅱ〉
・〈狙撃〉
 が習得可能である

《荒くれ者の心得》

必要名誉点
自動習得
タイプ
常時型
前提
ガンナー技能レベル1
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
リスク
命中力判定-1、射程-10m
概要
通常移動時も射撃攻撃が行える
効果

習得者は通常移動を行ったラウンドにおいてもガンナー技能による射撃攻撃を行うことができます。
リスクとして1ラウンドの間命中力判定に「-1」のペナルティを負い、射程が本来のものから10m短いものとなります。
この効果によって射程が5m以下になることはありません。

《マズルコントロール》

必要名誉点
選択して自動習得
タイプ
常時型
前提
ガンナー技能レベル7
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
リスク
概要
近接戦闘において、射撃武器を構えて回避力判定に成功するごとに次の攻撃のC値-1
効果

流麗な動きで攻撃をよけつつ、敵の急所に銃口を構え、致命の一撃を狙うことができます。
この特技の習得者は、1ラウンドの間に敵からの近接攻撃に対する回避力判定を求められた際、その対象に自身の装備する射撃武器の「射線を向ける」ことを宣言できます。一度この宣言をするとその武器は同ラウンド中、他の対象にこの宣言を行うことはできません。そうして通常通り回避力判定を行い、宣言を行った対象に対する成功回数をメモしておきます。そして、次の自身の手番で行う「射線を向ける」を宣言した武器による対象への最初の攻撃でC値が「-その回数」されます(この効果でC値が7以下にはなりません)。
この効果は「宣言した武器で宣言と別の対象に攻撃を試みる」「宣言した武器を攻撃に使用する前に装備解除する」のどちらかを行った場合即座に解除されます。
この効果は前述の通り武器に行うものであり、複数の武器を装備している場合別個に発揮されます。
この効果は双方の条件を満たしていれば戦闘特技〈かいくぐり〉と累積します。

《リコイルコントロール》

必要名誉点
選択して自動習得
タイプ
常時型
前提
ガンナー技能レベル7
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
リスク
概要
手番直前のラウンドに回避力判定を行なっておらず、現在のラウンドに移動を行なっていなければ、一度だけ出目+3
効果

発砲によるリコイルを握りと体全体で受け止め、弾道を安定させることで敵急所を正確に狙い撃ちます
手番の直前のラウンドに回避力判定と本人の座標の移動が発生せず、この手番に一切の移動を行なっていない時ガンナー技能による全ての射撃、投擲攻撃の威力決定における出目が最初の一回+3されます。

《デュアルアクション》

必要名誉点
自動習得
タイプ
常時型
前提
ガンナー技能レベル12
限定条件
使用
-
適用
リスク
概要
1ラウンドに2回宣言特技を宣言できる
効果

習得車は、1ラウンドに2回の宣言特技の宣言を行うことができます。1つの動作に同一の宣言特技を重ねて宣言することはできません。異なる動作2つに同じ宣言特技を宣言することや、1つの動作に異なる宣言特技を宣言して効果を重複、累積させることは可能です。
宣言した特技がリスクを伴うものの場合、全て累積適用されます。

《掃射Ⅰ》

必要名誉点
戦闘特技枠
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
使用
ガンナー技能/2H〈パウダーガン〉
適用
1回の射撃攻撃
リスク
概要
3体までを攻撃、命中-2
効果

この特技は、射撃攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。カテゴリ〈パウダーガン〉の「用法:2H」の攻撃においてのみ効果が発生します。
射撃攻撃可能な位置にあるキャラクターを3体まで任意に選び、それら全てに攻撃を行います。この時(矢弾〉は同一のものを選んだ数だけ使用しなければなりません。命中力判定、ダメージ算出は全て別個で行い、命中力判定が全て「-2」されます。

《掃射Ⅱ》

必要名誉点
置き換え
タイプ
独自宣言型
前提
〈掃射Ⅰ〉/ガンナー技能レベル9以上
限定条件
使用
ガンナー技能/2H〈パウダーガン〉
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
5体までを攻撃、命中-2
効果

