草書体を用いることで高速2回連続の魔法の行使を可能にした秘伝です。
主動作として魔法を行使する時に宣言します。この特技を行いつつ主動作で魔法を行使したら、直後に、追加で魔法を行使することができます。この特技の効果を受けた魔法はどちらも魔力に-3のペナルティ修正を受け、「本来行使できるレベル・ランクの-2」のものに限られます。

行書体を用いることで滑らかで素早い動きを実現し、近接攻撃への切り替えに自由度が付与されました。
魔法行使の後に近接攻撃を行えます。キャラクターが1ラウンドに複数の特技宣言が行える能力を持っていても、この追加の近接攻撃に更に《神紀術：行書》を宣言することは出来ません。
魔法の行使を行う為の条件は満たしていなければならず、移動の種別も「制限移動」に限られます。
魔法行使と近接攻撃の間には、補助動作を3回まで挟むことができます。
《ダブルキャスト》宣言時、最初の魔法行使の直後に二度目の魔法行使を行わなければいけません。

美しさと正確さを極めた楷書体を用いることで、魔法がこの世の理により強力に作用する様になります。
魔法行使判定に+2のボーナス修正を受けつつ、その魔法がダメージ決定に威力表を用いる場合、クリティカル値を-1します。この効果でクリティカル値は「7」以下にはなりません。それに加え、対象が持つ
クリティカル無効系やクリティカル値悪化系の能力をすべて無視した上で、その魔法が「抵抗：半減」の場合、対象に抵抗されても威力表の使用時にクリティカルが発生します。この場合、クリティカル踏まえて算出ダメージを決定した後、それを半減します。
この特技を適用した魔法は消費MPが2倍になり、加えて10点魔晶石1つを消費します。

原点に戻り、自由闊達に魔法文字を書く自由さに目覚めた魔法使いが編み出した秘伝です。究極に最適化された動作によって様々な効果を魔法や行動に与えます。
習得者は1ラウンドに3回まで宣言特技の宣言を行うことができます。
異なる特技であれば1つの攻撃に複数を宣言できますし、複数回攻撃ができるときに異なる攻撃に同じ特技を宣言することもできます。この条件の下で3回をどう振り分けて宣言するかは任意です。
宣言された特技がリスクを伴うものの場合、全て累積して適用されます。