〈掃射Ⅰ〉と同様ですが、キャラクター5体までに射撃攻撃を行えます。

《ファントムショットⅠ》

必要名誉点
戦闘特技枠
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
1回の射撃攻撃
リスク
なし
概要
射撃攻撃で命中力判定を2回行い、両方命中するとダメージ+4
効果

不可視の2つの弾丸で敵を狙います。
この特技は、射撃攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。
この特技を宣言した攻撃では、射撃する〈矢弾〉は同一のものを二つ同時に使用します。命中力判定を2回行い、対象は1回目の回避力判定の達成値でその対抗にします。命中力判定がどちらも失敗した場合は通常通り回避され、片方が成功した場合は通常通りダメージ算出が行われ、両方が成功した場合はダメージを「+4」点します。
複数体を同時に攻撃する場合、命中力判定を行う前に対象を選びます。

《ファントムショットⅡ》

必要名誉点
置き換え
タイプ
独自宣言型
前提
〈ファントムショットⅠ〉/ガンナー技能レベル7以上
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
1回の射撃攻撃
リスク
概要
射撃攻撃で命中力判定を2回行い、両方命中するとダメージ+12
効果

原則的に〈ファントムショットⅠ〉と同じですが、命中力判定を両方成功させた時のダメージが「+12」点になっています。

《フェイタルスポットⅠ》

必要名誉点
戦闘特技枠
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
1回の射撃攻撃
リスク
概要
命中判定を2以上上回ると防護点貫通
効果

敵の急所や装甲の隙間などの効果的にダメージが与えられる箇所に狙いを定めます。
この特技は、射撃攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。
この特技を宣言した攻撃で対象の回避力判定の達成値より「2」以上高い達成値で命中したならばダメージ算出においで防護点を0として算出します。
対象の達成値より1だけ高い達成値に留まった場合には通常通りのダメージ計算を行います。
複数体を同時に攻撃する場合、命中力判定を行う前に対象を選びます。

《フェイタルスポットⅡ》

必要名誉点
置き換え
タイプ
独自宣言型
前提
〈フェイタルスポットⅠ〉/ガンナーorシューター技能レベル7
限定条件
使用
ガンナー技能
適用
1回の射撃攻撃
リスク
概要
命中判定を2上回ると防護点貫通、3以上上回るとC値-1
効果

原則的に〈フェイタルスポットⅠ〉と同じですが、回避力判定の達成値より「3」以上高い達成値で命中した場合、追加でC値が「-1」されます。
この効果によってC値が7以下になることはありません。

《ラピッドファイアⅠ》

必要名誉点
戦闘特技枠
タイプ
独自宣言型
前提
ガンナー技能レベル5
限定条件
使用
ガンナー技能/〈パウダーガン〉
適用
1回の射撃攻撃
リスク
概要
同じ対象に向けて素早く2回射撃、命中-2
効果

この特技は、射撃攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。カテゴリ〈パウダーガン〉による攻撃においてのみ効果が発生します。
この特技を宣言した攻撃は、命中力判定が「-2」され、通常通り回避力判定ダメージ算出を行った後、追加で同じ対象に同じく命中力判定「-2」で射撃攻撃を行うことができます。
2回目に攻撃は1回目の攻撃の処理を終了した後に取りやめることができ、また2回目の攻撃を1回目の攻撃と別の武器で行うことはできません。
さらに1回目の攻撃と2回目の攻撃の間に補助動作を含めた一切の動作は挟み込めません。
複数体を同時に攻撃する場合、命中力判定を行う前に対象を選びます。
この宣言の適用は1回の射撃攻撃ですが、2回の射撃攻撃を行う効果であり、「1回の射撃攻撃」などに対する効果を1度の使用でその両方に乗せることはできません。もちろん2回使用してそれぞれに乗せることは可能です。

《ラピッドファイアⅡ》

必要名誉点
置き換え
タイプ
独自宣言型
前提
〈ラピッドファイヤⅠ〉/ガンナー技能レベル9以上
限定条件
使用
ガンナー技能/〈パウダーガン〉
適用
1回の射撃攻撃
リスク
概要
同じ対象に向けて素早く2回射撃
効果

〈ラピッドファイヤⅠ〉と同様ですが、命中力判定にペナルティがありません。

製作者:ジル